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パリまであと6時間。

ロシア上空の機内で勉強中です。

国立環境研究所 地球環境研究センター 気候変動リスク評価研究室長の江守さんによる地球温暖化に関する記事です。

とても分かりやすく一般の方向けに書いてあります。

7年くらい前のことですが、温暖化について江守さんの講演を聴講した際に、名刺交換のご挨拶をさせていただき、厚かましくも購入した本にサインをお願いしたところ、生まれて初めてサインするとおっしゃっておられました。^_^

その後も国立環境研究所の研究者の方にお会いする機会がありましたが、皆さん本当に熱心に取り組んでおられる様がとても印象的でした。

これからも国環研の活動を応援していきたいと思います!
江守正多の記事一覧-個人-Yahoo!ニュース
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今日から5泊6日の旅程でパリで開催されるCOP21関連ビジネスイベントに参加してきます。

目的はCOP21が社会に与えるインパクトや2050年までの企業を取り巻く社会制度の変化を肌で感じて布石を打つことです。

私は20代はIT業界に身を置いて市場調査等も携わっていましたが、約30年前の当時にインターネットやスマホの劇的な普及を予測していた人は業界に誰一人としていませんでした。

今から30年後に向けて世界がどう変わろうとしているのか?

探究心と使命感に火をつけようと思います。

参加するイベントは正規の国際交渉会議ではなく、関連して企業や行政に向けて行われる会議が中心で次の通りです。

(1)世界気候サミット (World Climate Ltd主催)

(2)サステイナブル・イノベーション・フォーラム (UNEP国連環境計画、Climate Action主催)

(3)ケアリング・フォー・クライメート (UNGC国連グローバルコンタクト、UNEP国連環境計画、UNFCCC主催)

(4)エナジー・フォー・トゥモロー (NY Times主催)

同行させていただくJapan-CLPの低炭素ビジネスを志向する日本のトップ企業の皆様からも学ばせていただきたいと思います。

このような機会を支えていただくお客様、社員の皆様、ご縁のある全ての皆様に心から感謝のフライトです。^_^
ご縁のあるNHKのディレクターさんから紹介いただきました。

COP21開催時期に合わせて一年半をかけて、フランスと日本で共同制作してきたとのことで、一押し番組です。

12/5土曜の19:00〜BS1です。

関心のある方は是非。^_^

NHK.OR.JP 作成:日本放送協会
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2℃の次に話題にする数字は1兆トンです。

2℃未満に抑えるために世界が排出可能なCO2はおよそ1兆トンしか残っていないということです。

初めて聞く人も多いと思いますが私も最近勉強しました。

いま世界の毎年のCO2排出量は約300億トンです。

このままペースが変わらなければ300億トン×30年で約1兆トンですから30年余で達してしまうということです。

年間300億トンを単純に毎年5億トンずつ減らしたとすると毎年の排出は60年先にゼロになり、世界の累計排出量の増分が1兆トンに収まる計算です。

というわけで、およそ60年後の2080年〜2100年に二酸化炭素を排出しない社会に転換する必要があるというわけですね。

ですから2100年にゼロにすれば、それまでは大量に排出して良いということではなく、世界の累積排出量に上限があるということなのです。

石油や石炭を採掘できてもこれ以上は燃やさないという時代の到来の可能性を示唆しています。

日本の家庭や住宅はどうなるでしょうか?

2020年に新築の過半数をZEH、2030年に全新築平均でZEH、2050年には既築を含めて平均でZEHにする施策を目標としてこれから住宅における省エネと再エネの議論が進化します。

住宅は2100年でなく50年前倒しで2050年にはストック平均でCO2排出ゼロが議論されています。

いま私たちが建築している住宅は2050年頃には子どもや孫の世代が住み継いでくれています。

これから住まいをつくる人はお客様も建築屋も、子どもや孫の世代のことを考えて取り組む必要があるのだと思います。^_^

※二酸化炭素の累積排出量に上限があるという考え方をカーボンバジェット(炭素予算)と言います。詳しく学びたい方は
地球環境戦略研究機関IGESのレポートを紹介します。
http://www.iges.or.jp/jp/climate-energy/20140925.html

※図は私が応援しているNHKのミツバチげんちゃんのブログから転載しました。^_^
http://www.nhk.or.jp/ecochan-blog/200/214911.html
昨日COP21が開幕しましたが、私も4日後にはCOP関連の勉強会でパリに行きます。

毎日この2℃という温度のことを目にしない日が無いくらい報道されています。

忙しい皆さんのために分かりやすいサイトをご紹介します。

BBC(英国)の日本語サイトの動画です。
http://www.bbc.com/japanese/video-34929595

なおキャスターがコメントする2℃とは、溶ける前のアイスクリームと溶けたアイスクリームの温度差が2℃という意味です。

それから5℃とは氷河期と現代の平均気温差はわずか5℃くらいしか無いということです。

氷河期というと世界が零下になるようなイメージですが平均ではわずが5℃くらい寒いだけです。

ちなみに現代は温暖な間氷期に位置しますが、数万年後には氷河期が再度到来すると言われています。

孫子の代どころか、1,000世代くらい先の話です。

気が遠くなりますね。

上限としての目標2℃は世界平均気温なのですが、北極圏はその倍以上に上昇すると予測されてるのが厄介です。

今のままではグリーンランドの氷が溶けるのが不可逆的に止まらなくなる可能性があり400年〜数千年かけて全部溶けて海面は7mも上がると言われています。

それでも数十世代先の話です。

もっと目先の話では極端な異常気象の発生頻度が増えると言われています。

これは孫子の代くらいのリスクです。

COP21は未来の世代の命運を現世代の意思が左右しかねないという歴史的な転換点となります。

さらに詳しく知りたい方は国立環境研究所の江守さんの解説がオススメです。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/emorisei…/20151128-00051826/