Big John TENTA
Big John TENTA(HPから引用)

最近ちょっとしたご縁のあった方が、実は九州では有名な音楽グループBig John TENTAのボーカルの方だということがわかりました。(しかしながら、なんと本業は普通の会社員というのが驚きです・・・家内は初対面のとき、声がよく、話し方や、ファッションセンスが「普通のオジサン」とは違う!と「何かやってる方ですか?」としつこく聞いていたようですが・・・。)
Big John TENTAさんは、八代の拠点を置き、博多のキャナルシティなど九州全域で活動されています。まだライブにまではお伺いしておりませんが、HPのお写真やファンのコメントを拝見したかぎり、とてもみんなをノリノリ(言葉が古い?)にさせ、魅了するライブをされているようです。ファッションやステージパフォーマンスも楽しそうです。地元のハイヤ節をブギウギにアレンジしたり、「故郷を愛するこころ」が素晴らしいと思います。私は若い頃から聴いているサザンかユーミンぐらいしか分からないというほどの者で、音楽を語る資格はありませんが、CD「SHIRANUI NO NAMIMA KAGAYAKU(不知火の波間輝く)」を聞かせて頂きましたが、爽快感と何か懐かしい感じがする楽曲です。地域名が入っているのがいいですね。
それにしても、ボーカルの方だけでなくメンバーの皆さんも普段は普通の仕事をなさっているそうで、仕事ばかりの私からすると、仕事も音楽活動もどちらも本業とも思えるほどのパワーは尊敬に値します。天はニ物を与える事って本当にあるんですね。
是非、HPをチェックしてみて下さい!→Big John TENTA
頭の良い子が育つ家
頭の良い子が育つ家

話題の著書「頭の良い子が育つ家」の共著者の講演(船井総研主催)を聞いてきました。本のタイトルがちょっと刺激的で子供さんを持つご家庭ならちょっとは気になり書店で並んでいると手にとってしまう本かも知れません。実は私も発売当初に購入し読んでしまいました。知識偏重の世相が批判される中に大胆なタイトルで、異論も沢山あるようですが、「頭」→「心」に置き換えて、「心の良い子が育つ家」として受け止めたいと思います。同書の内容を私なりにまとめますと次の通りです。
 ①中学や高校時代の勉強は本人の努力や自主性が大事だが、小学生時代での勉強は、
  親子のコミュニケーションの中で伸びる。
 ②よって小学生の勉強は、個室でなく、出来る限り親の近くでさせる方が望ましい。
  例えば、ダイニング、リビング、キッチンで、etc。
 ③さらに間取りは出来る限り親子のコミュニケーションが図れるような工夫をすること。
  例えば、リビング階段、親子共有の連絡ボード、親子共有の本棚、etc
いずれも、新産グループでは「心が良い子が育つ家」を目指して、約10年前から吉田桂二先生のご指導をもとに取り組んできた項目ばかりです。住まいづくりと家族の関係について、改めて再確認をすることができました。
それにしても、やはりタイトルの「頭の良い子・・・」はストレート過ぎますよね。皆さんそう思いませんか?
神楽笛
神楽笛

今日は島崎のK様邸地鎮祭が執り行われました。地鎮祭の神事をお世話になったのは藤崎八幡宮の宮司さんです。神事の式次第の中で、神楽笛のご披露がありました。神楽笛は、和式フルートとも言われ、雅楽で使われる竹製の楽器です。私自身、生の演奏を聴くのは初めてでしたが、趣深く神々しい笛の音色に思わず目を閉じて聞き入ってしまいました。地鎮祭は滞りなく終わり、最後に家族写真の撮影です。お施主様のご両親のお住まいも数年前に隣地にお世話させて頂いた経緯もあり、二世代に渡ってのお付き合いとなります。スタッフ一同気を引き締めて取り組んでまいります。

K様邸地鎮祭集合写真
K様家族写真
OM住まい手勉強会
OM住まい方教室

24(土)17:00~18:00「OM住まい方教室」を開催しました。会場はOMのお陰ですっかり暖まった私どものモデルハウスの和室。ご参加頂いたのは、OMをご検討中のお客様2組と既にお住まいのお客様2組です。フリートークにてまずは検討中のお客様にどのようなことをお尋ねになられたいかをお聞きすると、「実際、どのくらい暖かいの?」「燃焼しないので安全で子どもにいいなあと思っているが、子供にとってどのようなメリットがあるか?」「設備のメンテナンスには手がかからない?」「埃は舞わない?」「補助暖房はどれくらい使っているの?」「灯油がいいか、ガスがいいか?」などの質問が出ました。
住まい手のお2組はちょうど、それぞれ灯油とガスをお使いの方でしたので、それぞれの生活体験を話してくださり、OMに至った経緯、暮らし方の変化や快適さ・家の手入れの仕方、洗濯の干し方、・・暖かさのおもしろい活用の仕方、お湯採りの具合・・など次々といろんな話が飛び出し話は尽きず、「共通の生態」にはうんうんとうなずきあったりしながら和気藹々の勉強会でした。ほとんどお客様がお話し頂いたので、私は司会進行をするのみで、出席した方々皆さんがOMの実体験を認識することができました。ご参加の皆さん有難うございました。好評でしたのでまた企画させて頂きたいと思いますのでどうぞ宜しくお願いします。
家族用玄関
家庭用玄関

先週の視察、建築家の田中先生設計のモデルハウスの家庭用玄関です。散らかりがちな玄関ですが、来客用と家庭用のスペースをちょっと分けることで整理しやすくなりますね。玄関周りの収納の充実、ぜひ検討に加えてみて下さい。
エコゴージャス講演会
エコゴージャス講演会

本日、省エネルギー月間を記念して熊本市の消費者団体連合会が主催する講演会に行って来ました。演題のエコゴージャスという言葉がどうしても気になって気になって。エコとゴージャスを併記するようなコンセプトが存在するのか?という疑問を解決したくて!講師は、元テレビ局のアナウンサーで今は環境ジャーナリストを自称される富永先生です。良く良く話を聞いてみると、エコ的生活は節約にもつながり結果的には贅沢な暮らしにつながるという話で、色々な節約生活手法の実例をご紹介頂きました。例えば、エアコンは性能が改善されており数年前の型式であれば買い換えたほうが結果的には割安とか、シャワー付き暖房便座の電気代の節約の方法とか、かなり生活に密着した実例で、講師の方が日常的に実践されているとのことでした。この実践というのがすごいですね。私も出来ることから少しずつ!と思っています。
ところで、ゴージャスという言葉がエコと並んで微妙な気がするのですが・・・ゴージャスと聞いて叶姉妹を連想してしまうのは私だけでしょうか?
無垢桧材のキッチン
無垢桧のキッチン
無垢桧材の洗面カウンタ
無垢桧の洗面カウンタ

写真は先週視察させて頂いたタカコウハウスさん(宮城県)のモデルハウスです。キッチンがオール桧で造作されており、こだわりに驚くと同時に、年間24棟のうち2~3割のお客様がこのような無垢桧のキッチンをご希望され実際に施工されるとのことでした。いまわが社でも自然素材にこだわった提案をしておりますが、キッチンや洗面はホーロ製など既製品を使うことも多く、少々中途半端な気分になってしまいました。もし、写真のような造作キッチンをご希望のお客様がおられましたら是非お申し出下さい。最初にご採用頂いたお宅につきましてはモニター価格にてご提供させて頂きたく思っております。
風工房モデルハウス
風工房モデルハウス

昨日ご紹介したタカコウハウスさんの訪問の次に風工房さんのモデルハウスを視察させて頂きました。設計は、東京藝術大学出身で吉村順三研究室の卒業生である田中敏溥さんです。この吉村順三研究室は日本の住宅史の系譜を築いてきたとも言える有名な研究室です。OMソーラーの多くの物件が吉村順三研究室の卒業生により設計され、OMのデザインのスタンダードを作ってきました。ぜひ、それぞれのリンク先をのぞいて見て下さい。
吉村順三設計事務所、 吉村順三氏、 田中敏溥建築設計事務所

モデルハウス
2階ホール
洗面室
洗面室
吹雪の中の視察
吹雪の中の住宅視察

2月14日に熊本では春一番が吹きました。東北や関東でも降雪が例年に比較して極めて少ないようで本当に異常気象です。その翌日、出張先の仙台では吹雪の中での住宅視察でした。土地の方に聞くと久しぶりの吹雪でこれが本当の東北の冬とのことでした。今回は住宅雑誌チルチンびとの地域主義工務店の会での視察です。30社ほどの参加があり、仙台市のタカコウハウスさんを視察させて頂きました。同社も、自然素材にこだわり、合板ゼロの住まいを提案しており、昨年は23棟の実績を残されています。創業者の父上の時代は、本格和風建築として地域の評判となり、息子さんの時代になり自然素材住宅専門店に転換されたとのことで事業継承のプロセスが大変興味深く学ぶことがありました。
エコワークスは全国で活躍する住宅会社の様々な事例を学びながら地域のお客様にベストな提案をして参ります。

タカコウハウス外観
タカコウハウス本社屋

タカコウハウス研修会
事業継承について語るタカコウハウス社長
地球環境フォーラム
地球環境フォーラムで講演する博士

今日は2月16日、地球温暖化対策の京都議定書が発効してから丸2年目という日です。この日に開催された「地球環境フォーラム~未来のために今すべきこと~」(主催:日本製紙、場所:東京、時間:13:30~17:00)を聴講いたしました。基調講演の演者は、気候学者として世界の第一人者と言われるスティーブン・シュナイダー氏(カリフォルニアのスタンフォード大学教授)です。同氏はIPCCでも中核的な役割を果たしており、人類の道先案内人とも言えます。同時通訳を介して、2時間に渡り、メッセージを受け取りました。最後の3分のサマリーを紹介します。「地球温暖化問題は人類の子孫に対する現代社会の責任です。評論家や傍観者にならずに、まずは自分が行動を起こすことです。若者たちよ、人生の先輩たちに未来の地球を残してくれと要求すべきです。」300人程の聴衆がいましたが、誰一人として居眠りすることなく真剣に耳を傾けていました。世の中が変わりつつあります。消費の価値観が変わりつつあります。Lohasのsはサスティナビリティですが、今年はサスティナビリティ元年とも言える年になりそうです。目指すべき低炭素社会に向けて、住宅会社としてなすべきことを確信した一日でした。

(余談)
上の写真に写っている車はホンダのシビックハイブリッドとトヨタのプリウスですが意味があるんです。私も勉強不足でしたが、京都議定書に参加していない米国ですが、カリフォルニア州だけは異色の政策で世界的にみても環境対策先進地域のようです。同氏によれば、映画俳優のシュワルツネガー州知事は2050年までにemissions(車からの排気ガス)を80%削減することを提唱しており、すでに様々な施策を打ち出しているとのこと。その一つが車から排気されるガス削減を目的とした施策の一環で、カリフォルニアの高速道路にはダイヤモンドレーンと言われる優先通行レーンがあり、2人ないし3人以上を乗せた車か、ハイブリッドカーだけが優先的にスイスイ通行できるレーンがあるとのこと。スタンフォード大学の駐車場では、10台に一台がハイブリッドだそうです。さすがシュワちゃん、思い切った政策です。日本政界のリーダーにも本当に期待したいものです。
(昨日からの続き)

3. 【子どもたちの未来を守るため、今こそ行動を開始すべき時】

 温暖化は、私たち市民の予想を遙かに超えるスピードで進行しつつある。その影響も顕在化しつつある。もはや根拠なく科学的な知見の不十分さを口実に対応を躊躇する時ではない。温室効果ガスの大幅な削減という大きな課題に向けて、直ちに行動を開始する必要がある。

 温暖化防止の鍵は、私たち自身が握っている。私たちは、消費者であり、生産者であり、教育者であり、納税者でもある。また、政策決定プロセスへの参加など、あらゆる場面で温暖化防止の意思表示を行うことができる。それらの集積が、産業や政府を動かし、「低炭素社会」 へ向けて日本を変えていくのである。

 産業は、生産活動を通じて温室効果ガスを削減するだけではなく、製品やサービスの改善によって温室効果ガスの削減に貢献することができる。温室効果ガスの低減は重要な社会的使命であり、「低炭素社会」の実現のために長期的な視野に立った投資を行うべきである。

 政府は、「低炭素社会の実現」を国家目標として明確に位置づけ、さらなる削減に向けたリーダーシップをとり、温室効果ガスの削減の実効性をより高める政策措置を導入すべきである。そのため、できる限り早期に長期政策目標を樹立し、「低炭素社会の実現」に向けたロードマップを策定することを政府に求める。

 都道府県及び市町村も、「低炭素社会の実現」に向けて、同様に大きな責務があり、積極的な対応をすべきである。

 また、京都議定書の第1約束期間が終わる2013年以降の国際的な温暖化対策については、温室効果ガスの主要な排出国である米国をはじめ、中国、インド等も実質的に削減に参加する枠組ができるように、我が国がリーダーシップを発揮すべきである。併せて、国際的・ 国内的に公平な環境を確保し、温室効果ガスの削減に努力する企業が報われる社会・経済システムを構築すべきである。

 世界に先駆け「低炭素社会の実現」という目標を共有し、私たち国民ひとりひとりが、自分の生活を見直し、温室効果ガスの低減のために何ができるか考え行動することを改めて呼びかけたい。

今、行動を開始すれば、子どもたちと人類の未来を守ることができる

(完)

私達エコワークスは、環境問題をより深く学ぶ事から始めたいと思います。 まずは3月1日映画の日に「不都合な真実」を全社員で鑑賞予定です。社外のブログ読者の方でご希望の方がおられましたらご一緒に見られませんか?ユメタウンはませんの映画館に3/1、0950集合となります。遠慮なくご連絡下さい!(なお費用は弊社で負担させて頂きます)
(昨日からの続き)

2. 【人類と地球の共存】

 IPCCの報告書で示されたこのような知見を踏まえると、温暖化が人間社会に及ぼす影響は重大である。

 この100年間における0.74°Cの気温上昇が全世界で様々な影響を与えたことに鑑みれば、現在と同レベルの排出を続けることの危険性は明らかであろう。地球上の各地の生態系は、こうした急激な変化に順応することができず、死滅のリスクにさらされる生物種が増える。大規模な水不足、農業への打撃、感染症の増加、自然災害の激化など様々な悪影響が複合的に生じるおそれが強い。このような事態は人類生存の危機であり、そうした未来を子どもたちに残してはいけない。

 なぜ、こうした事態が起こってしまったのか。それは、二酸化炭素の排出量が自然の吸収量を大きく越えているためである。人類が化石燃料の消費によって毎年排出する二酸化炭素の量は約70億炭素トンであり、今後さらに増加すると予測されている。一方、自然界が1年間に吸収できる二酸化炭素の量には限りがあり、人為的な排出量のうち約30億炭素トンにとどまると推定されている。気候を安定化させ、悪影響の拡大を防ぐには、人類全体が排出する温室効果ガスの量と吸収量をバランスさせる必要がある。さらに、温暖化が誘発する自然界からの追加的温室効果ガス放出の可能性まで考慮すると、それ以上の排出削減が必要となる。

 21世紀は「低炭素社会」への転換の時代にしなければならない。特に、途上国と比べると、現在1人当たり数倍の排出を行っている日本を含む先進国は、率先して現在の排出レベルを大幅に削減する必要がある。「低炭素社会」の実現には、国民の意識改革と経済・社会制度の大きな変革を必要とする。京都議定書で約束した6%の削減の達成は、「低炭素社会」 の実現に向けたほんの最初の一歩である。

 また、削減には時間がかかり、当面温暖化の進行は不可避であるから(IPCCでは2030年まではシナリオによらず10年につき0.2°Cの温度上昇を予測している。)、同時に、温暖化による悪影響の全てを防ぐことは難しいため、それに対する適応策についても、準備を開始すべきである。

(明日に続く)
(昨日からの続き)

1. 【IPCC第4次評価報告書 第1作業部会報告書に基づく主要な科学的な認識】

パリにおいてIPCC第4次評価報告書第1作業部会が終了し、以下の科学的認識が共有された。

1) 加速する温暖化と顕在化する影響

 今回発表されたIPCC第4次評価報告書で、過去100 年での地上平均気温の上昇が、0.74°Cであることが明らかにされた。1850年以降の温暖な年上位12年のうちの11年がここ12年に生じており、そのことから温暖化は年々加速していることがわかる。また、地球の貯熱量の増加は主として海水温度の上昇として認められ、海面水位は海水の膨張も原因となって20世紀中に約17cm上昇した。さらに、北極海の海氷面積は近年急速に減少し、永久凍土の融解も進んでいる。最近の詳細な観測によりグリーンランド氷床の融解が確認され、地球が温暖化していることには疑う余地がない。

 温暖化や大気中の水蒸気の増加とともに、集中豪雨が世界的に増加する一方、干ばつの影響を受ける地域も増加しつつある。そして、熱帯低気圧(特に北大西洋のハリケーン)の強度が増加していることが示唆されている。

2) 人為的な影響は明らか

 第3次評価報告書以降、人間の活動が気候に与える影響についての理解が一層深まった。 20世紀半ば以降に観測された地球温暖化は、人為起源の温室効果ガスの増加によってもたらされた可能性がかなり高い。この50年の世界的な気候変化が、自然の変動だけで引き起こされた可能性は極めて低い。

3) このままの排出の継続は危機的状況を生む

 温暖化が進行すると、地球の気候の不安定さが大きくなり、異常気象の頻度が増加する。IPCCで検討した将来予測のうち、引き続き化石燃料に依存しつつ、高い経済成長を目指す社会が続くならば、今世紀末には、平均気温の上昇は、4.0°C(2.4~6.4°C)に達すると予測さ れている。21世紀中に大規模かつ急激な変化が起こる可能性はかなり低いものの、温暖化の進行によって、大西洋の深層循環が弱まる可能性がかなり高い。さらに、多くの研究によると、気候変化がさらなる温室効果ガスの排出を招くという悪循環が生じることも示唆されている。 また、このような温暖な気候が数千年続くと、グリーンランドの氷は最終的には消滅してしまい 海面水位を7m上昇させるだろう。

(明日に続く)

※2月9日熊日新聞夕刊のトップもIPCC関連記事でした。
地球温暖化で熱波の死者増

2月2日に開催されたシンポジウムで配布された資料を本日より連載で紹介します。
タイトルは次の通りです。
気候の安定化に向けて直ちに行動を!
~科学者からの国民に向けての緊急メッセージ~

本資料は、IPCCに日本人として携わった科学者15人によるもので、科学者の良心を基に魂を込めて書かれていると思います。残念ながら新聞報道はなされておりませんので、一人でも多くの方々の目に触れることを願ってこの場を借りて紹介させて頂きます。
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平成19年2月2日

鈴木基之
中央環境審議会会長
近藤洋輝
海洋研究開発機構 地球環境フロンティア研究センター特任研究員
須藤隆一
東北工業大学 環境情報工学科客員教授
住 明正
東京大学 サステイナビリティ学連携研究機構地球持続戦略研究イニシアティブ統括ディレクター・教授
(IPCC第1作業部会 第8章代表執筆者)
高橋 潔
国立環境研究所 地球環境研究センター温暖化リスク評価研究室 主任研究員
(IPCC第2作業部会 第17章代表執筆者)
武内和彦
東京大学大学院 農学生命科学研究科教授
西岡秀三
国立環境研究所理事
(IPCC第2作業部会 第10章査読編集者)
野尻幸宏
国立環境研究所 地球環境研究センター 副センター長
(IPCC第1作業部会 第5章代表執筆者)
橋本征二
国立環境研究所 循環型社会・廃棄物研究センター主任研究員
(IPCC第3作業部会 第10章代表執筆者)
原沢英夫
国立環境研究所 社会環境システム研究領域長
(IPCC第2作業部会 第10章総括代表執筆者)
松野太郎
海洋研究開発機構 地球環境フロンティア研究センター特任研究員
(IPCC第1作業部会第8章査読編集者)
三村信男
茨城大学 地球変動適応科学研究機関 機関長・教授
(IPCC第2作業部会 第16章総括代表執筆者)
安岡善文
東京大学 生産技術研究所教授
山本良一
東京大学 生産技術研究所教授
渡辺正孝
慶應義塾大学 環境情報学部教授

国民の皆様へ

 気候が急激に変化している。この気候変化が人為的温室効果ガス排出によるものであることは、科学的に疑う余地がない。このままの排出が続けば、人類の生存基盤である地球環境に多大な影響を与えることも明白である。

 このようなことに、科学者はこれまでも強い懸念を示してきたし、気候の安定化に向けた行動を各界に呼びかけてきた。科学の検証プロセスには多くの知見の集積を必要とするため、科学者の警告は慎重であったし、「低炭素社会」への転換に向けた社会の変革もなかなか進んでいない。その間に、気候の変化は見えないところで進行し、近年になって、それが顕在化した。気候システムには慣性があり、さらに悪化してから手を打ったのでは安定化は極めて困難である。今回発表された、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第4次評価報告書では、気候変化における人為的原因が再確認され、同時に、地球規模での雪氷圏における変化などは予想以上に速く進みつつあることが確認された。さらに、このままのペースで排出を続けると、人類はこれまで経験したことのない温暖化した時代に突入する。限りある自然の吸収力を考えると、温室効果ガスの排出を現在の半分以下にまで削減しないと気候は安定化しない。

 気候変動による悪影響が危険なレベルを越えないためには、温室効果ガスの削減を直ちに開始せねばならない。科学の結果を直視し、気候の安定化に向けて、国民が一体となって「低炭素社会」の実現に向けて行動し、世界が共に行動を開始することをより強く呼びかけていくべき時が来ている。このことを、気候変化を研究する科学者として再び強く訴えたい。

(明日以降に続く)

※福井県環境政策課のHPに分かりやすい絵がありましたので引用させて頂きます。
地球温暖化説明図
IPCC核心評論
2月6日熊日新聞朝刊記事

今日から緊急メッセージのご紹介予定でしたが、2月6日(火)の熊日新聞にIPCC(気候変動に関する政府間パネル)についての記事を見つけましたので、予定変更で紹介させて頂きます。IPCCという英文略語は、最近使われ始めた言葉ではありますが、ここ数年で、WHO(世界保健機関)やGATT(関税及び貿易に関する一般協定)などの言葉よりも多く使われる略語になると思います。
記事は、共同通信社科学部次長の井田氏によるもので、IPCCの報告書の概略を紹介したあと、最後に次のように締めくくっておられます。
「じっと頭を下げていても、温暖化はその上を通り過ぎてはいかない。将来の地球の気候を左右する大きな力と責任を持っていることを忘れてはならない。二十年、三十年後に、われわれの子や孫と向かい合った時に恥ずかしくない、賢明な選択をしようではないか。」
このブログを読んで頂いている皆様もそう思われていらっしゃるのではないでしょうか?。エコワークスはこの問題解決の一助になる事を事業活動の中核に据えて未来に向けてその存在価値を高めて行きたいと強く念じています。
奥田氏講演
講演中一度も変わることの無かったプレゼンテーション画面(がっかり・・・)

先週の土曜から環境問題についてのシンポジウムをテーマに連載中です。

シンポジウムでは、トヨタ社長、経団連会長を歴任した奥田氏の講演もありました。聴講者は大きな期待と大きな拍手で奥田氏を壇上に迎えました。ところが、その講演は原稿の棒読みでご自身の言葉で語られることなく、準備されたパワーポイントは最初のタイトル画面のまま何のプレゼンテーションもなく、個人的には非常にがっかりしました。折角プリウス等のハイブリッド車市場で先行しているのに・・・私自身がプリウスオーナーであるがゆえに残念でした。次の写真で紹介する新聞記事でも「経団連は、削減義務化に否定的・・・」と書かれており、経団連への配慮など色々な事情があるのかな?と思ってしまいます。皆さんは、どう思われますか?

危機感薄い産業界
2月3日熊日新聞朝刊記事

IPCCの関連記事が毎日のように新聞紙面に登場しています。一昔前を考えると随分と報道されるようになりましたが、研究者らが持っている強い危機感は誌面だけでは十分に伝わって来ません。金曜からは、IPCCに携わった日本人研究者15人による「国民の皆様へ」から始まる緊急メッセージを紹介します。いよいよ本論です。
地球環境フォーラム
地球環境フォーラム告知のポスター

一昨日から紹介しておりますシンポジウムでは、その待合室コーナーに色々な諸団体の活動が掲示板でパネル展示されていたのですが、ある講演会のポスターが目に留まりました。「地球温暖化問題を考える~未来のために今すべきこと~」というテーマで、スタンフォード大学の気候物理学者の方がメインスピーカーです。丁度、別件の東京出張と重なっているので早速申込みしました。私が興味を持ったのは、いま世界最大の二酸化炭素排出国で、かつ京都議定書を批准していない国である米国の研究者が来日するということです。現在のブッシュ政権は、経済成長最優先の政策で、環境問題対策が経済の足を引っ張ってはいけないと明言しています。米国の研究者がどのような観点でスピーチされるのか大変興味深いです。米国民の世論は米政府の予想以上に環境問題への関心が高まりつつあると言われています。来年2008年の次期大統領選挙に誰が立候補するか未だ分かりませんが、いずれにしても環境問題は政策論争の大きな争点になるはずで、来年の米国の世論がどう動くか、これは人類の未来を左右しかねない選挙になると思っています。
地球環境フォーラムの詳細・申込はこちら
 主催は日本製紙グループです。同社は日本最大の山林主ですが、山林の環境保持が環境問題に直結する事から企業のメセナ活動の一環で、主催していると思われます。エコワークスもいつの日か!
今世紀末6.4℃上昇?
IPCC第四次報告書報道記事(熊日2/2夕刊)

昨日参加したシンポジウムは、2月1日にパリで開かれたIPCC会議の第四次報告書と連動した形で開催されました。同報告は新聞だけでなくテレビのワイドショーでもここ数日報道されていますので、ご覧になられた方も多いのでは無いでしょうか?IPCCとは、地球温暖化に関する世界の研究者らでつくる「気候変動に関する政府間パネル」のことです。今回の報告書では、2001年時点の予想より温暖化の進行はスピードを早めており、このままでは今世紀末に地球の平均気温が最大6.4℃上昇し異常気象の多発を引き起こすばかりか、人類生存の危機につながると警鐘を鳴らしています。しかしながら、熊日でも日経でも新聞紙面では、危機(リスク)について殆ど言及されておらず、中途半端な報道に留まっています。私が、シンポジウムで頂いたレジュメはIPCCに参画した多くの研究者によるものですが、そこには明確に「人類生存の危機」「そうした未来を子どもたちに残してはいけない」等と切迫した状況であることが明記されています。一人一人が出来ることは小さな事ですが、出来ることから始めたいですね。
IPCCの詳細はこちら
東京大学安田講堂
東京大学安田講堂をバックに

シンポジウム
「資源と環境が支える地球と人類の未来」シンポジウム

東大総長挨拶
主催者代表挨拶をする小宮山東大総長

川口元環境大臣の講演
川口順子元環境大臣の説明資料

2/3(土)13:00~17:00、東京大学の安田講堂にて「資源と環境が支える地球と人類の未来」と題するサステイナビリティ学連携研究機構公開シンポジウムが開催され、聴講して来ました。スピーカーは次の通り、錚々(そうそう)たるメンバーでした。
 ①趣旨説明:小宮山東大総長
 ②基調講演:奥田トヨタ相談役・元経団連会長
 ③基調講演:川口順子参議院議員・元環境大臣
 ④基調講演:ゲリー・ブルーワー、イエール大学教授
特に興味を引いたのは、川口議員の話です。川口氏は、京都議定書が策定された時に環境大臣として諸外国との交渉に携わり、その際のエピソードをいくつか紹介してくれました。一番印象に残ったのは、二酸化炭素の排出権取引の議論の際に、インドが排出権という言葉の使い方は排出する権利があることを前提に議論がなされており、そもそも言葉そのものがおかしいという意見があったという事です。確かに、二酸化炭素の排出の累積が人類の生存へ致命的な問題をもたらすにも関わらず、その排出について各国や企業へ一定の排出権を認めてそれを取引するという事は不可思議な枠組みですね。
それから”サステイナビリティ学”という学術領域が新たに構築されつつあることも新たなる発見でした。その研究は、地球、社会、人間の3つの視点から人間の生存基盤となるシステムを研究するもので、あらゆる旧来の学部学科が関係してきます。いずれに、工学部や法学部と同様に、サステイナビリティ学部なる学部が発足する時代が来ると私なりに予見しました。
今回の学びにはあまりに多くのことがありましたので、今日から連載させて頂きます。少々固い話題が続きますがお付き合い頂ければ幸いです。
OM全自動リモンコン
全自動・新型

OM11
マニュアル・旧型

年末に自宅のOM(マニュアル・旧型)の稼動状況をブログで紹介したところ、「我が家では社長の家ほど暖まらない、不具合では?」とのお尋ねを数人の方から頂きました。現在、お客様に販売させて頂いている全自動・新型には次のような特徴があります。お引渡時のご説明不足で誠に申し訳ありませんが、この場を借りて違いをご紹介させて頂きます。なお詳しくは説明書に記載してありますので改めてお目通しいただければ幸いです。

<全自動・新型(販売中)>
①操作不要
②冬でも室温18℃以上になるとお湯採りも行う標準設定の為、暖房優先
 の運転ではありません。暖房優先の運転とするためには、設定を+5
 まで変更すると室温23℃以上にならないとお湯採りが始まらないので
 十分に暖めることが出来ます。

<マニュアル・旧型(自宅)>
①季節ごとにまた色々な状況で操作が必要。
②きめ細かく操作すると暖房優先等の設定が容易。
 (但し結構面倒です!)