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コア建築工房さん
コア建築工房さん建物外観

先週の水曜、木曜はOM工務店有志10社による定例会でした。

訪問先は大阪府堺市のコア建築工房さんです。

端正なフォルムの外観でそのデザイン性に皆さん感心されていました。

その後、本社事務所にもお伺いし、お客様満足の取組みやデザイン開発の話など多岐にわたりご指導いただきました。

二日目の朝は、活力朝礼という元気の出る朝礼に参加させていただきました。

やはり、気持ちの良い挨拶は人として基本中の基本ですね。

同じ挨拶でも、慣れで形式的にする挨拶と、心を込めて感謝の気持ちで挨拶するのとでは、長年経つとその人の人格に随分と差が出るような気がします。

私自身も挨拶という基本を日々積み重ね、人格向上につなげたいと感じた”活力朝礼”でした。

活力朝礼活力朝礼

蕎麦打ち1
大野城モデルハウスの中庭にて

先週の土日は、大野城モデルハウスがオープンして一周年となりましたのでご縁を頂いたご入居中のお客様やご契約中また打合せ中のお客様をお招きしての「蕎麦打ち体感会」を開催しました。

指導は、数年前まで福津市で蕎麦屋を営んでおられた花田さんです。(花田さんは本業は、ハナダ建設というエクステリア工事業で私どももお世話になっているですが、以前、趣味が高じて山荘庵という蕎麦屋さんを営んでおられました。その頃のご紹介が、とあるブログで紹介されていました。)

ご家族わいわいという雰囲気の中、お父さんと子供さんで一緒に蕎麦をこねる姿はほほえましいものがあり、企画してよかったなぁとしみじみ思いました。

あるお客様のアンケートです。

「夏の夜にこのようなイベントは企画がGOODですね。初めての蕎麦打ち体験、新鮮でした。簡単のように見えて実は隠れた職人技があって、職人さんの技術は凄いです。それを目の当たりにして貴重な体験でした。自分で打った蕎麦はやっぱり美味しかったです。他のホームオーナー様とお話し出来たのも良かったです。こんなイベントをまた開催して下さい。次回も参加します!」

ご縁に感謝する「感謝祭」。

来年は熊本でも企画予定です♪

蕎麦打ち2
こねる、のばす、切る

富士山展望台
富士山頂展望台から眼下に雲海を望む

山頂の3776mの地点は、富士山測候所の敷地内にありました。

富士山測候所はかつては通年有人で観測業務がなされていましたが現在は閉鎖されその管理はNPO「富士山測候所を活用する会」に引き継がれています。

写真はその測候所内にある展望台からの景色です。

1坪程の小さい展望台ですが、その直下は崖っぷちで眼下にはただただ雲が広がっていました。

雲が無ければ圧巻の展望だったと思いますが、雲海を望む展望台も足がすくむ思いでした。

富士山測候所で思い出したのが、プロジェクトXで確か測候所のレーダー建設にまつわる話が特集されていたことを思い出しました。

考えてみれば、富士山頂に巨大な建築物を作る途方も無い計画です。

資材運搬だけでも運搬車両が全部の資材を運べる訳では無いので相当な苦労が伴います。

時間がある時に、改めて視聴してみたいと思っています。

NHKのオンデマンドは、こちら。(今なら105円だそうです!)

今は放映されていませんが、NHKのプロジェクトXのシリーズは本当に心打たれるドキュメンタリーでしたね。

普通の映画では涙を流すことは無い私ですが、この番組だけは目頭が熱くなり感動に心が震える思いでいつも見ていました。

「人生は感動の歴史でつづれ」

お客様との仕事でのご縁を通じて、住まいづくりいう感動の頁を一頁ずつ創っていきたいと念じています。

富士山1
機内からの富士山

皆さんはどのようなお盆をお過ごしになられましたか?それぞれ有意義な時を過ごされたことと存じます。

私は東京出張(カーボンオフセットのオフサイト手法の打合せ)の後に、ついでに足を伸ばして2年ぶりの富士登山に挑戦してきました。

※2年前の登山詳報は、こちら。その時の野口健氏との出会いは、こちら。

今回も家族を誘いましたが、高1中1それぞれの子供達との日程が合わず、今回は気ままに単独での登山となりました。(一人旅は本当に気ままで自由に思索にふける事が出来る貴重な時間となりました)

単独と言ってもこの時期の富士山はちょっとそこらの観光地と同様に大勢の登山客が押し寄せ連なりながら登る事になります。

前回はメジャーな吉田口(河口湖口)から登りましたので、今度は別の登山道が良いと思案し、須走口から登ることにしました。

※須走口ルートの紹介は、こちら。

台風一過の後、何とか天候がも持ち直しラッキーでした。

須走口五合目は標高2000mに位置し、そこまではバスで行くことが出来ます。

12日の夕方に五合目に到着し、そのまま五合目の山小屋にチェックイン。中には山小屋に泊まらずに徹夜で山頂まで登ってご来光を拝むというつわものもいましたが、そんな無理はせずに睡眠をたっぷりとって、13日未明の4時頃に宿を他の登山客の人たちと一緒に出発しました。

家族連れが一番多いのですが、外国からの登山客も多く、私の周りにはアメリカ、フランス、タイ、韓国と国際色豊かな富士山です。片言の英語で声を掛けると、誰もがこの日を楽しみに遥々やってきたとのこと。

富士山2
本六合目(2700m)から山頂を望む

富士山4
七合目(3100m)から眼下に望む山中湖

山梨県側の山中湖が雲の合間から見えます。

雲が無ければ、三浦半島、相模湾、伊豆半島などもきれいに見えるそうです。

富士山3
須走口山頂(3700m)から火口と山頂を望む

2年前には須走口山頂までしか行きませんでしたので本当は3700mどまりだったということで、そこからさらに1時間余りをかけて火口を周遊し、富士山測候所がある本当の山頂へと向かいました。

富士山5
本当の山頂(3776m)

写真撮影の順番を待つこと10分。後ろに並んでいた方に撮影してもらい目的の一つを達成。

約7時間の所要時間でまぁ平均的なペースでした。

山頂の売店
賑わう山頂の売店

山頂の郵便局で、自宅への記念葉書を投函し、家族へのお土産としてお守りを買い、持参した軽食やウィダーを昼食代わりにいただいてから、下山を開始したのは14時頃。

砂走り下山道という砂地の道で足がずるずる滑ることから、足の裏や指が靴擦れで豆だらけになってしまい足を引きずりながらの所要3時間の復路となり、五合目には17時に到着しました。

日本一のパワースポットでもある富士山頂にてエネルギーを充電し未来に向けてより一層精励いたします。m(__)m

キックオフ
スタッフ交流会にて(8/11)

エコワークスの事業年度(管理会計上)が8月1日からスタートしました。
(ちなみに財務会計は10月1日スタート)

昨年度は46組(約14億円、前年度比3割増)のお客様にご縁をいただき誠に有り難うございました。
(業績は目的ではなくお客様満足の結果であると考えておりここで書くことに躊躇しましたが、最近はご時世柄、企業の業績開示も重要と言われていますので速報させていただきました。)

福岡支店もスタートしたばかりですが順調にご縁を積み重ねつつあり計画通りに推移しております。

エコワークスの今年度は、福岡で30組、熊本で30組のお客様とのご縁を予定しております。

ご縁をいただいたからには、打合せや建築のプロセスもご満足いただきたいですし、ご入居後の暮らしもご満足いただきたいと心より願っています。

事業年度をスタートさせるにあたり、写真の通りほぼ全スタッフが揃っての交流会を実施しました。

今年も一年間、スタッフ全員でチームワーク良く、Lohasなお客様の住まいづくりにお役に立てるよう職業人としての誇りをもって精励いたします。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。m(__)m

牛丼戦争
値下げ断行の吉野家

少し前の話題ですが、吉野家を始め牛丼大手各社のすき家、松屋が激しい値下げ競争をしていることがマスコミで話題になりました。

吉野屋が値下げした途端に間髪を入れずにすき家と松屋も示し合わせたように250円に値下げし、マスコミの話題は吉野屋ではなく後発2社に集中し、吉野屋は値下げしたにも関わらず割高感のイメージが消費者に定着してしまいました。

吉野家380円→270円 

 ↓ 間髪を入れずに値下げに追随した2社

すき家280円→250円
松屋 320円→250円

私も最近は牛丼はカロリーオーバーなので原則として食べないのですが、デフレスパイラル競争最前線を体験すべく吉野屋に行って来ました。

いつもの牛丼並盛りが本当に90円引きの270円で売られています。牛丼のセットも同様に全て90円引きです。

粗利率は相当に落ちているはずで、企業間競争が消耗戦の様相を呈しています。

どう考えても長続きするはずがありません。

翻って住宅業界をみると、今月末までなら安くなりますよ等と期間限定のキャンペーンを繰り返す企業が多いですが、エコワークスでは全てのお客様に公平平等という企業ポリシーのもと、お見積もりについてはワンプライスを貫いています。(見学会開催協力時の若干のサービスはありますが全体の金額からすると僅かな金額です)

今月契約したお客様と来月契約したお客様で価格が変わったり、同じ月でもお客様によって金額が変わったりとその場しのぎの販売促進競争は結果的には企業にとっても消費者にとってもメリットにはつながらないと確信しています。

私たちのお客様が望んでいることは、見せかけの値引き競争では無く、満足度競争であると考えています。

エコワークスが対象とするお客様とは、Lohasな暮らしの価値観をお持ちのお客様でいらっしゃいます。

そんなお客様にとって最高のコストパフォーマンスで住まいづくりを提供していきたいと念じています。

水素ステーション
水素スタンド(九州大学構内にて)

過日、九州大学の水素研究センターの視察に参加させていただきました。

写真は水素で走る燃料電池車に水素を給油(給水素?)するガソリンスタンドならず水素スタンドです。

福岡県は水素立県を目指していて、燃料電池など水素エネルギー利用の研究に日本で最も積極的な行政庁です。

私も大野城モデルハウスを設計する際には、燃料電池の導入を随分と研究し、その時に前原の水素タウン等も視察し相応に学びを深めました。

金属疲労と水素
金属疲労と水素

その中で、水素は非常に扱いが難しいという説明があり、化学反応から金属疲労がおきやすいこと等、エネルギーとして社会のインフラになるには未だ未だ乗り越えなければならないハードルがあるようです。

日本の科学技術開発は不可能を可能に変えてきた歴史です。

研究者達の執念に畏敬の念を感じて帰って参りました。

日本は資源が無い国家です。

資源があふれるように流通する時代から枯渇する時代へ向かいつつある中で、技術力、特に環境技術を武器に国家間競争を勝ち抜くしかありません。

余談ですが、最近は大学の工学部の人気が凋落し、医学部や文系の人気が高まっているとのこと。

未来のために技術開発立国を志向する国家に再度転換して欲しいと願っています。

都市に佇む三階建ての木の家
福岡市中央区の完成現場

先月、完成現場見学会を開催させていただいた福岡市中央区の完成現場です。ちなみに右隣はセキスイハイムの3階建てのようです。

20坪を切るような都会の狭小地にワンフロアあたり13坪×3層の三階建てを建築させていただきました。

内部は木の香りが豊かに感じられ、都会の中でもすごく癒される空間になります。

余談ですが、すぐ近くにはソフトバンクホークスの松中選手の自宅があるような高級住宅街です。

これから、街中でも木造住宅の建築に対する規制が緩和される方向に進んでいます。

今回、構造材は全て無垢材の杉・桧で、通し柱は9mものの特寸の材料を使っております。

都会の真ん中にお住まいのお客様にも木の香る癒しの空間をご提案していきたいものです。

宮木部長発表
発表するエコワークス技術部長宮木(パネラー右端)

過日、JBN(工務店サポートセンター)の全国大会(於:すまいるホール、東京都)で弊社の技術部長の宮木が大野城モデルハウスのCASBEE評価について発表いたしました。

JBN(工務店サポートセンター)とは全国の工務店約2,000社を経営面や技術面からサポートする国土交通省所管の社団法人です。フランチャイズとは異なり利益を目的とせず公的な役割を補完しています。エコワークスも3年前から会員となり、小生がJBN環境委員会の副委員長を務めさせて頂いております。

コーディネーターは東京大学の清家先生で、他のパネラーの方々は全国から選抜された5社の方々です。

本パネルディスカッションは、CASBEEの開発者のお一人でもいらっしゃる清家先生により、各社のモデルハウスのCASBEE評価についても解説がなされ、実務的で大変有意義な企画でした。

やはり評価手法というのは完璧ではなく、癖があったりまだまだ改善の余地があるとのこと。人事評価でも完璧に評価するのは難しいですが一緒だなぁと感じました。

CASBEEと言っても一般の方には耳慣れないと思いますが、和訳は、建築物総合環境性能評価システムと言い、建築物を環境性能で評価し格付けする手法で国土交通省の主導で開発がなされました。

CASBEEの詳細は、こちら。
(エコワークスの設計士は殆どがCASBEE評価員です。)

実はこの7/29にCASBEEが改定されました。通称、低炭素強化版と言って、建物の建築時や居住時や解体時の排出CO2等をも評価するものです。

これが発展し、平成22年度からスタートするLCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅認証制度へとつながっていきます。

地球温暖化対策を背景に、社会制度の変革が加速しています。

お客様のニーズの変化とともに社会制度の変化にも的確に対応し、お客様に環境メリットと同時に、経済的メリットをご提供したいと念じています。