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エコ授業
春日小学校でエコ授業中の私(右端はRKKテレビ局の報道カメラの方)

昨日のブログでも少しご紹介いたしましたとおり、先週、小学生に対して地球温暖化対策を教えるという貴重な体験をさせていただきました。

小学校の環境教育の一環として、4,5,6の三学年が対象です。もともとは、環境省の事業として、環境教育を民間に公募委託していて今回はTBS系列のテレビ局のネットワークであるRKKテレビ局が実施する企画です。

企画の中で、メインの授業は、環境メディアフォーラムのアジア代表理事”井出迫義和”氏(下の写真の左から二人目の方)です。

メインの授業にプラスして、地域の民間企業のエコ活動を紹介するという企画で、NPO法人くまもと温暖化対策推進センターにRKKテレビ局が相談したところ、不肖私をご推薦いただいたということで、私に役割が回ってきたという経緯です。社会のために少しでもお役に立てる場を与えていただき喜んでお引き受けいたしました。

井出迫さんのメインの授業は、小学生向けに素晴らしく上手にアレンジされており、授業開始後あっという間に子供達の人気者になり楽しく分かりやすい授業でした。
(井出迫さんの授業の様子は、こちら1こちら2。)


一方、私の授業の内容は、「国産木材を使用し二酸化炭素排出を減らそう」という難しい内容で、なんとか子供達に退屈させずに乗り切ったという感じでした。ちなみに、論旨は次の通りです。

1、京都議定書の2008年から5年かけての温暖化ガス削減目標値ー6%(1990年比)の内3.8%
  は日本の森林の二酸化炭素吸収による目標値。

2、森林は老齢化すると二酸化炭素の吸収量が減ってくるので、成長した木は伐採して利用し
  その跡地に苗木を植えるという森林経営を循環させると、苗木が生長するときに二酸化炭素を
  たくさん吸収する。(ちなみに、適正な森林経営がなされている森林のみが3.8%削減の対象
  としてカウント出来るとされています。)

3、外国材は、伐採した跡地が放置されて環境破壊につながるケースが多いので外国材は出来る
  限り使わないほうが良い。(また輸送にも燃料が必要なのでそれも環境負荷ですね。)

4、国産材でも、伐採した跡地にきちんと植林されていることが保証される森林認証材を使うことが
  もっとも二酸化炭素削減につながる。
  (森林認証材の認証制度の一つがSGEC制度で、同制度を利用した住宅作りとしては、
   新産グループは実は日本一です。小学校での授業ですので、企業名は出していませんが、
   熊本県がSGEC森林認証材の普及で日本一というお話をしたところ、生徒さんの一人が
   授業後に「新産住拓の方ですか?僕のおじいちゃんが新産住拓で仕事をしていて森林認証
   ということを聞いたことがあります」と声を掛けられました!)

5、というわけで、国産材を適切に利用して、森林が健全な状態を保つことが地球温暖化対策に
  つながる。

授業の様子は、こちら3、もご覧ください。

子供達は授業の中で敏感に未来に対する危機意識を感じたと思います。自分達の未来に対する潜在的な恐怖を感じながら大人になっていかざるを得ない子供達に対して、大人として本当に申し訳ない気持ちです。

私たち大人の未来責任を改めて考えさせられた体験でした。

エコワークスを通じて、一隅を照らし、社会的な責任を果したいと寝ても覚めても思っています。

エコ授業スタッフ
スタッフの皆さん

※左から次の通りです。
  N先生(企画担当の先生)
  井出迫義和さん(環境メディアフォーラム)
  山田法子さん(RKKテレビキャスター)
  小山貴史
  M校長先生

実は、当日のサプライズがありまして、偶然のご縁が重なりました。企画担当のN先生は、エコワークスでお住まいを建築いただいたお客様で大変お世話になった方です。さらにM校長先生の前任は帯山西小学校で内の子供の学校の校長先生でPTAでも家内が大変お世話になった方でした。ご縁がつながり本当に嬉しく思います。

色々な方のご縁で貴重な体験をさせていただきましたことに心から感謝いたします。m(_ _)m