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本日エコワークスの大番頭、常務の山田泰彦さんが65歳の誕生月にて退職されます。60歳の定年後延長雇用制度に基づき毎年延長をお願いしながら65歳ギリギリまでお力を借りました。新産の時代を含めると10年もの長きに渡り名補佐役として私を支えていただきました。私にとっては奇跡的とも言える有難いご縁でした。心からの感謝を表したくこの場でもご紹介させて頂ければ幸いです。
山田さんは熊本県人吉生れ、若い頃はブックセールスの世界で営業力の地力をつけられ、その後、ある大...手プレハブメーカーに勤務され支店長まで務められ、その後ご縁があり10年前に新産グループ営業部に入社されました。七年半前のエコワークス創業時に、力を貸して欲しいとお願いし、山田さんを筆頭に五人のメンバーと共にスタートしました。初期の頃は何でも自分達でやっていたので、見学会のテント設営から見学会チラシの近所へのポストインまで山田常務も私も一緒にやっておりました。今となっては良き思い出です。
最後に山田さんから言葉をいただきました。仁義礼智忠信孝梯という儒教の教えです。その順番にも意味があります。最後まで学ばせていただき本当にありがとうございました。これからは山田さんに育てていただいたメンバーと共に第三創業に挑戦して参ります。今後ともどうぞよろしくお願いします。m(_ _)m

昨日熊本オフィス前にて。私の左が山田さん。


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今年の自立研のフォーラムでエコワークスの山下君が発表した「環境家計簿を用いた住まいのエネルギー使用量把握とそのデータ検証」が全国の意欲的な応募の中から最優秀賞に選ばれました。審査委員長の野池さん、ゲスト審査員の南雄三さんにもご評価いただき大変有難い受賞となりました。エコワークスでは昨年より全てのお客様に環境家計簿の提出をお願いしています。今回の受賞はお客様のご協力のお陰と言っても過言ではありません。その家計簿をもとに家庭ごとの一次エ...ネルギー消費量を定量分析し、お客様の暮らしにフィードバックしたり、省エネを楽しく競うエコライフコンテストなどの活動を始めています。昨年、取り組み始めた頃の社内には「え~、そんなことまでお客様に義務付けるんですか?」という慎重な意見もありましたが、今では省エネ・節電は多くのお客様の関心事になり皆さんに興味を持っていただいています。野池さん率いる自立循環型住宅研究会では、省エネと快適の両立を目指しています。私は、この快適性は物理的な体感としての快適性と、もうひとつは精神的な心の快適性だと思うのです。未来の社会のために出来る範囲内で楽しく省エネに取り組んでみませんか?エコワークスのお客様のFacebook秘密グループはそんな話題で盛り上がっています!この冬、エコワークスは環境省と地球温暖化防止全国ネットの試行事業にも選定され、50組のホームオーナー様(一年以上入居)を対象に家庭のエコ診断を実施いたします。ぜひお問い合わせください。m(_ _)m

発表した山下君。先週第一子も元気良く生まれました。ダブルでおめでとう!

住宅・建築物省CO2先導事業の平成23年度第二回に提案申請チャレンジ中です。内容ヒアリングのお知らせが一昨日来ましたので事実上の一次予選突破です。12/6に東京で審査委員の先生方へプレゼンテーションをいたします。エコワークスの今年の提案の先導的目玉は、家庭のエコ診断の長期優良住宅維持保全計画への組み込みとシステム化です。環境省系のうちエコ診断員、経産省系の家庭の省エネエキスパート検定など各省庁で独自の動きがありますが、それらを全て包含した省エネ診断と助言の長期的かつ計画的実施を提案したいと思います。そんな社会制度が実現することを願っています。


本日は47歳の誕生日でした。多くの方からお祝いのメッセージをいただき誠に有難うございました。心より御礼を申し上げます。友達の皆さんの投稿に「Facebookを始めて良かった事として、誕生日に色々な方からお祝いの言葉をもらって非常に嬉しかった。こんなに沢山の方からメッセージをいただいたのは生まれて初めてでさらに嬉しかった。」との投稿を時折読ませていただきましたが私の番が回ってきました。素直に嬉しいものですね。本来であればお一人づつ返礼...のお返事を申し上げるべきところですが誠に申し訳ありません。ウォールでのお礼にかえさせていただくことをお許しください。
さて、誕生日に思うことを記します。私の平均余命は34年です。12,410回目覚めたら永遠に目覚めない朝が来ます。その時間でどれだけのことが出来るのでしょうか?月並みですが、一度きりの人生なので精一杯ポジティブに利他の心で生きたいと思います。(そういえば、この前子供から世の中のためもいいけれど家族のためも考えてくれと言われてへこみました!その点は力不足で猛省です。m(_ _)m)
さて、ブータン国王が来日され話題になっています。TVで放映された国王のスピーチを部分的に聞いて是非全文を知りたいと思い、ネットで検索してみたところ発見しましたので紹介します。素晴らしい内容で心に響きます。
全文はこちら。http://getnews.jp/archives/152497
ブータンが掲げる国民総幸福量の国家ビジョンについては10年くらい前にハウスジーメンの鵜沢さんから教えていただき興味を持っていました。ブータンでは1970年代からこのコンセプトで国家運営がなされています。そして世界中で経済が破綻し行き詰まる中で、ブータンの国民総幸福量の概念が世界から注目されています。ローマクラブが「成長の限界」を発表し世界に警鐘を鳴らしたのも1970年代です。当時の日本は右肩上がりの成長が続き、物質的豊かさを目指すことに懸命な時代でしたね。私も小学生ながら空気感を覚えています。あれから40年の月日が立ち、本当に時代が変わりました。国民総生産から国民総幸福量へ。日本もブータンのように国家の価値観を進化させるべき時代に直面していると感じます。
私たちエコワークスはお客様と未来の低炭素社会の総幸福量の極大化を目指し、微力ながら真摯に取り組んでいきます。今後ともご指導ご鞭撻を頂戴できれば幸いです。

外務省: ブータン〜国民総幸福量(GNH)を尊重する国
www.mofa.go.jp

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昨日開催されたJBN環境委員会のテーマは最近話題のスマートハウスでした。3.11以後のエネルギー政策の見直しを背景に長期的に普及せざるを得ない情勢ですね。一方で是非について業界でも賛否両論です。大手メーカーはメンツを掛けた開発競争を背景に次々に新商品発表をしていますが実売実績は殆ど無いようです。現実にはこれから各種規格が統一されてマルチベンダとなってからが本格的な普及期を迎えると思います。エコワークスは、現時点では次の三点程度をお勧めしたいと考えていま...す。①太陽光発電又はOMソーラー(併設がベスト) ②見える化程度のHEMS(制御系HEMSは時期尚早) ③電気自動車又はPHV(プラグインハイブリッド)を蓄電池として宅内給電対応(なお現在メーカーの規格は問合中で発表待ちです)
レクチャーいただいたN様、ご教示ありがとうございました!

レクチャー受講中(私は副委員長として議事企画担当をしています。JBN会員さんであればどなたでも参加可能ですので是非ご参加ください)

下記リンク先は鹿児島のY社さんが平成23年度第一回の公募で採択された住宅・建築物省CO2先導事業のプロジェクトです。ご縁があって少しだけお手伝いさせていただいたのですが、鹿児島という蒸暑地の気候風土に配慮してライフサイクルカーボンマイナスを目指した超エコハウスです。今回の公募では大手プレハブメーカーからスマートハウス的提案が沢山あったと思いますが、大手メーカーからの採択は一社もありませんでした。採択されたのは北方型住宅ECO推進協議会さん、OMソーラーさん、ヤマサハウスさんの3社だけで、国交省の判断はエコハウスの先導性としては機械的なものよりも地域に根差した建築的工夫をより優位に評価されたものと理解しています。明日から同社との経営交流会です。イノベーションのヒントを学んでまいります。

鹿児島の家づくり | 鹿児島 住宅建築 絆の家 ヤマサハウス
www.yamasahouse.co.jp

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熊本市内から東へ約50km、阿蘇五岳の北斜面の渓谷に広がるツツジの名所「仙酔峡」近くの別荘地に行ってきました。長年関西でお仕事を勤め上げられた後、リタイヤされて終の棲家を建てられたH様の初回の定期点検です。ゆっくりとした時間の中で豊かに暮らしていらっしゃいました。心からご満足いただいているご様子に有難いご縁に感謝の気持ちで一杯になりました。
仙酔峡は五月のツツジ祭りが有名でおよそ五万本のミヤマキリシマが咲き乱れ一面をピンク色に染め、その美しさに仙人すら酔ってしまったという逸話にちなんで仙酔峡と呼ばれています。その季節に再訪してみたいと思います。

写真は途上で見かけた肥後の赤牛です。のんびり屋さんですね。