

九州環境ビジネス大賞の発表会にて(北九州、10/23)
写真がやっと見つかりましたので、今頃ですがアップします。
10/23に行われた九州環境ビジネス大賞の発表会(上)、表彰式(下)の写真です。
詳しくはこちら。

九州環境ビジネス大賞奨励賞の表彰式(北九州にて、10/21)
奨励とは励ましでありますので、より一層真面目に励んで行きたいと思います。
今日から暫く発表会シリーズです。多くの皆さんの前での発表は未だ未だ分不相応ですが、エコワークスの環境活動が少しでも社会に対して情報発信できればと思っております。
今月のFBS放送ニュースより(エコワークス紹介は03分28秒~04分20秒)
今年は電気自動車の普及の夜明け前と言われています。
環境省の2050年80%削減ビジョンによれば、ガソリン専用車は一台も走っていません。
電気自動車中心の世の中への移行が予想されておりますので、これから家を建てられる方は、電気自動車の充電設備への対応が必須検討事項となってくるわけです。
エコワークスの住まいは長期優良住宅の耐久性基準を満たしており、いま建てると当然に2050年にも住み継がれている訳ですので、今のうちから設備を備えるか、いざ必要となった時に無駄な費用なく工事が出来るように配慮しておく必要があります。
エコワークスでは、そんな未来のことまでご提案をしているのですが、その話を一昨日に東大の先生方にした所、「本当にそんな先のことまで考えて提案しているんだねぇ!」と笑われてしまいました。
私どもは真剣に提案しています。
皆さんはどのように思われますか!?

東京大学建築系教授陣ご来社
昨日、東京大学の建築系の先生方に大野城モデルハウス「ハイブリッドエコハウス」をご視察いただき、色々とご教示いただきました。
写真は右から順に次の通りです。
エコワークス福岡支店長 望月
東京大学 院生 田中さん
九州大学 准教授 井上先生
東京大学 名誉教授 坂本功先生
東京大学 准教授 清家剛先生
エコワークス 小山貴史
日本の住宅の構造や環境面における研究の第一人者の先生方で、ご視察いただき大変光栄なことでした。
きっかけは、弊社の提案した九州地域自立循環型住宅「ハイブリッドエコハウス」が、国土交通省の住宅・建築物省CO2推進モデル事業に採択された際に、清家先生が評価に携わられたとのことで現地確認の意味でお越しいただくことになったのですが、偶然に坂本功先生が九大で特別授業をされる日程と重なったのでご一緒にご視察いただくこととなりました。
ご案内は約1時間にわたり、展示場の環境技術を事細かにご説明させていただくと同時に、それぞれに多くのご助言を賜りました。内容については、この場で書ききれない位の内容ですが、これから住まいづくりを深めていくうえで、新しい視座を得ることが出来ました。
清家先生からは「エコワークスさんは良く勉強されてますよね。努力の結果が採択という形になって良かったですね。これからも省CO2住宅の普及の為に頑張ってください。」と激励をいただきました。
私どもは九州地域の気候風土に合った自立循環型住宅という設計手法を用いて、省CO2住宅の普及に注力して参ります。
もちろん、単に省CO2だけでなく、「快適」で、かつ「経済的メリット」のある住まいづくりのプロとしてお役に立ちたいと念じています。そして、東大の先生から見ていただいても恥ずかしく無い住宅建築に取り組んで行きたいと念じています。ご縁に感謝したいと思います。

ラウンドテーブルミーティング
※東大名誉教授の坂本功先生は、木造住宅の構造の権威で、阪神大震災の時の調査報告をまとめられたり、その後の建築基準法改正(耐震基準等)の中心的役割を担われた業界では誰もが名前を知っている著名な先生でいらっしゃいます。私どもは、坂本研究室ご出身の大橋好光先生が熊本県立大学に赴任されていた際に、構造的な面で随分と色々とご教示いただいたご縁があるものですから、間接的に大変お世話になった先生でいらっしゃいます。

エコハウスセミナー
本日、熊本では半年ぶりのエコハウスセミナーを開催しました。
エコハウス補助金(住宅・建築物省CO2推進モデル事業)の採択をきっかけにこのタイミングでの開催となりました。
補助金の上手な使い方やエコハウスの建て方など広範囲に住まいづくりの基礎から応用の知識について2時間余りお話をさせていただきました。
本日ご参加のお客様の感想の一部を引用してご紹介いたします。
「見学会や展示場では、母親はなかなか話をゆっくり聞くことが出来ず、自然と知識を得られないままということも多いので、子供を預かっていただきこういう機会があるととても有り難いです。有り難うございました。」
「省エネで快適な住まいづくりについて詳しく教えていただき色々参考になりました。OMの家に住んでみたいですね。」
「社長自らがセミナー講師ということで、社長が身近に感じられ良いと思います。この様な試みはとても良いことだと思います。」
「今後家作りをするうえで、断熱性能などとても勉強になりました。補助金の制度も分かりやすく参考になりました。」
ご参加いただいた皆様には積極的なご質問有り難うございました。
今後もより一層お役に立てるセミナーを継続開催して参ります。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

遮熱シート
先日現場に行った時に撮影した写真です。
屋根面の裏側に遮熱シートが施工されています。
夏季において、屋根面から小屋裏に伝わる熱を遮熱し、2階天井の暖まりを防ぎ、室内に熱がこもるのを防いでくれます。
遮熱シートは、OMソーラーハウスの場合は、小屋裏に熱が伝わらない分、その熱が集熱空気層の空気を暖める熱として利用され、集熱効果が高まるというメリットもあり、一石二鳥の技術です。
いわゆるQ値計算には反映されませんが、温暖地では必須の省エネ配慮技術といえます。
参考にしていただければ幸いです。

自立循環型住宅勉強会(全建連・会議室にて、東京)
明日から二泊三日の出張となりますが、明日が、全建連JBN(工務店サポートセンター)の環境委員会のスタッフ打合せです。私もスタッフの一人として副委員長を拝命しており、お手伝いをさせていただいています。
全建連JBNでは、今年から環境委員会を発足させ、省CO2な住宅を特定の工法や方法論に偏らずに客観性のある提案を研究しています。
前回議事では、その一環として、建築研究所から澤地先生をお招きしての勉強会を実施しました。
写真はその時の記録です。
企業の社会的責任として、省CO2住宅の全国的な普及を微力ながらお手伝いしたいと考えています。
※全く余談ですが、明日11/18はミッキーマウスの誕生日です。そして実は私も誕生日です。45歳を迎えます。論語では、40歳で不惑、50歳で知命と説いていますが、まだまだ未熟な自分を自覚しています。日々成長出来るよう、未来を見据えて努力を積み重ねたいと強く念じています。皆様のより一層のご指導を何卒宜しくお願い申し上げます。
やっとという感じですが、ネットニュースで知りえたのですが、住宅版エコポイントの検討が始まりました。
菅直人国家戦略担当相が本日の記者会見で、省エネ対策を施した住宅の新設や改修を促す「住宅版エコポイント」創設を検討する考えを示されたそうです。2009年度予算の二次補正予算と2010年度の本予算に盛り込まれる可能性があるようです。
具体的には不明ですが、私の予想(というか希望)では次のような条件が関係してくると思います。
住宅省エネラベルの総合省エネ基準と断熱性基準の二つです。
これにより、住まいづくりのスタンダードが大きく変わっていくでしょう。
また、側聞したのですが、来年度の長期優良住宅先導的モデル事業や住宅・建築物省CO2推進モデル事業についても、地球温暖化対策をより強化するという視点で、募集要項が随分と変更される方向のようです。
予想通り、政策総動員で、住宅の省CO2が進んで行きます。
政策は、補助金→税制優遇→法的義務化、というステップを踏むのが一つの道筋ですが、エコワークスは、エコハウスをご建築されるお客様に、最大限のメリットを提供できるよう万全の体制を整えていきたいと考えています。
菅直人国家戦略担当相が本日の記者会見で、省エネ対策を施した住宅の新設や改修を促す「住宅版エコポイント」創設を検討する考えを示されたそうです。2009年度予算の二次補正予算と2010年度の本予算に盛り込まれる可能性があるようです。
具体的には不明ですが、私の予想(というか希望)では次のような条件が関係してくると思います。
住宅省エネラベルの総合省エネ基準と断熱性基準の二つです。
これにより、住まいづくりのスタンダードが大きく変わっていくでしょう。
また、側聞したのですが、来年度の長期優良住宅先導的モデル事業や住宅・建築物省CO2推進モデル事業についても、地球温暖化対策をより強化するという視点で、募集要項が随分と変更される方向のようです。
予想通り、政策総動員で、住宅の省CO2が進んで行きます。
政策は、補助金→税制優遇→法的義務化、というステップを踏むのが一つの道筋ですが、エコワークスは、エコハウスをご建築されるお客様に、最大限のメリットを提供できるよう万全の体制を整えていきたいと考えています。

エコカー補助金と減税を追い風に月刊販売台数トップを続けるプリウス
前々回のブログで速報申し上げましたが、エコワークスの提案する住宅「ハイブリッドエコハウス」が、住宅版プリウスとして国土交通省からエコハウス補助金80万円(予定額)の交付を受けられることになりました。
ご利用ご希望の方には、エコハウスセミナーを開催しますので是非ご出席下さい。
→福岡:大野城モデルハウスにて11/15日曜の10~12時
→熊本:新産住拓本社3階 にて11/23月祝の10~12時
取り急ぎ、概要についてご案内いたします。
<補助金の額>
①80万円
(予定額です。お客様に約80万円の経済的メリットを提供できます。九州内での自社採択は弊社だけ!)
<補助金交付の基本要件>
①エコワークスで建築されること。
②平成22年3月末までに着工すること。
③完成建物見学会(外構完成後)を開催すること。よって引渡工期は通常より+1ヶ月です。
④入居後に光熱費データの提供に協力すること。
<補助金交付の仕様概要>・・・国土交通省からの詳細通知は未だですが暫定的にご案内します。
①住宅省エネラベルの表示
1)断熱性基準 :弊社が定める熱損失係数をクリア
2)総合省エネ基準:弊社が定める達成率以上(太陽電池、OMを除く)
②九州地域の気候風土に配慮するようアレンジした自立循環型住宅の設計手法による設計。
③ライフサイクルカーボンマイナス(LCCM)住宅を目指した天然乾燥地域材&SGEC森林認証材使用。
④簡易型ホームエネルギーマネジメントシステムを利用しエネルギーの見える化により光熱費データの測定と提供。
⑤その他、カーテン・照明・空調・外構に関して取り決めがあります。
これらにより、エコワークスで通常にご建築いただくより若干の費用がプラスになりますが、補助金80万円にて、お客様にとっては経済的メリットを受けることが出来ます。
車でも燃費の良いハイブリッドカーには特別に補助金や減税が施されていますが、住宅でも同様の制度があり、弊社ではエコハウス補助金と呼んでいます。
今回、エコワークスの提案する「ハイブリッドエコハウス」が車で言うプリウスとして認定されたという風にご理解頂ければ幸いです。
地球温暖化対策は、未来世代からの要請です。未来世代のためにも、現世代のためにも環境技術を組み合わせて提案する「ハイブリッドエコハウス」を補助金を使って賢く建てられませんか?
詳しくは、担当者へお問合せ下さい。

奥様こだわりのアイランドキッチン
本日と明日と、お客様のご厚意により熊本市帯山にて完成建物見学会(長期優良住宅先導的モデル事業の家)を開催しています。見学会建物の詳細はこちら。
10月の見学会も多数のお客様にご来場いただきましたが、今回も土曜の初日だけで、40組のお客様にご来場いただき、大盛況でした。(感謝m(__)m)
しかしながら、スタッフ不足で十分なご案内が出来ずに申し訳ありませんでした。一部ピーク時には、ご来場が重なり、ご案内出来ない方がいらっしゃったかと存じます。この場を借りてお詫びを申し上げます。
なお弊社の見学会は、予約制となっております。フリーでご来場いただいてもご見学は可能なのですが、予約をいただくことにより案内スタッフを適宜配置し、きちんとご案内を申し上げたいという主旨でございます。ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、今回の見所は、なんと言ってもお客様のご主人が熊本大学建築学科のご卒業の一級建築士で、かつお仕事にて建築物の公的検査等の仕事にも携わったことがあるというご経歴の持ち主でいらっしゃるので、随所にこだわりが見られます。
と思って、お客様に色々とお尋ねすると、「本当の実験者は嫁で、実は、嫁中心の設計なんですよ」と笑いながらおっしゃっておられました。
その極め付けがキッチンです。ご主人や子供達と向き合いながらキッチンワークをこなせるよう完全にオープンなアイランドキッチンがLDKの中心の空間を構成しています。何とも楽しそうな生活が見えてきそうですね。
見学会は明日までの開催となっておりますので、百聞は一見にしかずですので、是非、ご来場ください。
当日のご予約も承っておりますので、エコワークス(0120-370-910)までお電話頂ければ幸いです。見学会建物の詳細はこちら。
<追伸>モデル事業の補助金利用説明会、緊急開催!
昨日のブログでご報告しましたとおり、国土交通省よりモデル事業のダブル採択を頂きましたので、200万円ないし80万円の補助金利用のご希望の方などを対象に、エコハウス&モデル事業の説明会を急きょ開催することとなりました。次の通りの予定です。今回のモデル事業は、来年3月までに着工のお客様限定で先着順(棟数枠未定)となりますが、当事業は来年度以降も継続予定で私ども引き続き採択されるよう努力して参りますので、将来検討の方もご出席をいただければ幸いです。
場所 日時
福岡県 大野城モデルハウス 11/15日の10:00~12:00
熊本県 新産住拓本社 11/23月祝の10:00~12:00
エコワークスが、長期優良住宅先導的モデル事業&住宅・建築物省CO2推進モデル事業のダブル採択。
エコワークス(新産グループ)では、この度、国土交通省の平成21年第二回の長期優良住宅先導的モデル事業及び住宅・建築物省CO2推進モデル事業に応募し、いずれも採択を受けました。 (残念ながら、もう一つのグループでも共同で応募中だったのですが、私の力不足でそちらは不採択となりました。m(__)m)
手前味噌ですが、W採択は、九州初の栄誉です。
国は、昨年より住宅政策の大転換を強力に進めており、環境配慮を主眼に、循環型社会と低炭素社会の形成を目指して、二つの補助事業をスタートしています。5年間にわたる公募事業で、今年が2年目となり、エコワークス(新産グループ)では、平成21年第二回の公募事業にチャレンジしておりました。
①長期優良住宅先導的モデル事業
本事業は、「いいものをつくってきちんと手入れして長く大切に使う」というストック社会のあり方について、具体の内容をモデルの形で広く国民に提示し、技術の進展に資するとともに普及啓発を図ることを目的としています。この観点から、住宅の長寿命化に向けたモデル事業の提案を、国が公募によって募り、優れた提案に対して、補助金を交付するものです。
今回、新産グループで応募した「九州の木材流通産直システム(森林認証の住まい)」という提案住宅が採択されました。 1回目の平成20年度第一回で新産住拓が採択されているのですが、今回は新産グループとしてより一層の普及性・波及性を考慮しての提案をいたしました。
②住宅・建築物省CO2推進モデル事業
本事業は、家庭部門・業務部門のCO2排出量が増加傾向にある中、省CO2の実現性に優れたリーディングプロジェクトとなる住宅・建築プロジェクトを、国が公募によって募り、補助金を交付するものです。
今回、エコワークスが単独で応募した「九州地域自立循環型住宅”ハイブリッドエコハウス”」という提案住宅が採択されました。
本事業は平成20年度から始まっており、半年毎に公募され、今回が平成21年度第二回で累計で4回目になるのですが、実は、エコワークスは最初から毎回チャレンジをして、落選しておりました。省CO2推進モデルというテーマでの公募事業に対して、チャレンジすることの社会的な意義を感じたので、採択されるまで挑戦し続けようという目標設定をして1回目から試行錯誤を繰り返してきました。
また本事業は、大型の商業施設やビルなどの採択が殆どで、戸建住宅(新築)にとっては非常に狭き門であり、今回も、わずかに全国で5社のみの採択です。
国土交通省の発表資料には、弊社の提案に対する総評として、次の様に記載されています。
「九州地域の気候風土に配慮する設計手法として自立循環型住宅設計手法をアレンジし、モデルハウスで実証し、そのモデルハウスの取り組みを踏まえて、省CO2住宅の普及を促す取り組みを評価した。」
提案の骨子は、次の通りです。
①環境重視の経営理念と研究開発による省CO2住宅の提案
②ライフサイクルカーボンマイナス住宅(LCCM住宅)を目指した天然乾燥、SGEC、
ウッドマイレージの取り組み
③住宅省エネラベル適合、総合省エネ基準達成率130%以上(太陽光やOMソーラーを除いた達成率)
④自立循環型住宅の設計手法を九州地域の気候風土向けにアレンジして標準仕様化
⑤エネルギーの見える化による住まい手の省エネ意識の啓蒙
⑥省CO2住宅の普及を促す取り組みのこれまでの実績と今後の活動計画
なお応募にあたっては、社員の山下大輔君が、徹夜続きの多大なる尽力のもとに膨大な資料や情報を整理してくれました。また自立循環型住宅研究会の野池氏さん、坂崎さん、さらにご縁を頂いた多くの皆様にご指導を頂きました。重ね重ね、心より感謝を申し上げます。
この場を借りて心より御礼を申し上げます。
-----------------------------------------
これらの提案に合致する住宅を建築されるエコワークスのお客様には、それぞれ最高200万円と最高80万円という補助金が国から交付されます。なお本事業は11月~2月ないし3月に着工することが条件となりますので、 ご希望のお客様は11月末までに、担当者へその旨のお申し出をいただければ幸いです。
(それぞれの事業には棟数枠があり先着順となりますのでご了承下さい。また現時点では、二つの事業の併用は難しいようですが、最終確認予定です。)
循環型社会&低炭素社会の形成という社会的大義のお役に立てるよう、研究開発の成果をお客様に経済的メリットとして還元し、同時に未来世代に対しての責任を果たして行きたいと考えています。
エコワークス(新産グループ)では、この度、国土交通省の平成21年第二回の長期優良住宅先導的モデル事業及び住宅・建築物省CO2推進モデル事業に応募し、いずれも採択を受けました。 (残念ながら、もう一つのグループでも共同で応募中だったのですが、私の力不足でそちらは不採択となりました。m(__)m)
手前味噌ですが、W採択は、九州初の栄誉です。
国は、昨年より住宅政策の大転換を強力に進めており、環境配慮を主眼に、循環型社会と低炭素社会の形成を目指して、二つの補助事業をスタートしています。5年間にわたる公募事業で、今年が2年目となり、エコワークス(新産グループ)では、平成21年第二回の公募事業にチャレンジしておりました。
①長期優良住宅先導的モデル事業
本事業は、「いいものをつくってきちんと手入れして長く大切に使う」というストック社会のあり方について、具体の内容をモデルの形で広く国民に提示し、技術の進展に資するとともに普及啓発を図ることを目的としています。この観点から、住宅の長寿命化に向けたモデル事業の提案を、国が公募によって募り、優れた提案に対して、補助金を交付するものです。
今回、新産グループで応募した「九州の木材流通産直システム(森林認証の住まい)」という提案住宅が採択されました。 1回目の平成20年度第一回で新産住拓が採択されているのですが、今回は新産グループとしてより一層の普及性・波及性を考慮しての提案をいたしました。
②住宅・建築物省CO2推進モデル事業
本事業は、家庭部門・業務部門のCO2排出量が増加傾向にある中、省CO2の実現性に優れたリーディングプロジェクトとなる住宅・建築プロジェクトを、国が公募によって募り、補助金を交付するものです。
今回、エコワークスが単独で応募した「九州地域自立循環型住宅”ハイブリッドエコハウス”」という提案住宅が採択されました。
本事業は平成20年度から始まっており、半年毎に公募され、今回が平成21年度第二回で累計で4回目になるのですが、実は、エコワークスは最初から毎回チャレンジをして、落選しておりました。省CO2推進モデルというテーマでの公募事業に対して、チャレンジすることの社会的な意義を感じたので、採択されるまで挑戦し続けようという目標設定をして1回目から試行錯誤を繰り返してきました。
また本事業は、大型の商業施設やビルなどの採択が殆どで、戸建住宅(新築)にとっては非常に狭き門であり、今回も、わずかに全国で5社のみの採択です。
国土交通省の発表資料には、弊社の提案に対する総評として、次の様に記載されています。
「九州地域の気候風土に配慮する設計手法として自立循環型住宅設計手法をアレンジし、モデルハウスで実証し、そのモデルハウスの取り組みを踏まえて、省CO2住宅の普及を促す取り組みを評価した。」
提案の骨子は、次の通りです。
①環境重視の経営理念と研究開発による省CO2住宅の提案
②ライフサイクルカーボンマイナス住宅(LCCM住宅)を目指した天然乾燥、SGEC、
ウッドマイレージの取り組み
③住宅省エネラベル適合、総合省エネ基準達成率130%以上(太陽光やOMソーラーを除いた達成率)
④自立循環型住宅の設計手法を九州地域の気候風土向けにアレンジして標準仕様化
⑤エネルギーの見える化による住まい手の省エネ意識の啓蒙
⑥省CO2住宅の普及を促す取り組みのこれまでの実績と今後の活動計画
なお応募にあたっては、社員の山下大輔君が、徹夜続きの多大なる尽力のもとに膨大な資料や情報を整理してくれました。また自立循環型住宅研究会の野池氏さん、坂崎さん、さらにご縁を頂いた多くの皆様にご指導を頂きました。重ね重ね、心より感謝を申し上げます。
この場を借りて心より御礼を申し上げます。
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これらの提案に合致する住宅を建築されるエコワークスのお客様には、それぞれ最高200万円と最高80万円という補助金が国から交付されます。なお本事業は11月~2月ないし3月に着工することが条件となりますので、 ご希望のお客様は11月末までに、担当者へその旨のお申し出をいただければ幸いです。
(それぞれの事業には棟数枠があり先着順となりますのでご了承下さい。また現時点では、二つの事業の併用は難しいようですが、最終確認予定です。)
循環型社会&低炭素社会の形成という社会的大義のお役に立てるよう、研究開発の成果をお客様に経済的メリットとして還元し、同時に未来世代に対しての責任を果たして行きたいと考えています。

太陽光発電搭載のエコワークスの建物
この11月1日より、固定価格買取制度(FIT)が日本でもスタートしました。
ご承知の通り、地球温暖化は人類最大の課題として世界的に対策が進んでおり、未来の世代に対して現世代の責任を果たすべく日本でも2020年温暖化ガス25%削減が政策として掲げられ、その重点施策の一つが太陽エネルギーの利用です。
皆様におかれては、日常の暮らしの中でもロハスなライフスタイルを実践され、省エネや資源保護の社会的必要性について深い認識をされていらっしゃるかと存じます。
エコワークスでは、これまで快適+省エネのご提案として太陽熱利用のOMソーラーを中心にお勧めをしておりましたが、この11月1日より太陽光発電の余剰電力の売電価格が従来の約2倍の48円/kwh(10年間固定)になり太陽光発電の経済的メリットが大きくなったことから、今後は次のように提案して参ります。
<エコワークスの太陽エネルギー活用の提案→お客様のライフスタイルに応じて提案します!>
①設計の基本として、高断熱+日射のダイレクトゲイン(直接採光暖房)+日射遮蔽・通風計画
+地冷熱利用採涼という太陽エネルギーや風・地熱という自然エネルギーを活用した設計を
提案をいたします。
②さらに、積極的に太陽エネルギー活用を検討される方に、次のA~Dをお勧めいたいます。
(エコワークスのお客様のうち半数位の方が①のみで、残り半数の方が①+②のA~Dです)
A快適+省エネ →OMソーラー(全館床暖房)、128万円~
B快適+W省エネ→OMソーラー(全館床暖房+太陽熱給湯)、198万円~
C経済性+省エネ→太陽光発電(約3kw)、175万円~
D快適+経済性+省エネ→OMソーラー(全館床暖房)+太陽光発電のハイブリッドシステム、348万円~
※①、②のA~Dいずれも、オール電化(エコキュート、IH or ハロゲンのクッキングヒーター)併用可です。
※この11月よりOM+オール電化を実現する新商品が発売されました。
<買取制度概要>
この11月1日から「太陽光発電の新たな買取制度」がスタートし、太陽光発電により家庭で作られた電力のうち、使われずに余った電力を、これまでの倍程度の価格である 48円/kwhで電力会社が買い取る制度です(売電とも言います)。
具体的には、平成22年3月31日までに太陽光発電の設置の申込を受付け、同年6月30日までに売電を開始した場合に、10年間は48円/kwhという固定の金額で売電が出来ます。なお、平成22年4月1日以降の申込みについては正式には未決定です。
<お客様のメリット>
①発電した電力の使用による電気代の削減と余剰電力の売電による収入。(試算では10~15年で初期投資を回収。なお保証値ではありません。)
②買電より売電が約2倍の単価なので、特に昼間の節電意識が啓蒙されより一層の電気代削減(省エネ)となる。
③災害時の停電の非常用電力としての利用が可能。
④地球温暖化問題、石化エネルギー枯渇問題への貢献。
<エコワークスで太陽光発電を設置するメリット>
①シャープ、京セラ、サンヨー、HONDAなど各メーカーの中から最適な提案をいたします。発電効率、発電量、売電量、太陽電池パネル寸法等が各メーカにより異なり、お客様宅それぞれに売電メリットを最大化するための最適なメーカーが ございます。エコワークスでは比較の上で最適提案をいたします。
②屋根の雨漏り等の住宅の保証(ご新築時発行分)が継続します。
(現状残念ながら太陽光発電の設置で雨漏り等のトラブルが国交省で問題になっています。他社で太陽光発電を設置された場合は、住宅の保証が一部失効する場合がありますのでご了承願います。)
③ホームオーナー様特別価格にて一般価格より5%お得にご購入頂けます。新築時の同時施工の場合はさらに5%お得になります。またモニターとして光熱費のデータ提供に2年間ご協力頂ける方にはさらに特典があります。
<お問合せは>
①新築住宅の場合は、担当の営業マンへ。
②既築住宅の場合は、下記担当へ。
まずは「お見積もりと売電メリットシミュレーション(無料)」からご相談ください。
エコワークス株式会社(Tel. 0120-370-910、HPからもどうぞ。)
エコリフォーム課 太陽光発電担当 坂本健(ke-sakamoto@shinsan.com)