下馬評通り、民主党の圧勝で、政権交代となります。

ご存知の通り、地球温暖化対策については、自民党より民主党の方が積極的なマニュフェストを打ち出していましたので、もしマニュフェストの通りに政策が実現すれば、地球温暖化対策は一気に加速することになります。

2005年比の2020年中期削減目標
自民党 15%削減
民主党 30%削減(1990年比では25%削減)

改めて、民主党のマニュフェストの住宅関係及び地球温暖化対策関係を読み直しました。次に抜粋します。

5 雇用・経済

○地球温暖化対策を強力に推進し、新産業を育てます。

42.地球温暖化対策を強力に推進する

【政策目的】
○国際社会と協調して地球温暖化に歯止めをかけ、次世代に良好な環境を引き継ぐ。
○CO2等排出量について、2020年までに25%減(1990年比)、2050年までに60%超減(同前)を目標とする。

【具体策】
○「ポスト京都」の温暖化ガス抑制の国際的枠組みに米国・中国・インドなど主要排出国の参加を促し、主導的な環境外交を展開する。
○キャップ&トレード方式による実効ある国内排出量取引市場を創設する。
○地球温暖化対策税の導入を検討する。その際、地方財政に配慮しつつ、特定の産業に過度の負担とならないように留意した制度設計を行う。
○家電製品等の供給・販売に際して、CO2排出に関する情報を通知するなど「CO2の見える化」を推進する。

43.全量買い取り方式の固定価格買取制度を導入する

【政策目的】
○国民生活に根ざした温暖化対策を推進することにより、国民の温暖化に対する意識を高める。
○エネルギー分野での新たな技術開発・産業育成をすすめ、安定した雇用を創出する。

【具体策】
○全量買い取り方式の再生可能エネルギーに対する固定価格買取制度を早期に導入するとともに、効率的な電力網(スマートグリッド)の技術開発・普及を促進する。
○住宅用などの太陽光パネル、環境対応車、省エネ家電などの購入を助成する。
44.環境に優しく、質の高い住宅の普及を促進する【政策目的】
○住宅政策を転換して、多様化する国民の価値観にあった住宅の普及を促進する。

【具体策】
○リフォームを最重点に位置づけ、バリアフリー改修、耐震補強改修、太陽光パネルや断熱材設置などの省エネルギー改修工事を支援する。
○建築基準法などの関係法令の抜本的見直し、住宅建設に係る資格・許認可の整理・簡素化等、必要な予算を地方自治体に一括交付する。
○正しく鑑定できる人(ホームインスペクター)の育成、施工現場記録の取引時の添付を推進する。
○多様な賃貸住宅を整備するため、家賃補助や所得控除などの支援制度を創設する。
○定期借家制度の普及を推進する。ノンリコース(不遡及)型ローンの普及を促進する。土地の価値のみでなされているリバースモーゲージ(住宅担保貸付)を利用しやすくする。
○木材住宅産業を「地域資源活用型産業」の柱とし、推進する。伝統工法を継承する技術者、健全な地場の建設・建築産業を育成する。

45.環境分野などの技術革新で世界をリードする

【政策目的】
○1次エネルギーの総供給量に占める再生可能エネルギーの割合を、2020年までに10%程度の水準まで引き上げる。
○環境技術の研究開発・実用化を進めることで、わが国の国際競争力を維持・向上させる。

【具体策】
○世界をリードする燃料電池、超伝導、バイオマスなどの環境技術の研究開発・実用化を進める。
○新エネルギー・省エネルギー技術を活用し、イノベーション等による新産業を育成する。
○国立大学法人など公的研究開発法人制度の改善、研究者奨励金制度の創設などにより、大学や研究機関の教育力・研究力を世界トップレベルまで引き上げる。

46.エネルギーの安定供給体制を確立する

【政策目的】
○国民生活の安定、経済の安定成長のため、エネルギー安定供給体制を確立する。

【具体策】
○エネルギーの安定確保、新エネルギーの開発・普及、省エネルギー推進等に一元的に取り組む。

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以上が関連箇所の抜粋です。これから多くのことが見えてきます。たちまち私たちの仕事やお客様の住まいづくりにも影響があります。

一ヶ月前に国土交通省筋の方に「民主党は、自民党の倍くらいの中期削減目標を掲げていますが、政権になったら住宅にかかる温暖化対策の政策はどうなりますか?」と質問した所、「既築住宅を含めて次世代省エネ基準をクリアするレベルを一気に目指す必要が出てきて、全く現実的でない。現時的に難しいことを民主党の先生に説明しなければなりません。」とのご返事でした。

要は、想像を超えた対策が必要なレベルで国策が推進されるということです。

住宅の省CO2化について、急加速するわけで、私どもとしてはその政策を大歓迎したいと考えています。

当面は民主党の政策から目が離せません。まずは正しく国を導いてくれることを願いたいと思います。

エコワークスとしては、民主党の政策を見据えたうえで、お客様にとってよりお役に立てるよう住まいづくりのメニューをご提案していきます。どうぞ宜しくお願いします。

おはよう日本エコワークス
”おはよう日本”取材風景

NHK総合テレビの朝7時からの”おはよう日本”という番組の取材班が東京からお見えになりました。なんと日帰りという強行軍です。

お聞きすると、エコ特集が企画されているとのことで、ネタを探されている中で、ハイブリッドエコハウスの新聞記事が目にとまったとのことした。特に、研究施設は別にして、一般に公開されている住宅展示場で、これだけ色々の環境技術を実際に見る事が出来るのはおそらく全国でも始めてとのことで紹介したいとのことでした。

取材は私へのインタビューだけでなく、来場されたお客様へも突然にお願いすることになり、お客様もびっくりされていましたが、快く皆様にご協力いただき有難うございました。

放送は、9月2日(水)の朝7時から7時45分の中のいずれかの時間帯とのことです。(余程の大ニュースが無い限りは日時変更は無いそうです)

もし宜しかったら皆様にもご覧頂ければ幸いです。

昨日も書きましたが、今回のマスコミの皆様からの取材と報道は、未来世代から私どもへの激励のメッセージと真摯に受け止めております。

過去に畏敬、現在に感謝、未来に責任。

これは私が尊敬申し上げる竹原義郎先生の教えです。

この言葉の意味を実践し続ける人生に挑戦したいと念じています。

NHKテレビ取材
NHKテレビインタビュー(奥がハイブリッドエコハウスと三菱の電気自動車アイミーブ)

大野城モデルハウスの一般公開を明日に控え、本日、マスコミや行政、教育関係者への説明を開催しました。

写真は福岡地元のNHKテレビからインタビューを受ける私です。今日の18:10からの地元の報道番組で放送される予定とお聞きしました。(今日は熊本泊というか自宅泊のため、実際の放送は見ていません。)

有り難いことに、NHKだけでなく、毎日新聞、西日本新聞(既報)、熊本日々新聞、ふくおか経済、財界九州などのマスコミの方々にご来訪いただきました。

さらに、九州大学の先生、春日市役所の建築系職員の方、福岡県地球温暖化防止活動推進センターのエコ住宅ご担当の方、NPOえふねっと福岡の方々など、幅広く20数名の方にご来訪いただき誠に有り難うございました。

説明会でも申し上げましたが、このモデルハウスが住まいづくりと温暖化対策を考える一つのきっかけになれば幸いでございます。

今回のニュースリリースでは思いもよらない程に多くの方々から反響があり大変有り難く存じております。

今後も地球温暖化防止の為の省エネ住宅の普及に真剣に取り組んで参りますので、皆様のご指導を何卒宜しくお願いします。

マスコミ説明会
マスコミの皆様への説明会

<追伸>

実は、明日、今度はNHKの東京の本部からの取材があります。わざわざ日帰りで福岡の大野城までお越し頂けるとのこと。毎朝7時から全国で放送されている「おはよう日本」という番組の取材班です。本当に有り難いことです。この事は未来世代から私どもへの激励のメッセージと受け止めて、益々精励する所存です。

加藤清正
記念講演をいただく加藤神社宮司様

今日、新産グループの”感謝の夕べ”記念講演会と交流会が開催され、ご支援いただく職人さんや工事協力パートナーの方々が数百名集まりました。

記念講演会では、熊本城の築城の藩主加藤清正を奉る加藤神社の宮司さんにご足労いただき、加藤清正公の理念である「後の世のため人のため」を学ぶというテーマでした。

現世の民の満足だけでなく、将来の世代の民の満足をも大名として考えて、治水や街づくり等に類稀なる手腕を発揮した人だったようです。「大名は領民の為にあり」が口癖だったとのこと。経営の世界に置き換えると、「会社はお客様の為にあり」ということだと思います。

日本三大名城は次の3つとされています。(一説には姫路城でなく大阪城という説もあり)

 熊本城(熊本市)

 名古屋城(名古屋市)

 姫路城(姫路市)

この内、熊本城と名古屋城の二つが、加藤清正による築城と言うことだけでも、同氏が築城の名手だったことが分かります。

そのような背景から熊本では建築土木の神様として加藤清正が崇拝されています。

いつの世の中でも、未来世代のことを真剣に考えて治世を行った政治家がいたのですね。

今週は総選挙ですが、マニュフェストは選挙対策の直近の政策課題についての国民のご機嫌どりの政策が並んでいます。選挙戦術なのでそれはそれで仕方が無いと思いますが、政権をとった政党には、未来世代を見据えた国家100年の計を真剣に考えていただければと念じています。

私どもは、住まいづくりの立場から、”後の世のため人のため”を考えながら、あるべき住まいづくりを掘り下げて行きたいと考えています。

皆様のご指導を重ね重ねお願い申し上げます。

外観
ハイブリッドエコハウス外観

昨日のバス見学会の様子です。

玄関の靴の写真ではつまらないとのお声をいただき、外観の写真もアップすることになりました。

今日のブログはこの辺で、すみません。

実は、明日の8/25が各種補助事業の申請書の締切りで、今夜は半徹でチェックです。

今回、長期優良住宅先導的モデル事業が2件、住宅・建築物省CO2推進モデル事業が2件と、計4つの申請に直接間接に携わることになり、大変良い勉強をさせていただきました。

補助事業にも色々とありますが、単に景気対策の補助事業はお金を使うことが目的であまり勉強にならないのでご縁がありませんが、次の時代を見据えて世の中を先導していく補助事業は、国が先導したい方向性を示しているわけで、その方向性を深く学ぶことは大変有意義なことだと改めて認識をしました。

このような機会を頂きチャレンジ出来るのも、社員の皆様が足元をしっかりと守ってくださるがゆえだと感謝しています。

また合わせて、そのような取組みにチャレンジする会社をご支持いただけるお客様にも心より感謝を申し上げます。

バス見学会
大野城モデルハウス玄関にて

今日は、大野城モデルハウスの熊本からのバスツアーでした。

29日土曜のグランドオープンに先駆けての先行内覧会でもあります。

モデルハウスの近くの九州国立博物館での阿修羅展が話題となっていることから、熊本から、モデルハウス見学と阿修羅展と太宰府天満宮の3点セットで夏の家族の思い出づくりのアシストを兼ねて企画いたしました。

モデルハウスはまだ一部工事未了の所がありましたが、概ねご見学いただけるレベルには完成しており、皆さんに新しいテイストをご見学いただきました。

太宰府天満宮や博物館とともに、夏休みの思い出の一つに加えていただければ嬉しいです。

ご参加いただいたお客様に心より感謝を申し上げます。

有り難い事に、あるお客様からコメントをいただきました。「本日はお世話になりました。展示場も素晴らしく,食事や車内でのDVDの選択も良く,また阿修羅展も楽しむことが出来て大満足の一日でした。今度はぜひ展示場座談会がしたいですね。 本当にありがとうございました。」

皆様の激励を励みにスタッフ一同精励して参ります。

グランドオープンまで後一週間、準備関係が目白押しですが、頑張って参ります。

明日は福岡県政記者クラブ、福岡市政記者クラブ、福岡経済記者クラブ様へのニュースリリースの日です。

多くの方に関心を持って頂ければ幸いです。

西日本新聞記事
西日本新聞記事

昨日、西日本新聞さんから取材があり、大野城モデルハウスの概要についてご説明をいたしましたところ、早速、今朝の朝刊に記事が掲載されていました。

pdfファイルはこちら。

来月発売、という風に見出しがついていますが、注文住宅なので発売という感じではないのですが、世間一般的な表現であれば発売なのかも知れません。

いずれにしても、大野城モデルハウスがいよいよ来週29日土曜にオープンいたします。

記事にて書かれている通り、実用化されている自然エネルギー技術をパビリオン的に技術導入し展示しています。

是非ご見学にお立ち寄りいただければ幸いです。場所はこちらです。

商品名のハイブリッドエコハウス(商標出願中)は、エコの要素である、自然素材+自然エネルギーをお客様のライフスタイルに合わせて複合的に組み合わせて提案する住まいという意味です。導入してある技術を全て備えた家では無く、組み合わせてお客様に選択していただくという意味でハイブリッドと名づけました。

もちろんプリウスやインサイト等のハイブリッドカーにあやかってのネーミングでもあります。余談ですが、ハイブリッドエコハウスという言葉をヤフーで検索すると、恐らく全国同業者様では同じ言葉の住宅商品は無いようです。また商標の先願も無かったので弊社で商標出願中ですのでご了承の程よろしくお願いします。

国土交通省勉強会
国土交通省のレクチャー

過日、全建連(社団法人全国中小建築工事業団体連合会)の環境委員会に出席し、国土交通省の専門家の方から省エネ住宅政策のレクチャーを受ける機会がありました。(実は、同委員会で、副委員長を拝命しました。勉強の場を頂きお導き頂いた皆様とのご縁に心から感謝しております。)

標題は「戸建住宅における省エネルギー住宅に関連する現在と今後の政策について」です。

やはり地球温暖化問題をベースに、温暖化効果ガスの排出削減が、2020年の中期目標と2050年の長期目標と定められたことに対して、国土交通省としてどう考えているか?具体的な説明がありました。

レクチャーの終わりに質問の機会があり、さっそく挙手をしてご教示を賜りました。

Q.「現在の自民党の政策は、2020年15%削減(2005年比)ですが、民主党は30%削減です。もし、政権が交替して、省エネ政策が変わった場合に、住まいづくりはどうなるのか?」

A.「仮定の質問には答えにくいですが、現時点では想像出来ないくらいのあらゆる施策を総動員することになります。住宅は新築だけでなく既築も含めて次世代省エネ基準をクリアすることが求められるレベルとなり現実的に・・・」

とのことでした。今週末が選挙ですが、報道によれば民主党が勝利しそうな世論調査となっています。ということは、住宅における省エネ政策も一気に進むことになる可能性が現実となってきました。

8月14日には環境省から地球温暖化対策2050年80%削減のためのビジョンが発表されました。

住宅分野についても相応の記載があり大変参考になります。 簡単にまとめてみました。

「家庭においては、2050年にCO2排出はほぼゼロへ」

 1、太陽光発電は現状の120倍
 2、次世代省エネ基準が全家庭へ
 3、低炭素型給湯器(ヒートポンプor太陽熱温水器)が全家庭へ
 4、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)の全家庭への設置
 5、木材の積極的な活用、地産地消

詳しくはこちら。

国土交通省からのレクチャーと連動していて、なるほどという感じです。

ここで思うのですが、今から建てる家は2050年にも存続することになるわけで、今のうちからこの2050年ビジョンを考慮して建てておく必要性を感じます。

それが未来世代への責任だと思うのです。

エコワークスでは、未来世代への責任という観点を視座にすえて、お客様の住まいづくりを提案していきたいと考えています。

福岡温防センター
玄関にて

先週、福岡県地球温暖化防止活動推進センターにご挨拶と打合せに行って参りました。

環境省管轄のJCCCA(全国地球温暖化防止活動推進センター)という全国組織の福岡県での組織となります。県内での様々な地球温暖化防止活動を、官と民の中間の立場で推し進める役割を担っています。

ちなみに熊本では、くまもと温暖化対策センターが活動しており、ブログでも何回か報告いたしましたとおり、私どもも会員でこれまで色々と交流をさせていただきました。

福岡のセンターとは未だご縁が無かったものですから、熊本のセンターの宮原理事長に、福岡のセンターの松崎様をご紹介をいただき、このたびご挨拶に伺ったわけです。ご縁に感謝しています。

色々と私どもの取組みをご紹介したり、センターの活動内容をご教示していただいたり、色々と打合せの結果、早速、大野城モデルハウスにて8/28金1330~1430に開催される行政・教育・マスコミ関係者への説明会にもご出席を賜ることとなり、今後の取組みについてご助言をいただけることになりました。

ご指導を受けながら、福岡の地でも一隅を照らしていきたいと考えています。

地球保全
玄関内にて(さすが温防センターですね!)

エコワークスは、明日12日から16日までの5日間お盆休みです。

私の方は、休みを利用して、学びの為の全国行脚です。

東京大学工学部建築学科現代計画研究所福岡県庁住宅計画課福岡県地球温暖化防止活動推進センター環境NPOえふネット福岡、etc

それぞれの道の専門家の方からご指導をいただきたいと思っております。

宿泊先では朝からジョギングで汗を流し、体と心と頭のリフレッシュもいたします。

皆様方におかれても有意義なお盆になりますように!

なお、展示場はずっとOPENしていますのでどうぞご来場下さい。

おもてなし
おもてなしの家の玄関にて

社長による定例のアフターサービス訪問(社長点検)にて、南阿蘇のお客様宅にお伺いしました。

玄関を入ると、ふと目に留まった和紙と自然木で作られたオブジェ。

手書きでウェルカムメッセージが書いてあります。

心がこもったメッセージで、じ~んときました。

感謝の心が訪れたご来客にじ~んと伝わります。

こんな家づくりに携わることが出来て冥利に尽きます。

お客様から学ばせていただいた出来事でした。

有り難うございます。m(__)m

エコ集合写真
スタッフとともに

8/1からエコワークスの新しい事業年度がスタートしました。

お陰さまで、創業して丸5年が経ち、順調に業績も推移しています。

これもお客様と社員の皆様に支えられてこそです。

感謝の心で今年もチャレンジして参ります。

下の写真は、8/7に開催された新産グループの事業計画発表会で、エコワークスを発表の様子です。

今年度は、福岡県大野城市のモデルハウスがオープンし、福岡・熊本の二拠点体制の基盤を固める年度となります。

皆様のご指導をどうぞ宜しくお願い申し上げます。m(__)m

事業計画発表会
事業計画発表会

政府広報中吊り
政府広報中吊り

出張の移動中、東京都内の地下鉄車内で、政府広報の中吊りに目がとまりました。

未来を救った世代になろう

地球温暖化対策のための補助金の政府広報です。

日本版グリーンニューディールと言われる産業政策の一環で、ハイブリッドカー、太陽光発電、燃料電池、グリーン家電が重点投資対象となっています。

偏りを問題視する論調もありますが、大局的にみればやむを得ないとも思います。

但し一つだけ気になることがあります。四つの重点投資対象のうち、最大の懸念材料が燃料電池です。

この技術だけが世界の技術開発の潮流からみても成功するとは未だ未だ言えないからです。

経済産業省は、産業政策上、実用化に躍起になっていますが現場ではまだまだ難題山積みです。ある燃料電池製造メーカーの技術担当の方に直接お尋ねしたことがあるのですが、実用化には技術的なブレークスルーをさらに2回位は突破する必要があるとのことでした。

燃料電池に必要な水素H2は、現在はガスCH4などから生成するために、結果としてガスの燃焼時同様に二酸化炭素を排出します。石化エネルギーを利用して二酸化炭素を排出していることには変わりはありません。

水素をガスから取り出すのでなく、純水素を安く供給するインフラが出来れば、二酸化炭素を排出しない夢の技術となりますが、純水素の精製は非常に難しいばかりか、パイプラインで供給することも爆発等のリスクを内在していると言われています。

燃料電池のエネルギー効率が最大80%と、発電所から供給される電気エネルギーの38%よりも高いことも燃料電池メーカーのPR材料となっていますが、これはお湯を毎日一定の量を使う家庭での理論値であって、子供が成長して同居人数が将来減少したりして、お湯をあまり使わなくなると、効率は一気にダウンします。(これはエコキュートでも一緒です。近い将来に世帯数の減少が見込まれるご家庭では、エコキュートより潜熱回収型給湯器のエコジョーズの方がより省CO2の場合があります)

燃料電池のCOPは理論上0.8を超えることはありませんが、ヒートポンプ系技術であれば、COPが5.0や6.0も実現しつつありますので、発電所でのエネルギー効率0.38×5.0とすると、一次エネルギー換算での最終的なCOPは1.0を超えてきますので、燃料電池よりヒートポンプ技術を利用したエコキュートの方が将来性のある技術であるといえます。

表ではあまり議論されていないようなことを率直に書いてしまいましたが、燃料電池が夢の技術として真の意味で実用化されることを願ってのコメントです。

純水素が安く精製できて、家庭へ供給するインフラが構築され、二酸化炭素を排出しないエネルギー供給源として世の中に普及すると地球温暖化問題は解決に向けて大きく前進します。

過去、人類の技術開発には、不可能の文字はありませんでした。私の力では到底に及びませんが、ブレイクスルーを誰かが成し遂げてくれると願っています。

建築研究所前にて
建築研究所前にて

ちょっとブログが空きまして、失礼しました。m(__)m

さて、今週は、茨城県つくば市にある建築研究所に伺いました。場所はこちら。

同研究所は、写真の通り、もともとは建設省建築研究所としてスタートした組織ですが、行政改革により、今は「独立行政法人建築研究所」と改名されています。実質、国土交通省の研究機関です。

同研究所は、長期優良住宅先導的モデル事業や住宅・建築物省CO2推進モデル事業などの昨年からの国土交通省の目玉となる補助事業の事務局も務めており、私どもも補助金交付の関係で間接的に大変お世話になっているのですが、今回の訪問は補助金絡みの話では全くありません。

お伺いしたのは、ある団体にて省エネ住宅の研究開発を行うこととなっており、純粋にそのご指導をいただくという目的です。

有り難いご縁で、私はその団体から委託を受けて、研究開発に携わることになっています。挑戦意欲の湧く仕事の機会を与えていただき感謝しています。

熊本からはるばる足を伸ばした甲斐があり、特に省エネ住宅の方法論につき的確なご指導をいただきました。(詳しく報告したいのですが、事情により控えざるを得ません。すみません!)

エコワークスは、中長期的な政策を見据え、かつお客様のニーズの変化を敏感に掴み取り、会社の進路を考えて行きます。

ご縁をいただいた皆様、お導きに心より感謝いたします。m(__)m

温暖化
イメージ写真です(グーグル画像から引用)

昨日、内閣府から非常に興味深い世論調査結果が発表されました。

概要は次の通りです。

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5割超「生活水準落ちてもいい」=循環型社会構築へ-内閣府調査

 内閣府が1日付で発表した「環境問題に関する世論調査」によると、循環型社会に移行するためには現在の生活水準を落としても構わないと考える人が5割を超えたことが分かった。地球温暖化問題などが深刻化する中、環境や生活スタイルへの国民の意識の高まりがうかがえる結果となった。
 調査は6月4日から14日にかけて、全国の成人男女3千人を対象に実施。回収率は64.0%だった。

元ネタはこちら。
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科学の世界では周知の知見ですが、経済成長著しい中国やインドが今の欧米や日本などのレベルの生活水準にいずれ到達してしまった場合に、地球は水や食料や資源などの枯渇が喫緊の国際的な課題となり、世界の安全保障に重大な影響が出るほどの国際問題になるといわれています。

要は、日本を含む先進諸国は生活水準を落とさざるを得ないというのが科学による知見です。その知見の出発点が、1972年のローマクラブによる成長の限界ですが、最近でも多くの科学者から同様の問題提起がなされています。

しかしながら、「生活水準を落として我慢しよう」では政治家は選挙が戦えないので、経済的に豊かな未来像を声高に主張します。

マスコミ(報道)も、特に欧州と比較して日米のマスコミは経済成長至上主義に偏り過ぎと、最近あるマスコミの方からもご意見をいただき、なるほどと再確認いたしました。

政治、報道、教育、あらゆる面でパラダイムの大転換が必要な時代を迎えていると感じます。

科学や良識が政治にストレートに反映される日本を目指したいものです。

皆さんはどうお考えになりますか?

※本ブログは特定の政党を支持するものではありませんのでご了承願います。