

ビリーズブートキャンプ(Disc3)
最近テレビ通販で異例の大ヒット中のダイエットエクササイズ商品のビリーズブートキャンプが、ついに我が家に届きました。ひょっとして、あなた様のお宅にもありますか?
連日繰り返し繰り返し放送される通販番組のビリーの台詞に洗脳されてしまい、ついつい注文してしまったわけです。
一番惹かれたのは、宣伝文句の「・・・DVD・ビデオを見ながらのエクササイズで気持ちよく汗を流しながら、7日間集中プログラムで体を引き締めよう・・・」の”気持ちよく汗を流しながら”のくだりです。ここが曲者でした。
届いてから実際にチャレンジしてみると、そのハードなこと!日ごろ運動不足の私には過酷過ぎて”気持ちよく汗を流す"どころか”悲鳴を上げながら涙を流す”という状態で、最初の○○分(秘密)でへたばってしまいました。(-_-;)
筋肉痛を予感させる疲労感のもと、DVDの一時停止スイッチを押してちょっと休憩と思ってソファに横たわった所、ついついうとうとしてしまい、一眠りしてしまった所、それを横目で見ていた小4の次男が起こしに来て私の体を揺らしながら「パパ!頑張ってやらないと、ママに離婚されるよ~!ほら起きて!」と叫ぶ始末で、大変情け無いキャンプデビュー戦となりました。
会社で回りの人に聞いてみると、「実は俺も買ったんだよ」という人があっという間に3人見つかり、その普及ぶりに驚くと同時に、やはり最後まで、キャンプを務め上げねばと決意しています。ブログで書いたからには公約になりますが、再度チャレンジして、キャンプ退役後にダイエット効果を報告させて頂きます。

人と地球に優しいコーヒー
昨日、コンサルタントのM先生との打合せで喫茶店に立ち寄った際の発見です。卓上に、「人と地球に優しいレインフォレストアライアンス認証アイスコーヒー」とのPOPがあり、「地球に優しい」という言葉に反応した私は600円もするアイスコーヒーを思わず注文してしまいました。
帰宅後ネットで調べてみると、コーヒーの世界も地球環境と密接に関係していることがわかって来ました。次にレインフォレストアライアンスのHPからの抜粋をご紹介します。
「・・・世界中のコーヒー愛好家たちが、ただレインフォレストアライアンスの認証マークが付いている豆を買うだけで、このような熱帯雨林を維持する農園を、支援できるようになりました。レインフォレスト アライアンスの認証を受けるには、コーヒー農園は次の条件を満たす必要があります。つまり、森林を守り、川や土や野生生物を保全することと、労働者に対して敬意を示し、まともな額の賃金を払い、作業に必要なものを与え、教育や医療の機会を提供することです。レインフォレスト・アライアンスの認証マークが意味するのは、その農園が厳しい社会・環境基準を満たし、真の持続可能性に向かって進んでいるということが、経験豊かな検査官によって認められたということです。・・・」
要約すると、レインフォレストアライアンスの認証を受けたコーヒーを飲むということは間接的に熱帯雨林の環境を守ることにつながるという事です。ちょっと割高でもそのような付加価値に対価を払うライフスタイルを持つ消費者が急増しています。私どもエコワークスはそのようなライフスタイルのお客様にとって最もお役に立つ住まいづくりを提案することを目指しています。
7月からは弊社事務所のエコギャラリーでお出しするコーヒーを認証コーヒーに切り替えます。お立ち寄りの際には是非お試し下さい!

採涼システムのダンパー
暑い暑い夏を迎えつつあります。今年は梅雨も短く猛暑と予測されています。毎日が汗ばむ不快感との戦いですね。皆さんはいかにお過ごしですか?
さて我が家には、エアコンは客間と書斎にしかありません。3年前までは1台もありませんでした。今でもリビングや寝室などの通常生活している部屋にはエアコンが無く、毎年、発汗健康法と自分に言い聞かせながら、風通し+薄着+水浴び(シャワー)で夏を乗り切っています。心頭滅却すれば火もまた涼し、を実際に実行しています!
余談ですが、古いエアコンを使うとカビ臭い臭いがしますが、実はエアコンの機械の中には、少なからずカビが繁殖しています。結露水と浮遊している有機物がカビのえさになるのです。以前住んでいた住まいで、エアコンのクリーニングをした事があるのですが、洗浄液が真っ黒になってしまい、ぞっとしました。ちなみに我が家の長男は、エアコンを使うと途端に咳き込みます。カビのアレルギーでは?と心配なので、家でも車でもエアコンは本当に必要最小限にしています。
さて今日の本題は、OMソーラーの採涼システムのご紹介です。エコワークスのOMソーラーハウスでは、土中の地冷熱を利用して夏季日中の採涼を建築的に実現しています。土中は10m掘るとその土地の年間の平均気温で年間を通して常に一定(熊本では16℃)となります。また建物直下の土中の温度は、外気の気温変動の影響を受けにくく、年間を通しておよそ20℃前後で一定です。
数年前より、建築基準法では住宅への24時間換気扇の設置を義務付け、約2時間で建物全体の空気が入れ替わる位の換気がなされるようになっています。一般の住まいとOMの住まいを比較すると次の通りです。
<一般のお住まい>
3種換気=建物の壁の数箇所に吸気口を、また数箇所に排気ファンを
設置し、換気を行う。
↓
例えば、猛暑で外気が35℃の時は、35℃の熱い空気が
2時間で建物全体に行き渡る位、室内に取り込まれます。
これによる冷房不可の増大は大きく、エアコンつけっぱな
しという事態を招きます。
<エコワークスのOMソーラーハウス>
(OMでなくてもご希望により可能です)
2種換気=写真のように、基礎に設けた吸気口(中に吸気ファン)に
より、外気をまずは床下に取り入れ、土中(基礎コンクリ
ート)の冷熱により取り入れられた外気は冷やされた状態
でOMソーラーの床吹出口から室内へ取り込まれます。
その後、室内で暖まった空気は主に2階に設置された排気
口から屋外へ排出されます。
↓
例えば、前述の状態と同じような場合、35℃の外気は
床下で、5~7℃(当社測定)冷やされて室内に供給さ
れます。これにより冷房負荷が相応に軽減され、エアコン
を使用する時間を減らす事が出来ます。(これは冷房と
まではいきませんが、冷房負荷を確実に軽減出来ます!)
土中の冷熱を利用する事で少しでも冷房にかかる消費エネルギーを減らして、なおかつ快適に暮らせるように考案された採涼システムです。
TKU展示場でも床下から吹き出してくるひんやりした空気を体感出来ますので是非ご自身でお確かめ下さい。
6月14日からヤフージャパンが、「みんなで止めよう地球温暖化特集」というキャンペーンを実施しています。次のURLの通りです。
http://ondanka.yahoo.co.jp/index.html
これは広告ではなくて、ヤフーのCSR活動の一環です。CSRとは企業の社会的責任のことで、Corporate Social Responsibilityの略語です。インターネットの普及が進み、社会的インフラになっている現状においてその社会的責任は大きなものとなっています。その責任を果たすべく、「みんなで止めよう地球温暖化特集」というような社会的なキャンペーンを行っているわけです。
エコワークスとしてのCSR活動はまだまだ微々たるものですが社会的に意義のあることを一つ一つ実践して行きたいと念じています。
http://ondanka.yahoo.co.jp/index.html
これは広告ではなくて、ヤフーのCSR活動の一環です。CSRとは企業の社会的責任のことで、Corporate Social Responsibilityの略語です。インターネットの普及が進み、社会的インフラになっている現状においてその社会的責任は大きなものとなっています。その責任を果たすべく、「みんなで止めよう地球温暖化特集」というような社会的なキャンペーンを行っているわけです。
エコワークスとしてのCSR活動はまだまだ微々たるものですが社会的に意義のあることを一つ一つ実践して行きたいと念じています。

防音シート(上棟の途中でまだきちんと張られておらず見栄えが悪いです)
先週の上棟中の現場の写真です。養生ネットとして防音シートを取り付けています。ご覧のように住宅密集地での上棟工事は工事に関わる色々な音でご近隣にご迷惑を掛けることがあるので、通常の通気性のある養生ネットでなく、防音シートをとりつけることとしています。
ご近所の皆様、約4ヶ月の工事期間中色々とご迷惑をおかけしますが可能な限りの配慮をして参りますのでどうかご協力のほど何卒宜しくお願い申し上げます。

インターネットでリアルタイム中継中の通信講座
今日は私事です。
写真は中一の長男が通う学校で開催された「高校生のための金曜特別講座」の教室です。通常は高校生向けの講座なのですが、今回は中学校の授業参観のスケジュールと重なったために保護者にもお誘いがあり、長男を誘って二人で参加しました。
テーマは「人類は地球温暖化問題に賢明な対応が出来るか?」です。ここ半年は個人的にまた仕事にも密接な関係があるものですから、時間を作っては同問題のセミナーに頻繁に出席しています。それと、日ごろ会話の少ない父子なものですから、親子で席を並べて同じ勉強をすることが少しでも親子のコミュニケーションになればと思い参加しました。
講師は東大大学院総合文化研究科の後藤先生です。講座では、地球温暖化問題の概要から、なぜ解決が難しいのか?色々なジレンマを内在している問題であることを説明いただきました。
先生からのメインメッセージを紹介します。
「地球温暖化問題は、多分人類が今後半永久的につきあっていかねばならない大問題です。誰も逃れることは出来ません。解決の前途には多難が予想されます。しかしながら豊かな日本に暮らす国民として一人一人が真剣に考え、実践につとめ、さらには国際社会ではリーダーシップを発揮し大役を担っていく、こうした将来ビジョンを日本は掲げるべきと考えています。」
この講座は、全国の高校30校をインターネットで結び、東京で行っている授業がリアルタイムで全国に配信されています。各地の学校からは質疑も可能で、90分の講座のあとに聴講した生徒から質問が次々に出ていました。印象的だったのは、「二酸化炭素の排出量が多い国にノルマを課して、ノルマを達成できなかったときはお金を払うという仕組みを作ったら経済活動と温暖化対策とが両立出来て良いと思いますが先生はどうお考えですか?」と専門家顔負けの質問をした高校生がいたことです。
私たちが学生だったころは温暖化対策に関わる教育は皆無でしたが、今の学生は相応の教育を受けてストレートに危機感を感じています。そのことを考えるとすでに社会人になった人の教育は、ほったらかしですのでそこに世代間の価値観のギャップが大きく存在しています。だからこそエコワークスでは会社で学びの場を用意して全社員で学び、社会の価値観(ニーズ)の変化に対応しなければならないと考えています。

佐藤講師によるレクチャー
本日、第三回の温暖化対策研修会が開催されました。講師はNPO緑の生活ネットワーク事務局長の佐藤様です。テーマは「消費者が経済を変える。グリーンコンシューマーと4R」です。毎年何十回も小学校や中学校などで環境教育を教えていらっしゃるとのことで、大変分かりやすく教えて頂きました。
写真は、食器洗い洗剤の泡立ちテストを実演されている様子です。合成洗剤は、分解性が低く、使用後に河川に流入した後に環境に与える悪影響が問題になっています。その事を、各洗剤の泡立ち具合を実験しながらご教示頂きました。泡立ちが良いと界面活性剤など人工的な物質が沢山混入されている証拠で、環境負荷が大きいというわけです。意外なことに、パッケージに地球に優しいと大きく書いてある洗剤の泡立ちが最も良く、パッケージのうたい文句と実態が大きく異なるということが分かりました。企業は売れないと困りますので、上手にパッケージを作りますが、その宣伝文句だけで選択してはいけないという事を改めて実感しました。グリーンコンシューマーの第一歩となる研修会でした。

カキツバタ群落の家
先週の京都視察の続きです。地元のDACさんの建築作品の見学です。写真は北側道路の面する住宅の一カットです。珍しいプランだと思いますが、北側に面して、2階のリビングが大きくせり出しています。何故かと言いますと、京都でも有名な”大田ノ沢のカキツバタ群落”が北側の道路を挟んで2階から借景として美しく見えるからです。意外性のあるプラン提案にお客様は一目ぼれされたとのことでした。このカキツバタ群落は、上賀茂神社の東1km程の所に人知れぬ所在しています。是非、カキツバタの旬の5月頃に京都に行かれた折には立ち寄られてみてはいかがでしょうか?

300年の歴史を持つ置屋「輪違屋」
日にちが前後しますが先週京都のモデルハウスを視察した後に、ホスト会社のDACさんに、京都島原に所在し300年の歴史を持つ置屋「輪違屋」を”視察”として案内して頂きました。”遊び”では無く”伝統的木造建築物の視察”ですので誤解無いきように!
置屋というと舞妓さんや芸子さんの待機所としての機能を持つのですが、今回は特別に内覧を許可頂きました。「輪違屋」は創業は元禄年間(1688~1704)と伝えられます。今の店主は十代目ということで歴史の重みを感じます。建物は安政4年(1857)に再建されたとのことでしたがそれでも築150年の木造建築物、その風格は見るものを圧倒します。

近藤勇の書
輪違屋は、幕末には新選組がよく利用していたそうで、部屋の中には何気に新撰組局長近藤勇の書が置いてありました。建物内覧後は現地解散したのですが、私が学生時代に京都にいた事もあり、観光かたがた数名のメンバーを池田屋事件で有名な池田屋跡地(三条木屋町)に案内しました。これらの史実がきっかけに日本は近代国家への道を大きく踏み出したと言われています。歴史の転換期を命がけで築いてきた歴史上の人物に身震いした一日でした。

灯り講座
今夜、第二回の灯り講座を開催し、現在建築中の方から建築は数年先の方まで合計7組のお客様にご参加を頂きました。講師は前回に引き続き、TKU展示場のご指導を頂いたインテリアコーディネーターの下村さんです。写真の通り、最初は座学でのプレゼンテーション講義です。その後、各部屋を何箇所か回って照明器具を実際に確認しながらその意味と効果について解説を頂きました。

住まいづくりを考えるにおいて、照明の果たす役割は意外と大きいものです。参加頂いた方の感想を少しご紹介します。「置く家具を決めておく、そこで何をするか決めておく、すると照明計画がしやすいということが良く分かり参考になりました」「照明の光源の違いによって室内の雰囲気が変わってくるということが実際に見て理解出来ました」等と実際にお役に立てて頂ける講座になったと思います。
灯り講座については、今後も半年に一度のペースで開催していきます。また他のテーマでの講座も企画し、Lohas倶楽部の葉書でご案内して参ります。建築はまだまだ先とお考えの皆さんも是非ご参加頂ければ幸いです。

彩工房モデルハウス(京都)
一昨日からチルチンびと地域主義工務店の会の研修会で、京都の彩工房さんのモデルハウスに訪れました。地産地消で京都北山の材をふんだんに使った木の香りあふれる自然素材の住まいです。

開放的なリビング
モデルハウスが所在するのは、二条城近くの二条駅西隣接です。京都市が主催しているとのことで、京都が歴史的に培ってきた和のデザインがテーマの展示場です。そのために、彩工房さんのような木造軸組み工法でない、鉄骨プレハブ系の会社も和のテイストのモデルハウスを出展していました。しかしながらやはり和のベースには本物の木のしつらえが必須で、合板や新建材だらけのプレハブのい住まいでは物足りないですね。和のデザインを今の時代の感覚に受け入れられるようにアレンジした和モダン(ジャパニーズモダン)のテイストをエコワークスとしてもご提案したいと思っています。

プレハブ

著書である小林光氏(環境省大臣官房長)とともに
今日は「エコハウス私論」という本の出版記念シンポジウムに参加しました。著者は環境省大臣官房長の小林光氏で、氏が自邸(OMソーラー)を建築するにいたった顛末を通して、住宅とエコについて様々な視点から考察を加えた本となっています。けっしてOMソーラーの宣伝本でなく、小林氏の自発的な著述を、環境系出版社として著名なソトコトが編集者となり出版に至ったそうです。お聞きすると、小林氏は、環境省にて京都議定書の国際交渉に携わり、地球環境局長を歴任するなど環境行政の第一人者でいらっしゃいます。そういう方がOMソーラーの家を建て、出版まで行い、シンポジウムでお話をされるとのことで是非直接お聞きしてみたいと思い上京しました。「今回の家作りで分かった事は、家の事で人類の運命が変わるということです」というコメントが大変印象的でした。

「エコハウス私論」出版記念シンポジウム(主催:ソトコト、場所:新丸ビル)
パネルディスカッションのメンバは次のとおりです。
・岩村和夫氏(武蔵工業大学教授、建築家)
・岩本努氏(国土交通省住宅局課長)
・寺尾信子氏(建築家)
・佐藤耕司氏(三井住友銀行CSR室長)
・善養寺幸子氏(建築家)
・村田昌樹氏(OMソーラー協会)
・小黒一三氏(ソトコト編集長:主催者)
その他の印象に残ったコメントを紹介します。
寺尾氏「エコハウスは家にいることが快適で楽しくなり生活が変わる。そういうメリットも提案していきたい」
佐藤氏「銀行の立場として、環境にお金をかけた家の担保価値が上がるわけでなく融資的な支援は現状は難しいが、将来的に、住宅での二酸化炭素の排出権を取引できるような時代になればエコハウスは排出権でキャッシュフローが見込まれるのでそれを融資上のメリットにつなげていけるのではないか?今後検討していきたい。」
善養寺氏「エコハウスがスタンダードになっていくべきだと思う。さらに中古の家を再生して使う文化にならないといけない。」
今日のような草の根的なシンポジウムが徐々に輪を広げ大きなうねりとなるに違いないと確信した一日でした。
本にご興味のある方はこちら
(アフィリエイト益金は、NPO法人くまもと温暖化対策センターに寄付します)


書店の住宅コーナー
最近、雑誌の創刊ブームですが、住宅系の雑誌も数多く出版されます。お住まいをご検討の方は書店に足を伸ばされ多かれ少なかれ色々と情報収集をされていると思います。色々な雑誌がありますが、個人的なお勧め本は、「住まいの設計」と「チルチンびと」ですね。「チルチンびと」は弊社もその出版社が主催するネットワークに参加しておりますので、掲載物件に少し偏りがありますが、自然素材の住まいをお考えの方は必見本と言えます。「住まいの設計」は比較的客観的に幅広く物件を掲載しています。その他にも、「プラス1リビング」「モダンリビング」etcのインテリア系の雑誌も数多くあります。それぞれ特徴がありますので、お客様のお好きなテイストの本をお求めになり、さらに好きな写真をピックアップして設計士やインテリアコーディネーターにお伝え頂くと、こちらから具体的なデザイン提案をいたします。「こんなデザインは出来ませんよね~」と思われずに、何でもご要望を頂ければ幸いです。

昨日、新産グループ恒例の厄入厄晴・還暦・古希・喜寿を祝う会が開催されました。写真は祝う会の前座の職人さん研修会の一コマです。
建設業は裾野が広い産業で、新産グループの住宅建築の現場でご支援頂いている職人さんは数百名もおられます。その方々の日々の現場での工事の支えにより、住宅建築は成り立っています。職人さんの中には30年以上ご支援頂いている超ベテランの方もいらっしゃるのですが、そのような先輩方のこれまでの基盤の上に、現在が成り立っていると改めて感謝した祝う会でした。

サミットに集う各国の首脳
ここ数日サミットの話題で持ちきりです。私もその結果に大変注目しています。ご承知の通り、最大のテーマは環境問題ですが、相変わらず米国の消極的な姿勢が際立ちますね・・・
さて、下記は安倍総理からのメルマガです。購読されていない方もおられると思いますのでこの場を借りてご紹介させて頂きます。普段は読み飛ばしているのですが、今回ばかりはきちんと読みました。2050年までに温暖化ガス半減、という目標を先進国の首脳として初めて明示し相応の存在感があったと思います。この提案が100年後に評価されるようエコワークスも出来る事から始めます。
*****************************
● G8ハイリゲンダム・サミットに臨む
こんにちは、安倍晋三です。
今週はドイツからの報告です。昨日、ベルリンで、ドイツのメルケル首相、バローゾ欧州委員長との会談を行いました。非常に率直な会談となり、日本と欧州のさらなる関係強化を確認できたと思います。
今は、ベルリンからハイリゲンダムに向かう機中です。私にとって初めてのG8サミットの開幕が間もなくです。主要国首脳会議、いわゆるサミットは、1975年、フランスのランブイエ城に主要6カ国の首脳が集まったのが始まりです。各国首脳は、石油ショック後の世界的な大不況の打開策を協議しました。
その後、カナダとロシアが加わって、現在のG8となりました。経済のみならず、幅広く国際政治や国際社会への対応を協議してきました。
白砂の海岸が美しいハイリゲンダムでの今年のサミットの主要なテーマは、気候変動問題です。
この問題のやっかいなところは、人類の生存を脅かす空前の問題であるにもかかわらず、私たちの日々の生活において、その深刻さが実感しにくいことです。
しかし、その影響は確実に現れています。
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告によれば、産業革命以後のこの100年間で、平均気温は約0.7度上昇しました。さらに、今世紀末には最大で6.4度上昇する可能性も指摘されています。
気温の上昇は、大洪水、大干ばつの引き金となり、感染症による健康被害の増大も懸念されます。水資源の枯渇、食料の危機にもつながってきます。ここ数年の世界各地での熱波、強力なハリケーンや台風の増加も地球温暖化による影響ではないかと懸念されています。
政治は、こうした科学的知見を正面から受け止めて、今すぐ行動しなければなりません。
そうした思いから、私は「美しい星50」という新しい提案を、先日、世界に向けて発信しました。温室効果ガスの排出量について、「2050年までに半減する」ことを、世界の共通の目標とすることを、まず提案しました。そのために、革新的な技術開発などの長期戦略を進めていきます。 私は、これこそ、日本が世界をリードし、国際社会に最も貢献できる分野と確信しています。なぜなら日本は、GDP当たりのCO2排出量が世界一少なく、環境保全と経済発展を両立したモデルを、世界に先がけて、すでにもっているからです。
日本は、この30年間で、GDPは2倍になりましたが、石油消費量は8%減少させました。太陽電池の生産量は世界一。世界に送り出したハイブリッド車はすでに100万台超。こうした日本の優れた環境・省エネ技術を活かして、世界に貢献できると思っています。
こうした人類の壮大な挑戦の次なるステップは、京都議定書終了後の国際的枠組みをどうつくるかです。私は、その設計の考え方を、三原則として提案しました。
第一 主要な温室効果ガス排出国が全て参加すること
地球温暖化問題は、日本や一部の国が対策を立てればいいというものではありません。空気に国境はありません。全ての国が自覚をもって協力しなければ意味がありません。
第二 各国の事情に配慮した柔軟かつ多様性のある枠組とすること
これから成長したいという途上国はたくさんあります。未だに電気も十分にない国もあります。こうした国々は、これから先進国を目標として成長す る権利があります。これらの国々に、いかに温室効果ガス排出量を少なくして発展するかを日本は伝授しなければなりません。
第三 環境保全と経済発展を両立させること
成長を止めて、原始に回帰せよというメッセージでは、世界はのってきません。イノベーションによって、次の時代を切り拓く、このモデルこそ世界は期待しているのです。
私は、この「美しい星50」を、これから始まるサミットで各国首脳にぶつけてみたいと思います。
アメリカとEU、さらには中国などの考え方に大きな隔たりがあります。しかし、世界各国が一つのステージに立てるように最善の努力をつくします。
ハイリゲンダム・サミットでのこと、その成果については、次号でご報告します。(晋)

第二回くまもと温暖化対策センター研修会(講師:松下修先生)
今日6月5日は環境の日です。環境の日は、地球環境保啓蒙の為に定められた日ですが、私も実は今日知ったのですが、日本だけでなく国連による国際的な記念日だそうです。
エコワークスでは、くまもと温暖化対策センターから講師をお招きし、社員研修会を開催しており、本日が第二回となります。今日の先生は、松下生活研究所の松下修先生です。先生は、熊本の林業と建築を結ぶ取り組みをされている最も実践派のコーディネーターでいらっしゃいます。最も驚いたのは、松下先生が十数年以上前から環境問題に取り組まれており、マレーシアの森林乱伐やキューバのエネルギー危機などの問題に対して、実際に現地に足を運ばれてご自身の目で実態を確認されて来られたとのお話です。問題は現場にあり、を本当に実践されている素晴らしい方です。
今日の研修会の要旨をご紹介いたします。
・地球温暖化対策と国内林業の再生は表裏一体のものである。
・森林所有者と木材供給者と住宅生産者がお互いに連携しあって、消費者に住宅を提供する仕組みが必要である。
・伐採から植林までの循環を担保する森林認証制度の普及が望まれる。
お話の中で「新産グループのような木材流通への取り組みが拡がっていくことが世の中の為に必要なので応援したいという気持ちです」とエールを頂きました。今日の学びのもと、国産材活用の住まいづくりにより一層の自信と確信をもって取り組んで行きたいと社員一同決意いたしました。
この新聞記事は、第一回の研修会についての熊本日日新聞の記事(5/23水)です。

第一回くまもと温暖化対策センター研修会について

アクタス福岡店
昨日、福岡出張のついでにインテリアショップ”アクタス福岡店”を視察して来ました。Yチェアに代表されるモダンな家具からちょっとした雑貨小物まで、センスの良い商品がワンフロア全部に揃えられており見ているだけでも飽きがきません。プランを持参すれば、家具・雑貨小物までトータル提案をして下さるサービスもあるそうです。住まいづくりを考えているお客様でしたら、福岡に行かれる機会がありましたらぜひ一度立ち寄られることをお勧めします。

NHD定例会
オーガニックショップ”ピュアリー”の建築部門NHD”Natural Harmonic Design”の定例会がピュアリー2階にて開催されました。建築スクールの計画や夏のワークショップについての話し合いです。詳しくは、こちらをご覧下さい。ご参加お待ちしています!

向こう三軒両隣りの道路清掃
一昨日、恒例の現場一斉清掃活動でした。全社員で手分けして、各現場の早朝清掃で回ります。私は帯山のK様邸に出向きました。毎日は大工さんにて始業前清掃を行っていただいているのですが、月に一度は全社員も清掃です。K様邸の北側は駐車場になっており、結構、雑草が駐車場の隅々に生えていましたので、皆で根こそぎ撤去しました。駐車場を利用されている方の何名の方が気付かれるかどうか分かりませんが、雑草が無い方が気持ちよくご利用頂けると思います。工事中少なからずご近隣にご迷惑をかけますので、そのお詫びの意味を込めての現場清掃活動です。
下の写真は敷地周囲の山砂の清掃状況です。ホウキの目が通るまで掃くというのが業務標準になっています。K大工さんからは「お客さんがいつも通られるので、気持ちよく感じて頂けるようにいつも掃除はぴしゃっとやっています。」とのこと。「平凡な事を続けることが非凡につながる」と最近教えて頂いた言葉を思い出しました。

敷地周囲の清掃状況

トステム㈱商品企画室長寺本氏とともに
一昨日、トステム㈱の商品企画室長寺本氏にご来社頂きました。トステム㈱は、日本最大の住宅関連部材企業である㈱住生活グループの中核会社です。エコワークスもサッシ、キッチン、システムバスなど様々な商品でお世話になっています。そのトステムの商品企画室長直々に住宅デザインのトレンドや市場ニーズなど幅広くご教示頂きました。どうしてわざわざエコワークスに?と思われる方もおられると思いますが、人の縁とは不思議なもので、小生が京陵中学校時代の担任の寺本先生のご自宅を3年前に建築させて頂いた際に、息子さんがトステムの商品企画室に勤務されている事が分かり、そんなご縁がきっかけで今回お立ち寄りいただくこととなりました。先生であるお父さんから教えていただき、その30年後に息子さんからも教えて頂くという不思議なご縁です。人の縁は、本当に大事にしたいものです。