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お知らせを失念していたのですが今更ですが報告です。

先月発行の住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の機関紙の特集「住宅の省エネ化に向けて」の中で私の寄稿が紹介されました。

... 次のpdfの56~59頁です。
http://www.jhf.go.jp/files/100462492.pdf

内容はエコワークスの直近3年間の住宅・建築物省CO2先導事業への取組みの変遷と、そこから得られた知見に基づいてゼロエネルギー住宅だけでなくゼロエネルギーライフを志向するようになった経緯について書いております。
「住宅金融」住宅金融支援機構機関紙(旧住宅金融公庫)
www.jhf.go.jp

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今週は環境省の中央環境審議会地球環境部会を傍聴してきました。

この会議では有識者により地球温暖化対策の中核的な検討がなされています。こういう会議は誰でも傍聴出来る事を知らなかったのですが、下記のサイトを見ていたら傍聴者募集中との新着情報が流れていたので、興味津津で申込んだ所、運よく抽選漏れにもならずに傍聴する事が出来ました。委員は約50人、傍聴者など関係者は100名程のとても大きな会議室でした。

... 百頁以上の膨大な内容の配布資料に対して、次から次へと報告と質問と回答がなされますが、あまりに短すぎる審議時間のため異論百出の様相にもかかわらず、議事は進行せざるを得ない状況です。

僅かあと2回の会議で報告書をまとめ政府に報告をするそうですが、問題解決のハードルのあまりの高さと国の知見の総力を挙げてもこのレベルまでしか議論が進んでいないのかと愕然としました。

部会や小委員会は頻繁に開かれており、恐らく実務担当者の方々は激務をこなしながら徹夜続きで資料の作成や準備に携わっておられると拝察いたしました。心の中で頭が下がります。

3.11が引き起こした原発問題は、地球温暖化という問題とのジレンマを私達に突きつけています。有識者の方々の議論は真剣そのものでした。会議の空気感から、低炭素社会の到来のスピードを実感することが出来てとても意義ある原体験でした。

過去に資料はこちらです。
http://www.env.go.jp/council/06earth/yoshi06.html
地球温暖化対策に係る中長期ロードマップ
www.challenge25.go.jp

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すますまといってもTV番組の「SMAP×SMAP」ではありません。

国交省、経産省、環境省の合同会議で「低炭素社会に向けた住まいと住まい方の推進会議」を通称すますま会議と呼んでいます。過去の資料はこちら。
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000023.html...
昨日、第四回の会議が開催されまして資料を入手しましたので一部をご紹介します。(傍聴を申込んだのですが残念ながら抽選に漏れまして受付で資料のみ頂いて来ました。公開資料ですので工程表(案)を添付します。)

工程表は会議を重ねるたびに詳細が明記され、これからの住宅にかかる省エネ施策が見えてきます。

ここで注意点ですが、これらの資料や検討は昨年までのエネルギー基本計画に基づくもので二酸化炭素排出係数の原単位などは今後予想される原発縮減の事は反映されていません。

今年の夏にかけて原発問題を軸にエネルギー・環境戦略の抜本的な見直しがなされます。まもなく国から国民に対して、エネルギー・環境戦略に関する選択肢の提示がなされ、国民的な議論を経て、この夏には「革新的エネルギー・環境戦略」の決定が予定されています。

その結果、二酸化炭素排出係数の原単位が変更(悪化)になれば、今回の第四回の会議で議論された工程表のスピードでは全く間に合わないという事になります。

今の工程表は、2020年に標準的な新築住宅はZEH、2030年に新築住宅の平均でZEHと目標設定されていますが、さらに目標を前倒ししなければならないという議論になってくると予想しています。こうなってくると、住宅施策という次元ではなく環境革命の様相を呈してきます。

エコワークスでは今年に入ってからのご契約はZEHが過半となり、受注残50棟のうち20棟の約4割がZEH仕様となっています。エコワークスの目標としては、2015年に新築住宅の平均でZEHを目指し工程表の15年前倒しに挑戦したいと考えています。

資料が参考になれば幸いです。m(_ _)m



ツアーご参加のお客様が最も感動される木の伐倒シーンです。こうやって切り倒された木は1〜2年の天然乾燥工程を経て既定の含水率以下になった上でお客様のお住まいの建築に利用されます。伐り手は、林業技術のコンクールでわずか入社三年目で優勝したという若手社員さんです。若年就労者が少なく社会問題化している林業の世界で若い世代を育てる力を持つ泉社長に敬服です。循環型林業経営は国の治山治水だけでなく資源問題や地球温暖化問題とも関係する重要な国家的な課題です。間接的ながら木の家の普及で地域循環型社会の実現に向けて一隅を照らしたいと思います。

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プロセッサは国内で最も一般的な高性能林業機械で、伐倒された後の木の枝払いと玉切りを行います。
もともとは欧州の機械ですが、それを国内の急峻な山での作業用にアレンジしたものとのことで、その導入初期での開発に泉社長も大きな役割を果たされたそうです。
次から次へと玉切りをしていく様も圧巻です。