

展示された陶の器
エコワークスのお客様でもあり、陶芸家でいらっしゃる田口和代さんの個展が熊本県伝統工芸館で開かれています。
会場には食器や花器など約300点もの力作が展示されています。
田口さんの作品の特徴は陶器を製作する際に麻や綿などの布を当て焼き付けていて、生地特有の模様で表現されているそうです。
伝統工芸館スタッフブログは、こちら!
伝統工芸館の公式HPは、こちら。
28日(日)まで開かれていますので皆さんも足を運んでみられてはいかがでしょうか?
エコワークスでは手洗いボウル等に陶器を使用するケースが良くありますが、今後、田口さんの作品もこれから建築されるお客様にも紹介し、住まいづくりに味わいのある空間を提案していきたいと考えています。

アイミーブ
写真のアイミーブは福岡における社用車です。
会社のPRのメッセージがベタベタ貼ってあり少々気恥ずかしい感じがすると皆さん言われますが・・・私はあまり気になりません。
7月に納車されて随分と乗っていますが未だにアイミーブに街中ですれ違ったことがありませんので実動している車は本当に少ないようです。(一般には大企業の社用者や公共団体で導入されているようですね)
アイミーブは200Vで7時間(一晩)で充電し100km以上走ります。
コストに対しておよそガソリン車の十倍走るわけで、低炭素化の必然的な流れの中でいずれは電気自動車が主流になるのは間違いありません。
エコワークスでは昨年から電気自動車対応を住宅の標準使用として提案しています。
目先のことだけでなく常に未来を想定して家づくりに取り組んでいきたいと考えています。

外観全景
福岡県大野城市月の浦にエコワークスの木の住まい「棲香(sumica)」が11/27土、28日に公開されます。
棲香とは、木の香りの中に包まれて棲むということと、棲家(すみか)をダブルでもじったもので棲香(sumica)と名づけました。
女性目線での暮らしのデザインがテーマです。
延床面積39坪の等身大の展示住宅として、これから間取りや収納など暮らしのデザインを検討される方にとっては大変に参考にしていただける住まいです。
期間限定で公開いたしますので是非この機会にご見学下さい。
本住宅は、OMグループが提案し採択された長期優良住宅先導事業の物件の完成第一号でもあります。
未来に向けて様々な観点から先導性的な提案を施しています。
そのような建築的視点からもご見学頂ければ幸いです。

アプローチからウッドデッキをのぞむ

ダイニングキッチン

OM新リモコン(今秋完成物件から)
今週土日は福岡市中央区小笹での完成建物見学会でした。
福岡地区での見学会も随分とご来場数が増えてきて今回も50組超のご来場をいただきました。
皆さんご多忙の中ご足労いただき本当に有り難いことです。
この冬は福岡地区でも毎月2~3回の見学会がありますので等身大の住まいづくりを参考にして頂ければと願っております。
さて、今回のY様宅では奥様にご見学者のご案内をお手伝いいただきました。ご見学者の立場からすると建築主さんのお話を直接お聞きできるのは非常に参考になります。
詳細は、こちら。
Y様のご友人も多数お見えになり、Y様のご交友の広さにびっくりすると同時に、皆さんが心からお祝いくださるご様子に心温まる思いでした。
Y様も元はといえば、OMにすんでいらっしゃるお客様からの紹介です。
ご縁がつながり、エコの輪が拡がることに本当に感謝です。m(__)m
さて写真は、この秋に初登場したOM新リモコンです。タッチパネルになりデザイン性も親しみのあるデザインに一新され、なんとグッドデザイン賞まで受賞しています。
運転状況も非常に分かりやすく、お客様にも好評でした。
既存のOMお客様における従来式からのグレードアップ工事のお問合せを多数頂いておりますが、通常価格は交換工事込み価格で、198,000円(税込)となりますが、来年1月末までのご注文に限り弊社では、178,000円(税込)にてご注文を受け付けることとさせていただきますのでどうぞご検討頂ければ幸いです。

ジャパンホームショー&インテリアショー
11/17は社員研修旅行で東京ビッグサイトに社員15名(約半数の参加)とともに訪れました。
住宅の建材や工法や設備やインテリアなどありとあらゆる商材が見本市に出展されていて最近のトレンドを学ぶと同時に新規商材の発見と研究の場です。
今年も色々な発見がありました。
これから検証に着手します。コスト面、技術面、信頼性、お客様ニーズなど様々な角度から検証しエコワークスのお客様にとって有用と思われたものについてはオプション設定をしたり標準仕様に取り入れたりという仕事になります。
毎年毎年、常に新しい提案が出来るようアンテナをきちんと張り巡らし研究を継続していきます。

築地市場公式見学ツアー参加者用のジャケット(エコワークスのメンバとともに)
翌日は早朝0400から有志による社会見学ツアーで築地市場のマグロセリを視察しました。
未明にもかかわらず100名を越す見学者でその9割が外国人であることに驚きましたが、築地が世界最大の魚市場であることから観光客が多いのも頷けます。
東京だけでなく日本の食卓を支える築地で働く方々の元気をもらって帰路につきました。
マグロセリ

ジャパンホームショー2010
今日から社員研修旅行で、ジャパンホームショーの視察に総勢15名に来ています。
およそ半数の社員が参加する研修となります。
それぞれの立場で住まいづくりの最新情報について広く学びを深めます。
最新情報に基づいて常にベストな提案をしたいと考えています。
良かったらサイトものぞいて見て下さい。
詳しくは、こちら。

先々週の土日は新産グループのグッドデザイン賞受賞記念一斉見学会でした。
グッドデザイン賞は色々な分野が対象となっていますが今回の新産グループの提案は地域材を利用した木の家というテーマでの受賞です。(エコワークスは新産グループの一社です。設計、IC、工事、施工班は共有化されて共同仕入と共同での技術向上を図っています。)
エコワークスにおいても、さらにデザイン性にも磨きをかけてお客様にご満足を提供したいと考えております。
ちなみに新産グループでは設計チームは共通で新産所属の設計士がエコワークスのお客様の設計をすることもありますし、エコワークス所属の設計士が新産のお客様の設計をすることもございます。お客様のこだわりについてもっとも提案力のある設計士を担当させておりますので是非設計提案へのご相談をお待ちしております。
さて、当見学会のエコワークスの完成建物の会場は熊本市のY様邸で、平屋のOMソーラー&薪ストーブの終の棲家がテーマのお住まいでした。
リタイアされた後の暮らしを楽しむ為の工夫が随所にみられる建物でした。
お天気も良く多くのお客様にご来場いただき、二日間で丁度100組のご見学をいただきました。
平屋という物件がゆえに、実際に平屋を検討されているお客様が多く、実例として参考にしていただけたかと存じます。
ちなみに来12月の熊本県荒尾の見学会も平屋の物件です。
平屋をお考えのお客様は是非この機会にご来場ください。

伐倒の瞬間をキャッチ
恒例になりました、新産グループの森林セラピー体感ツアーです。
今回もバス8台、総勢150名程の多くのお客様にご参加いただき誠に有り難うございました。
ツアーは春秋の半年に一度開催され、人吉近郊の山林地に足を伸ばし、木材の伐採現場(葉付き天然乾燥中)、天然乾燥工場(原木、製材品)、木材加工工場など木材流通のプロセスを辿りながら山の美味しい空気を一杯吸って、さながら森林セラピーを満喫いただけます。(というわけで、私が勝手に森林セラピー体感ツアーと名づけました)
最近は森林浴に代表されるような森林セラピーが社会的に注目されています。
医学的な研究も進み、健康面へのプラス影響が解明されつつありますが、それよりも山歩きやトレッキングは健康に良いこと間違いありません。

「お~」という歓声の後に大きな拍手!
伐倒(ばっとう)の瞬間には「お~」という大きな歓声の後に大きな拍手が自然と起こります。
魂が震える感動の瞬間です。
チェーンソーのうなり声が山に響き渡った後、ゆっくりとゆっくりと木が倒れ始め「ドスン」という地響きが体にも心にも伝わってきます。
私たちの身の回りには多くの木材製品が使用されていますが、こうやって木が切り倒されている現場を体験する機会は滅多にはありません。
苗木を植えた後、世代をこえた育林を経て60年、70年後に伐採を迎えます。
戦後、日本では各地で人工造林の取組みがなされ、伐採の適齢期を迎えています。
木の伐採→木の活用(二酸化炭素固定化)→苗木を植える→木の生長(二酸化炭素吸収)
このサイクルを回しながら循環型林業経営が担保される山から伐採された木材が森林認証材です。
私たち新産グループは森林認証材による家づくりにおいて日本トップクラスの普及実績を有しています。
それは経済価値から判断された取組みでなく、「過去に畏敬、現在に感謝、未来に責任」という哲学のうえに立脚した取組みです。
次は春に開催されますので、これから住まいづくりを考えられるお客様には是非ご参加いただき、唯一の循環型建築資源である木材の製造プロセスをご見学いただくと同時に、森林セラピーで癒されて見ませんか?

エコワークスのお客様の出版本
エコワークスで終の棲家を建築されたお客様がその家造り体験記をなんと”出版”されました!
エコワークスのお客様は皆さん熱心に家造り、住まいづくりに取り組まれる方が多いのですが、出版までされるケースは初めてです。
当著書では、ご夫婦が終の棲家として土地探しから工務店探しまでこだわりながら紆余曲折の奮闘気をご夫婦それぞれの視点で綴っておられます。
ご主人は京都大学工学部電気工学科のご卒業で私の直系の先輩でもいらっしゃっるのですが、理科的な能力だけでなく文筆にも長けておられ、大変に読みやすい本となっています。(私の卒業した情報工学科は電気工学科から分派した学科で多くの授業が電気工学科と共通でした)
ぜひこれから住まいづくりに挑戦されるお客様に読んでいただきたいと思います。
ご建築は2007年12月完成ですのでエコワークス今の仕様と異なる点がありますが、大筋において大変に参考にしていただけると思います。
☆書評はこちらです。「施主本と呼ばれるものだが夫婦で著したのは珍しい。夫婦コラボによる自分たち最後の家づくりの自叙伝になっているが、毎頁に写真を配置し、設計から施工、その後の暮らし方まで、家を形作る要素に従って自分たちの考え方を解説しているので、どこから読んでも理解できるようになっている。木造無垢を基本にOMソーラーシステムという、自然換気による床暖房、冷気取り込みシステムを活用して自然との共生の暮らし、環境に優しい家作りを実践している。特にエコ(エコロジー、エコノミー)に敏感な女性向けの家づくりで、妻はあらゆる面でこだわりを徹底し、それを夫が支える。自分達のライフスタイルに従った家のありかたを訴えた本だ。」
☆ぜひご購入を!こちらのアマゾンで。

大野城モデルハウスの屋根にはこんな機械が設置されています。
気候環境測定の為の特殊な機器群です。
現在、九州大学環境エネルギー工学専攻熱環境システム研究室の林徹夫先生に、大野城モデルハウスの自然エネルギー利用の研究を委託しています。
研究成果をふまえてお客様へのご提案をさらに進化させて行きたいと考えています。
エコワークスはメーカーのデータを鵜呑みにせずに実証実験を行いながら最適解を提案します。

高知県梼原町のLCCM住宅実験棟
かなり遡って書きますが、10月初旬に高知県梼原町のLCCM住宅モデルハウスをJBNとして視察をさせていただきました。(JBN工務店サポートセンター環境委員会副委員長として本企画を立案させて頂いたのですが、関係各位の多大なるご協力のもと実現いたしました。心より感謝申し上げたいと思います。)
こちらが国内第一号のLCCM住宅実験棟で、昨日のブログでご紹介したつくばは第二号棟となります。
高知県梼原町は木材の生産地で、産直型の木造住宅としてLCCMを目指し、実証実験棟として今年春頃に完成しました。
特筆すべきは、木材の乾燥工程における省CO2化への取組みです。
一般に木材は乾燥させて製品として使用されるのですが、その乾燥工程には重油が用いられ、一棟に使用される木材の乾燥にはおよそ4トンもの大量のCO2が排出されます。
この大量のCO2排出を大幅に低減させるために、木屑ボイラー乾燥が導入されています。
木屑が燃料となるボイラーは、木が生長する時に吸収したCO2が燃焼時に大気中に放出されるだけなので、二酸化炭素を出さない(ほぼ)カーボンフリーとみなされます。
今後の日本の木材乾燥は、木屑ボイラー乾燥が相当の勢いで普及する時代が目前に来ていると予見しています。
さらに検証を深めてみます。
さきほど「・・・(ほぼ)カーボンフリーとみなされます。」と書きましたが、木屑燃焼時には一酸化二窒素が排出され、一酸化二窒素は二酸化炭素の数百倍もの温暖化係数をもった温暖化効果ガスであるがゆえに、完全なカーボンフリーではありません。
というわけで、最も二酸化炭素を排出しない理想の木材乾燥は「天然乾燥」です。
LCCM実現の要素として、木屑乾燥や天然乾燥が、重油乾燥に対して大きな優位性をもって公的に評価される時代が来ます。
そして、認証制度や補助制度によって普及が推進されます。
新産グループは10年以上も前から、温故知新で天然乾燥に愚直に取り組んで参りました。
その着眼の根源は「損得より先に善悪を考えよう」という創業者の経営哲学がありました。
業界の非常識に挑戦した天然乾燥木材供給システムが未来社会に対して大きな価値を持ち、木造住宅の新時代を切り拓くことに新たな使命感を燃やしています。
事業の社会的な価値を少しずつ大きな価値へと育て、未来につなぐことが私たちの使命です。

ご説明いただく慶応大学の伊香賀先生(左上端の方/LCCM住宅研究開発委員会LCCO2部会長)
伊香賀先生にも多くのことを教えていただき有り難うございました。(遠路はるばるご多用の合間をぬってお越しいただきました。心より感謝申し上げます。)

建築研究所前にて(つくば市)
今日、茨城県つくば市にあります建築研究所にて開催されたLCCM住宅デモハウス構造見学会視察に行って参りました。
写真はいつも色々と教えて頂いている業界の先輩方で東京の田中工務店田中社長と、名古屋の阿部建設阿部社長です。
秋葉原からつくばエクスプレスでの道中は業界四方山話に花を咲かせて大変良い勉強となりました。

冒頭ご挨拶の建築研究所村上周三理事長
最前列に座っているのでこんなアングルの写真になっていますが、会場は予定の100名を大幅に超えた150名の申込みがあり大盛況でした。

LCCM住宅の説明
これから究極のエコハウスとしてのLCCM住宅の普及を目指した取組みが始まります。
公的認証制度や補助事業などで推進されるというわけです。
住宅・建築物省CO2先導事業は、LCCM的な取組みを優位に評価することで、今年度第二回の公募から事業主旨が拡大されて実施されています。
エコワークスは同事業において昨年度に単独工務店としては全国初の採択をいただきましたが、今年度も二年連続採択を目指して挑戦中です。
結果は12月上旬に発表されますのでまたご報告いたしますね。

建設中のLCCM住宅デモハウス
斬新な発想のデモハウスです。
大手ハウスメーカーから先進的な工務店さんまで住宅業界のあらゆる方面からの参加がありそれぞれから熱心な質問が飛び交っていました。
当社でも取り入れられる要素技術がありましたので今後の実践課題といたします。
エコワークスは、LCCM住宅のリーディングカンパニーを目指したいと真剣に考えています。
社会良し、お客様良し、会社良しの三方良しの実践です。