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横吹き出し口
切替ボックス(二階床面設置)

写真は昨日の見学会会場で設置したOM暖気の切替ボックスです。

完全分離型の二世帯住宅のために、一階と二階が空間的につながっていないので、原則、OMの暖気が一階の床下にしかいかないのですが、二階に設置した切替ボックスで、二階にも暖気を導入することができます。

二世帯住宅でOMを検討中のお客様へご利用をお勧めしたいと思います。

一般に二世帯住宅の場合、一階が親世帯になります。

OMの快適さは一階の方が享受出来ますのので、OMは親孝行な家づくりと言えます。

ご高齢になると深夜にトイレに立つことが増えてきます。

冬のトイレや廊下は寒いものですが、OMであれば殆ど寒さを感じません。

体に優しいOMの家で親孝行してみませんか?

蔵のある家
蔵のある家

今週の土日は熊本市で”蔵のある家”の見学会でした。

肌寒い二日間でしたが、約70組のお客様にご来場いただき誠に有り難うございました。

蔵のある家というテーマなので蔵の写真もご紹介出来れば良かったですが、内部の写真なのでプライバシーに配慮して控えさせていただきました。

建物そのものは2階建てですが、蔵がそれぞの階にあるので結果的に4層の住まいとなっています。なかなか文章では表現出来ないのですが、とにかく収納の匠をはるかに超えたウルトラCの設計となっています。

二日間にわたりお客様のY様にもお立会いいただき、社員同様に接客とご説明にご協力を賜り、この場においても重ね重ね御礼を申し上げます。

キッズコーナー
キッズコーナー

最近、敷地に余裕がある時は、好評をいただいているキッズコーナーを設けています。子供さんを預けてゆっくりと見学したり打合せが出来るようにとの思いです。全ての現場ではありませんが、今後、見学会のご案内状にキッズコーナーの有無を表示していきますので、参考にしていただければ幸いです。

昨日、FM北九州の番組の中で「ガイアの風」という番組を主催されている吉岡様にお目にかかる機会がありました。

吉岡さんは、スペースワールドの立ち上げに当初から携わり色々なご苦労と実績を積み重ねられ、今は環境系のメッセージをシティFMを通じて情報発信される活動をされていらっしゃいます。

番組のコンセプトは、”地球と人間と計り知れない生き物たちが、『いつまでも共存できますように!』この願いを電波の風に乗せて、贈ります。”とのこと。

熊本では、北九州のシティFMを聴くことは出来ませんが、是非、リスニングする機会を作りたいと思っています。

色々と仕事のこと、プライベートのこと、多方面にわたりお話をさせていただきましたが、色々と学ばせていただきました。

エコつながりのご縁が発展しますことを祈念いたしております。

雑感です。

いつもお世話になっているNさんから「小山さんのブログは見聞録だね。ブログのタイトルを変えたら~?」と冗談ぽく問題提起を受けました。

改めてタイトルを読みますと「Lohasな暮らしを提案する社長のブログ」と書いてあります。

確かに、お客様目線の暮らし提案の内容は少なく、視察や研修や学びの報告の場となっています。

結構、同業の方も見られているそうで、「小山さんのブログは勉強になるよね~」とお世辞方々言ってくださる方もいらっしゃいます。

本当はもっともっとお客様の住まいづくりに直結する暮らしの提案を書きたい所ですが、ここ1年の会社をとりまく環境の変化が著しく速く、先を読み誤らないようにするための仕事が極めて重要になってきています。

そんなわけで、私自身の仕事の配分がかなり変わってきているためにブログの内容が見聞録と揶揄されるわけです。

こんなブログに毎日およそ100名の方にお越しいただいています。

ブログを通じたご縁に感謝しながら、私どもの存在価値を発揮すべく、独自の路線を切り拓いて行きたいと考えています。

性能表示評価講習会
隣の男性はエコワークスの技術の要”宮木さん”です。

先の金曜日、出張の最終日の午後です。午前中のOM会議が終了し、午後から浜離宮近くの別の会場で、改正省エネ法に対応した住宅性能表示制度 評価方法基準についての講習会に出席しました。

会場には約100名近くの参加者がいましたが、同行した宮木さんと一緒に前列に座りました。

講習会ではかなり技術的な話が多く、殆どは一級建築士&管理建築士の宮木さん向けの内容でしたが、私なりに得るものは多くありました。

この4月に住宅の省エネ政策が大転換しました。

エコワークスにとっては強いフォローの風が吹いています。

エコワークスのお客様にとっても同様です。

従来は建物の熱損失係数Q値と気密基準C値により規定されていた省エネ性ですが、これからは、Q値と建物に付属する設備の省エネ性を総合的に評価して、住宅の省エネ性を表現することになります。さらに、気密規準C値は撤廃されました。

大転換の理由はここで書きつくせないほど沢山ありますが、いずれにしても、国は地球温暖化防止に向けて、政策のアクセルを精一杯に踏み込みつつあります。

エコワークスも出来ることから一歩ずつ。頑張りたいと思います。

OMMC
OM会員有志の勉強会

先の木曜、金曜はOM会員有志の社長さん方との定例会でした。

全国から10社ほどの勉強熱心な方々との情報交換と勉強会の場は、仕事の実務にとって最も大きな学びを得る場でもあります。

今回も二日間にわたり、とても濃い内容でした。

勉強会では、地球環境イニシアティブの事務局の林さんを講師としてお招きし、自然エネルギー(再生可能エネルギー)利用の動向について、深く深く勉強しました。

自然エネルギーのベストミックスを模索する毎日が続いています。

中嶋朋子
中嶋朋子さん他

先の水曜は、日中がSAREX勉強会、夕方からパナソニックのエコアイデアハウスのオープン記念シンポジウムに参加してきました。

4/18土の一般公開に先駆けて予約制の先行公開です。

記念式典には、パナソニックの社長やパナホームの社長が出席されるなど力の入れようがひしひしと伝わってきます。

エコアイデアハウスの見学の前にシンポジウムが開催され、その中でパネルディスカッションが開かれました。

真っ暗な会場での写真のため手ぶれがひどくて申し訳ありませんが、画面中央の女性が中嶋朋子さんです
中嶋さんは、人気テレビドラマ「北の国から」の蛍役で有名となった実力派女優と言われていますが、ロハス的なライフスタイルの実践でも有名です。

さながら「北の国からエコの国へ」移住されたような感覚で楽しくお話をされました。男性のパネラーの方がビジネスや技術の話をされるのに対比して、中嶋さんは子供の環境教育やロハスの暮らしぶりに密着した実感のあるお話をされました。

エコアイデアハウス
パナソニックのエコアイデアハウス(東京都ビッグサイト近く)

パネルディスカッションの後は、エコアイデアハウスの見学です。内部は写真撮影禁止とのことで、外観のみ紹介します。

展示されている技術一つ一つは相応に感心させられるものが多かったのですが、パナソニックのエコ製品展示に終始しており、残念ながら物足りなさを感じました。要は、省エネの手法が、設備的手法にのみ依存しており、住宅トータルでの提案がなされていないというわけです。おそらく、パナホームは殆ど関与せずに、パナソニック中心で企画が進められたものと推測されます。(勉強させていただいたのに苦言を呈してすみませんが恐らく内部でも同様の意見があると思います。)

住宅の省エネには設備だけでなく、建築的手法も様々に必要となってくるわけで、そういう意味では週初めに見学したエネオスの創エネハウスは、建築的手法+設備的手法の両方を工夫した本当の省エネ住宅を追求していると思えます。

エコワークスは、省エネの建築的手法の代表格である自立循環型住宅の手法を取り入れ、さらにお客様のライフスタイルにあった省エネ設備を合わせ技で提案していきたいと考えています。

自立循環型住宅は、国土交通省主体のプロジェクトで、この4月の改正省エネ法の基盤の一つにもなっています。

特定のメーカーや特定の製品に偏らずに、省エネ技術、環境技術のマルチベンダーとして最適な手法を提案出来るのがエコワークスの存在価値でもあるのです。

OMソーラー
エネオスの創エネハウス内にて

昨日、肝心なことを書き忘れました。

エネオスの創エネハウスには、OMソーラーも環境技術の一つとして搭載されています。

建物全景の写真(昨日のブログ)でも分かるように屋根面には太陽電池パネルが載っていますが、そのパネルの裏側で空気集熱をし、太陽熱暖房を採用しています。

これからは、太陽の光と熱の両方が重要なエネルギー源となります。

ドイツでは昨年、「再生可能エネルギー熱法」が可決され、建築物での太陽熱利用が義務化されました。新築住宅では、床面積の4%の面積の集熱器の設置が義務化されるとのことです。

詳しくはこちら。

日本も東京都が先行して太陽熱利用に対する補助事業を進めており、OMソーラーもその補助金の対象になる予定です。

詳しくはこちら。

これらの動きは、世界的に見ればEU各国が先導し、国内では国よりも東京都が先駆けとなり、いずれ国全体の政策へも波及しながら世界全体の動きとなってくると思います。

何だかわくわくしますね!

エネオスの創エネハウス
エネオスの創エネハウス

皆さんお久しぶりです。

今日から出張報告を抜粋して連載します。

13日(月)ですが、横浜にありますエネオスの創エネハウスを視察しました。(視察にあたってはK建設のK社長に大変お世話になり有難うございました。)

エネオス(ENEOS)は、橙色の看板のガソリンスタンドで、皆さんもガソリン給油でお世話になることがあると思いますが、正式社名は新日本石油という石油の元売会社最大手です。

どうしてエネオスが、住宅のモデルハウスを作るのか不思議に思われる方もいらっしゃると思いますが、石油資源の枯渇や自然エネルギー活用などの社会の構造変化を背景に、新たなビジネスモデルの構築に取り組まれているわけです。その中核となる商品が、住宅用燃料電池です。

エネオスでは燃料電池を核に様々な省エネルギー商品や創エネルギー商品を販売することを模索しています。その組み合わせの最適解をえるべく、実証実験の出来るモデルハウスを作られたわけです。

モデルハウスの詳細は、こちらのHPをご覧下さい。(9月から一般公開が予定されています。)

エコワークスでも、省エネ、創エネの最適提案をすべく、さらに商品開発を進め、エコワークスとしての創エネハウスを提案したいと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

ブログ更新が滞ってしまい、すみません。

今日は東京ですが、長期出張中です。

日曜から金曜まで、熊本→福岡→横浜→福岡→熊本→東京という経路で、5泊6日という工程です。

内容は、見学会、視察、商談、セミナーと多様ですが、大きな学びを得ています。

くわしくは、明日のブログにて!

即実践で、お客様のメリットとして付加価値として提案していきます。

よろしくお願いします。

着工式
ご挨拶いただくM様

過日、M様邸の着工式に出席しました。(スケジュールの都合がつく限り、地鎮祭または着工式に出席しております。)

お客様のM様は職人さんへの挨拶にお手紙を書かれて丁寧にお読みになられました。

お手紙には、住まいづくりを検討し始めて8年も立ったこと、あらゆる見学会やセミナーに参加して行き着いた先がエコワークスだったこと、色々とこれまでのプロセスをご紹介いただきました。

ちょっと楽しげにコメントされたのですが・・・

「・・・会長はとても恐い方で、セミナーの時に社員の方が怒られているのを見て、次は私が怒られるんではないかと思う位に恐かったです。ただ、その後のお話を聞いて、社員には厳しいが、施主には優しい方との印象でした。・・・」

あまりにも的を得たコメントで出席した職人さんたちまでが思わず笑ってしまいました。

私自身も、「仕事には厳しく、人には優しく」、努めて参りたいと思います。

そして最後に次のように締めくくられました。

「・・・熊本弁で言う、むしゃんよか家を建てて下さい。完成後、友達を呼んで、住まい作りの楽しかった思い出を嬉々として綿々とおしゃべりしたいと思っています。皆さん、安全第一でよろしくお願いしますね。・・・」

むしゃんよか、とは、「格好が良い」、「粋な」という意味を表す熊本弁です。

思いのこもったお言葉をいただき、胸がじーんと熱くなりました。

ご期待を超えられるようスタッフ一堂で精励いたします!

あらもとさん
トタン屋根のケーキ屋 ア・ラモートさん

続きです。

建て主さんのお仲間のお一人が新築を祝して駆け付けて下さいました。

熊本だけでなく全国的な有名な新本さんです。あらもとさんの名前を文字って、お店の名前はア・ラモートです。

写真は家内が撮影させていただいたもので、私自身は残念ながらお目にかかるタイミングが無かったのですが、建て主のH様を通じたご縁でご紹介をいただき色々と学ばせていただくことがありました。

ちなみに、新本さんは、自転車でパウンドケーキを売って回られるのが有名で、熊本の人であれば殆どの人が見かけたり話を聞いたりしたことがある伝説のケーキ屋さんです。

当日も熊本市内から、なんと5時間半もかけて南阿蘇まで自転車で来られました。結構、坂道もきつく、また自転車は変速機もついておらず、想像を絶するほどの辛さだと思いますが、早朝5時過ぎに出発して来られたとのこと。

新本さんは、色々な苦難を乗り越えて道を切り開いて来られました。その人生のお話には、涙が自然と流れ出ます。私も新聞で紹介された記事を読み、涙腺が緩みました。

ケーキ屋を開業し、自転車で売りまわった創業の頃、当時お世話になった方々への感謝の心を忘れないように今でも月に何度かは自転車で回られるそうです。

初心を貫かれるその信念に心底身震いがします。

是非、新本さんの人生に触れてみられませんか?HPをご紹介いたします。

トタン屋根のケーキ屋 ア・ラモートの新本さんのプロフィールはこちら。

H様邸2
阿蘇を眺望するリビング面の東側の外観

昨日からの南阿蘇での見学会の家のテーマは、おもてなしです。

南阿蘇という立地から、南面でなく北面や東面の眺望が良いことから、東面にリビングを配置し、大きく開口を阿蘇五岳に向けて設けています。
 
山なみを一望しながら、仲間をおもてなしするというお客様の夢を形にすることが出来ました。

さらに、OMもご採用いただきました。地球の資源や生産物を大切にしたいというお客様の価値観と、OMの理念が一致したとお聞きしました。

お客様と理念を共有出来る住まいづくりに携わることが出来て本当に有り難いと思います。

そして、見学会には、理念を共有する素晴らしいお仲間もご来場されました。

明日続きを報告いたしますね。

H様邸
アプローチ

追伸)
昨日の土曜日は土砂降りの雨の中37組のお客様にご来場いただきました。本日、日曜は18組のご来場で、合計55組のご来場。遠路、南阿蘇までご足労いただき本当に有り難うございました。

太陽電池研究
色々な太陽電池の温度上昇を測る

太陽電池で発電することを太陽光発電と言います。

太陽電池は電気を作るためのものですが、いま私どもは日照により熱くなった太陽電池の熱を空気集熱し、OMソーラーの暖房や給湯の熱源として高効率で利用する研究に取り組んでいます。

既に、OMソーラー本部では、三菱重工グループやエネオスの省エネハウスの建設に協力し実績もあります。

エコワークスでは、どの太陽電池メーカーのものを利用するのが最も有効に集熱出来るのかという視点で、色々なメーカーの太陽電池が日照によりどの程度の温度上昇をするかの比較実験をしました。

左から、K社、H社、S社です。

測定結果はここには書きませんが、大変興味深い結果が得られております。

太陽エネルギーからのエネルギー回収率では、世界一のエコハウスを目指したいと真剣に考え始めました。

エコワークスは、世界一太陽に感謝する家づくりに挑戦します。

これはエイプリルフールの戯言では無く、エコワークスの夢の一つです。

太陽電池2