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<要旨>
パリ協定を見据え、住宅・建築分野の超長期的な省エネ施策をテーマにしたシンポジウムが開かれます。(7/25)

長期的な環境経営に関心のある方には是非ご出席をいただきたくお知らせします。

<主旨>
パリ協定を受けて、今年5月に地球温暖化対策計画が閣議決定しました。温室効果ガスの2030年26%削減、2050年80%削減という極めて高い目標です。

その中で、住宅・建築分野が大きな関わりのある民生部門は2030年40%削減という全体平均より高い目標が掲げられています。

そのことに対して、日本の住宅・建築業界として長期的な視野のもとにどのように取り組んでいくかをテーマに開催されるシンポジウムです。

主催はグリーン建築推進フォーラム(IBEC)、日時は7/25月1330~1600、場所は東京の田町の建築会館です。

ご案内状はこちら。
http://www.ibec.or.jp/seminar/files/h28_2nd_GCPForum.pdf
WEB申込受付はこちら。
https://www.ibec.or.jp/cgi-file/greenbuild_forum/entry.html

地球温暖化対策計画はこちら(H28.5閣議決定)
http://www.env.go.jp/press/102512.html

※ライフワークの一環で私も運営委員の末席にて企画のお手伝いをしています。未来の子どもたちのためにお役に立てれば幸いです。^_^
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SIIのZEH補助事業の一次公募の採択通知が届きました。(125万円/件の補助金が交付されます)

全体としては75%(約1500/約2000)の採択率でしたが、幸いエコワークスの申請分は2件とも採択されホッとしています。

弊社の内容は次の通りです。

①創エネを除く省エネ率
②評価加点項目
③UA

一棟目
①36.8%
②UA0.48以下、BELS、HEMS実稼働の20ポイント加算
③UA0.46

二棟目
①34.5%
②BELSのみの5ポイント加算
③UA0.54

二棟目の物件は加算ポイントが少なく心配でしたが採択されて良かったです。

今後は加算ポイント次第での採択可否になると思われますので、UA0.48クリアは必須になってくると思われます。(そう願います)

この水準になると量産ハウスメーカーでは対応しにくく、前先生曰くスーパー工務店の世界となってきますね!
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今日が締め切りの国土交通省のサステナブル建築物等先導事業(平成28年度第一回)に提案申請いたしました。

テーマは、熊本地震復興とレジリエンスと省CO2です。

新しい技術要素として、大きく次の二つを盛り込みました。

①CASBEEレジリエンス住宅チェックリスト
→自然災害に備える住宅の評価ツールとして開発が進められています。
→シンポジウムはこちら。
http://www.ibec.or.jp/CA…/casbee_pdf/16th_CASBEE_seminar.pdf
②CASBEE戸建(新築)QH日射の調整機能について最高レベル5とする
→レベル5とは、夏期日射侵入率を0.3以下とし、冬期日射侵入率を0.6以上とするものです。温暖地における高断熱化は日射侵入率の定量的なコントロールが必須となることからCASBEE及び自立循環型住宅設計ガイドラインの指標を採用しました。

知恵を絞ってくれたスタッフの皆さんに感謝です。^_^

応募棟数は200棟で採択された場合は地域の中小工務店が供給する住宅の省CO2化と同時に熊本県の林業を支援するB2Bのスキームとして展開したいと思います。
SIIのZEH補助事業の一次公募の交付決定概要が昨夕SIIのHPにて発表されてます。

申請2,095件に対して採択1,584件と予想以上に狭き門となり、採択率は75%となりました。

今回の採択にあたっては審査時に加点要件が相応に効いたと推測されます。

加点要件は三つでした。

①断熱性能UA値をZEH基準より20%以上強化した場合10ポイント加点

②HEMSの稼働確認した場合5ポイント加点要

③BELS表示した場合5ポイント加点

経産省が最も重視しているのは躯体の高断熱化であることが読み取れますね。

温暖地ではUA0.6→UA0.48となりG2グレードに迫る相応の水準です。

エコワークスも今後は殆どがこの水準でのご提案になってくると思われます。

個人的な希望ですが、国交省がいま検討していると思われる断熱性能等等級の上位水準ですが、温暖地においてはUA0.56(G1)〜0.6(ZEH基準)くらいが等級5、UA0.46(G2)〜0.48(ZEH強化)くらいが等級6という感じで、検討が進むと良いと考えています。

さらに等級7も欲しいですね。^_^

※エコワークスは一次公募に2件申請しています。個別の結果通知を待ちたいと思います。
SII.OR.JP
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日経ホームビルダー7月号で特集されています。

論点は、耐震等級や壁量と同時に耐力壁と柱の直下率です。

写真右側の物件は手前味噌で恐縮ですが取材協力させていただいた益城町の弊社物件で、耐震等級3であると同時に直下率が良いと紹介いただきました。

ちなみに左側の紙面は量産ハウスメーカーの軽量鉄骨住宅の倒壊に掛かる記事です。(築20年以上)

私ども新産グループは新耐震基準の施行のあと独自の社内ルールで耐力壁と柱の直下率をコントロールしてきたことが、今回の益城町界隈のOBお客様約100物件の倒壊ゼロという結果につながったと考えております。

当時を思い起こすと、直下率を制約したがゆえにデザインが制約され、お客様のご要望通りに自由に設計が出来ないこともありましたが、先代を始め技術の大番頭滝澤さんらが愚直に取り組んできたことが良かったと感謝の気持ちで一杯です
木造住宅の耐震診断サービスを事業として本格化します。

数年前より福岡県や熊本市の耐震診断事業に協力しながらノウハウと知見を蓄積してきましたが、熊本地震に被災されたお客様から多数のご相談をお受けしていることから体制を強化し、新法人としてスタートすることといたしました。

耐震診断には簡易診断、一般診断、精密診断と段階があるのですが、九州ホームインスペクション株式会社では、原則として被災の程度の大きな住宅の耐震診断を対象としていますので精密診断による診断を基本といたします。

熊本地震では築浅の建物、耐震等級2の住宅、量産ハウスメーカーの軽量鉄骨住宅も倒壊しています。

現時点で損壊を免れた住宅でも、相当の揺れにより、表からは見えない壁内の耐震性能の劣化が考えられます。

住宅全体を調査することで、耐震性の残存率を推定し、耐震診断のみならず、耐震リフォームも提案させていただきます。(施工業者はお客様にて自由選択です)

熊本の皆様が、より一層に安心してお住まいいただくためにお役に立てれば幸いです。
益城町の被害の大きい二つの地域において倒壊建物の調査レポートが発表されています。

住宅のあるべき耐震性について大変に示唆に富む内容で、4号特例についても問題提起されています。

最新の建築基準法は大規模地震(6強〜7)の一回の揺れに対して倒壊しないことを前提にしていますが、熊本地震では震度7の二回の揺れにより多くの建物が倒壊しています。

日経BPの報道によれば、耐震等級2の住宅や量産メーカーの軽量鉄骨住宅も倒壊しており、私も現地をこの目で確認してきました。

益城町の実情を多くの業界人に知っていただき、あるべき耐震性についての議論が広がることを願います。
JUTAKU.HOMESKUN.COM
住宅業界ではZEHの功罪についての議論が花盛りです。

賛否両論ありますが議論が深まり、時代は変わりつつあります。

産業革命→化石エネルギー大量消費社会→温室効果ガス排出→気候変動リスク→パリ協定→地球温暖化対策計画&長期エネルギー基本計画→住宅部門は省エネ施策からゼロエネ(ZEH)施策へ→住文化への悪影響が議論に。

何処に視点を置くかによって議論は全く変わってきます。

未だ未だ課題の多いZEH施策ですが、これだけ議論が起きていること自体がまずは第一歩を踏み出したと言えると思います。

クールチョイス(賢い選択)とは環境省が推進する地球温暖化対策運動のスローガンで、以前のチームマイナス6%、チャレンジ25に続くものです。

クールチョイス ZEHが住宅業界のスローガンとなるよう微力ながら課題解決に努めたいと思います。
COOL CHOICE
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首都圏も震度7・・・を予測したニュートン増刊号が2012年に発刊されていました。

我が家のことですが、震災で本棚から本が飛び散り足の踏み場の無かった自宅の書棚を今日一日掛かりで片付けた際に見つけました。

偶然に当時買っていたようです。

改めて読み直すと首都圏を震度7の地震が襲った際のシミュレーションとして次のようなリスクが指摘されています。

①震度6強〜7の大地震の発生確率は今後30年で70%(九州中部は約20%でした)
②経済被害は200兆円(熊本の40倍)
③死者2.6万人(熊本の500倍)
④長期の停電、断水、ガス停止
⑤病院の治療困難、薬不足
⑥津波による沿岸部被災、地下鉄や地下街の水没
⑦下町等での大規模火災
⑧老朽ビルの倒壊、首都高の車両が巻き添えに
⑨駅ホームからの転落事故、鉄道車両の脱線
⑩日本経済は長期停滞し国難

一年のうち約2割は東京にいる私にとっては他人事では無く、想像を絶する惨状に背筋が凍ります。

なお建築屋として注目すべき記述は「1980年以前に建てられた建物は倒壊の危険性大」という中見出しです。

やはり防災の専門家は当時においても1981年以降の耐震基準であれば倒壊しない前提で予測がなされています。

今回の熊本では連続地震によって1981年以降の新耐震基準はおろか2000年以降の新・新耐震基準でも倒壊する可能性があることを示唆しています。

大震災対策の見直しが急務と思われます。

私どもにできることとしては建築の年代に関わらず建物の耐震診断(精密)を普及し、問題点があれば耐震補強を提案していきたいと思います。
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昨日は制震システムの勉強会を名古屋環境デザイン株式会社の阿部社長にエコワークスの熊本オフィス社員向けに開いていただきました。

建築物の耐震性は大きな地震で揺らされることによって、もともと有していた本来の耐震性が相応に減じられてしまうのですが、その減じられ方を減衰するのが制震システムです。

従前より新築住宅において耐震性等級3(最高)は全棟実現しておりましたが、さらなるご安心として、制震システムのご提案を今後いたして参ります。

既築住宅のリフォームにも有用ですので、揺れがひどかったお客様宅で地震への備えをさらに万全にされたいお客様にご提案したいとも考えております。

エコワークスがお勧めする制震システムはこちら。
https://www.sumitomoriko.co.jp/trc-damper-wh/
代理店である名古屋環境デザイン株式会社はこちら。
http://nagoya-kan.com
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一昨日、リクシルリフォームチェーン主催の住宅再建研修会が熊本の加盟店を対象に開催されました。(エコワークスも加盟店です)

講師は同チェーン500店の中で、耐震リフォームで最も実績のある千葉県柏市の青木建設青木社長です。

実務的に丁寧に解説いただき、学びをさらに深めました。

青木社長とはJBN環境委員会でもご一緒しているのですが、環境省の「うちエコ診断」事業も実施されていて、「うちエコ診断」の実施数はJBN系工務店として日本一です。(手前味噌で恐縮ですがエコワークスは2位)

同社は千葉県柏市に所在しますのでもしお近くの方がいらっしゃったらリフォームの際には是非青木建設さんをご紹介いたします。^_^

ウェブサイトはこちらです。
http://www.iiie-aoki.co.jp
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震災後、熊本城では夜のライトアップが中止されていたのですが今夜20:00から再開されました。

被災しているとはいえ、堂々たる佇まいは熊本人の心の拠り所です。

熊本城を築城した建築土木の神様加藤清正公にも、これからの熊本の復興を見守って欲しいと思います。^_^