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なかなか刺激的な日経HBの見出しです。

誌面で紹介されている否定派の方々のご意見は全くもってその通りと思います。

ZEHを求める顧客は少ない。

ZEHで差別化すべきでない。

ZEHの初期費用が高過ぎる。

本当にそうですね。

私も取材を受け、全く同じことをコメントしています。

一方で、大手とは一線を画す自社の住まいづくりの特徴を活かしつつ、潜在的な顧客ニーズを顕在化(売上増)させて、施主の家計を防衛し、ひいては未来の子どもたちを守ることにつながるという世界もあります。

詳しくは是非お読みください。^_^
KENPLATZ.NIKKEIBP.CO.JP
ホンダ系列の部品メーカー社長へのNHKのインタビューです。

「車から排ガスが出ると、どうしても空気は汚れます。ハイブリッド車でも排ガスは出ます。地球にとって究極の理想は、排ガスを出さず再生可能エネルギーの電気で動く車です。先に進んでみないとわかりませんが、来るときはパッとくる。最後は電気自動車になるんでしょう。」

一方で、住宅も同じ方向となると思います。

給湯や暖房のエネルギー源は、ガスや灯油から、電気(再エネ)や太陽エネルギー利用(パッシブ設計や熱利用)に移行するパラダイムシフトが起きています。

"私たちの世代"で転換を成し遂げることがパリ協定の要請です。^_^
WWW3.NHK.OR.JP
業界唯一の女性編集長 建築知識ビルダーズの木藤さんにエコワークスの住まいを取材いただきました。

私は都合で同行出来なかったのですが、聞くところによれば「エコワークスの社員さんがCOPとかパリ協定とか語り始めたらどうまとめようか?と悩んでいたけど、現場の方々は工務店らしい建築マインドをお持ちで安心しました。」との木藤さんのコメントがあったとのことでした。^_^

これからエコワークス設計陣の建築系雑誌へのデビューが始まります。

皆さん、よろしくお願いします。m(_ _)m
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ZEHビルダーが集うZEH協として、国土交通省の補助事業サステナブル建築物等先導事業という公募に応募しました。(写真は提案書一式)

昨日投稿した通り、来年度からLCCM住宅の普及施策が何かしら加速すると思われます。

ZEHの普及が始まり、LCCM住宅一歩手前の住宅が増えていることからZEHを超えるさらなる先導策としてLCCM住宅について具体的な施策が検討されているようです。

今回応募した提案の骨子は次の通りです。

①LCCM住宅認証 緑星5つ星
②長期優良住宅+耐震等級3
③ランクアップ外皮平均熱貫流率
④創エネ除く省エネ率30%以上
⑤BEST-H(住宅版)による非定常温熱シミュレーション
⑥外壁材・屋根材の耐用年数と更新性への配慮
⑦維持管理の計画・体制への配慮

などです。

なお寒冷地及び低日照地への配慮として、省エネ基準地域区分1・2・3と年間日射量地域区分A1・A2については緑星4つ星でもOKという例外規定を設けましたので、当該地域の方には相当に有利な提案となりました。

採択されるかどうかは神のみぞ知るで、12月の発表を待ちたいと思います。

もし採択されましたらZEH協の会員さんとともに取り組みたいと考えています。

興味のある方はご入会も合わせてご検討よろしくお願いします。m(_ _)m

※ZEH協はこちら。http://zeh.or.jp
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写真は国交省の来年度概算要求に関する資料です。

ZEHについては、より高性能なZEHを経産省が支援し、標準的なZEHを環境省が支援し、中小工務店のZEHを国交省が支援するという制度となります。

三省バラバラのようにも見えますがそうではなくて、各省の予算をフルに動員して霞ヶ関をあげて推進しているという訳です。

加えて、さらに先導的なLCCM住宅の普及についても何らかの支援があると読み取れます。

LCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅とは、長期にわたり健康で安全で省エネルギーな居住に供し、LCCO2がマイナスになることを目指す住宅のことで、以下の4項目について高い水準で取り組むことが必要となります。

1.建物を構成する資源・資材に関する低炭素化や資源循環への配慮(建設時、維持修繕時)

2.健康的な生活と省エネルギーを両立させる高いシェルター機能(居住時)

3.省エネルギーを実現する高効率機器とCO2をオフセットする創エネ機器(居住時)

4.住宅の長寿命化や災害への備えに関する措置(供用期間(寿命))

国の方針を受けて、ZEH協ではLCCM住宅の普及についても取り組んで参ります。

詳しくは次の投稿で。^_^

※国交省の資料一式はこちら。
http://www.mlit.go.jp/common/001204156.pdf
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日本全国で高断熱住宅の普及を牽引してこられた鎌田先生が熊本に来られます。

滅多にない機会ですので九州の方はぜひどうぞ。^_^

詳しくはこちら。
http://www.glass-fiber.net/news/?p=397
本キャンペーンは国が進めるクールチョイス エコ住キャンペーンの一環で、高断熱なZEHの家に泊まってその快適性を体感してみませんか?というものです。

全国で10ヶ所のモデルハウスが選ばれ、無料で体験宿泊することができます。

これから寒い季節に入っていきますが、高断熱な住宅の暖かさで幸せを実感し、新築やリフォームの参考にしていただきたいという国のキャンペーンです。

壇蜜を断熱気密と掛けて、国も炎上を恐れず、捨て身のキャンペーンです!^_^

泊まると壇蜜さんのポスターくらいもらえるかも!?

お申し込みはこちら。
http://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/jutaku/zeh/

COOL CHOICE
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経産省主催のZEH支援事業調査発表会&ZEHビルダー連絡会の申込み受付が始まりました。

こちらです。
http://sii.or.jp/zeh29/conference.html

定員は東京が900名、大阪が400名という大きなイベントで例年ほぼ満席となります。

いずれの会場でも登壇し、ZEH協の活動内容についてご紹介させていただきます。

経産省、SIIとも連携して三方良しの活動を進めて参ります。

どうぞよろしくお願いします。^_^
昨日、福岡と熊本から社員が一同に会し、年に一度の経営計画検討会&内定式を実施しました。

新年度のスローガンは「働き方改革の推進」です。

※政府の計画概要はこちら。
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/pdf/20170328/05.pdf

掛け声だけでなくお手本となるレベルを目指し本当に実施します!

理念とビジョンを共有する社員の皆さんに心から感謝する一日でした。^_^
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メーカーの広報のような投稿ですが私自身が関心を持ちましたので紹介します。^_^

パナソニックから先月末に新商品発表され、詳しい話を聞いてきました。

ZEH時代のエコキュートの進化系とも言えます。

特徴は、ソーラーチャージ機能と言って、昼間の余剰電力をエコキュートの沸き上げに使用するという機能です。(これまでも類似の機能はありましたが実用に耐えうるレベルに今回達したようです)

具体的には、明日の天気予報が晴れの場合にスイッチを入れておくと、夜間の沸き上げを減らして、昼間の余剰電力で沸かすという仕組みです。(残念ながら自動化は未だ)

太陽光発電による余剰電力の高値での固定価格買取は原則10年で、その後の買取価格は10円前後と安くなることが予想されてます。

そうなると夜間電力でエコキュートを沸き上げ運転するよりも昼間の余剰電力をエコキュートの運転に使った方が割安となるわけです。

アフターFITの自家消費の三本柱は、蓄電池、EV、エコキュートと思いますが、前の二つは相当に投資が必要となりますが、エコキュートは標準仕様に組み込まれていきそうですので追加投資が不要です。

試算によれば、年間の給湯消費エネルギーも2〜3割は減らせそうです。

パナソニックの今回の新商品のうち特にNシリーズは、JIS効率を3.6とエネ計算で評価されるギリギリに設定し、多機能を排除しコスパ優先となっていますので、ZEHに大変適した商品になっています。

アフターFITの2019年問題も背景にあり、三菱、コロナ、日立、、、他社商品も今後、同様の方向性で進化して行くようです。

ZEHのライフサイクル経済メリットが大きくなる話で、ZEHに追い風となります。^_^

※パナソニックのニュースリリースはこちら。
http://news.panasonic.com/…/2…/09/jn170926-3/jn170926-3.html
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今日は学識経験者、メディア、霞ヶ関それぞれの立場からCOP23(11月、inドイツ ボン)の国際交渉の見通しについてレクチャーを受けました。

脱炭素社会に向けて世界は大きく舵を切っていますが日本での議論は未だに遅々としています。

私自身は、パリ協定を採択したCOP21の関連ビジネス会合に参加して以来、二年ぶり2回目の参加となります。

ご一緒する企業のメンバーも16社と倍増し、日本企業の関心の高まりを反映しています。

日本はこれまでのCOPで、気候変動リスク対策に消極的な国に贈られる化石賞を何度も受賞していて、その汚名をいつになったら返上出来るのか?

変革期には、ボトムアップで議論を積み上げるよりもトップダウンで進路を示すことが必要と思いました。

関心と議論が広がれば幸いです。

私が参加するツアーの主催団体日本気候リーダーズ・パートナーシップ(Japan-CLP)はこちら。
https://japan-clp.jp
COP23の公式サイトはこちら。
https://cop23.com.fj
議長国はフィジーで、開催地はドイツのボンです。
パリ協定を背景に世界経済のパラダイムが大きく変わりつつある中で、日本がどんどん後進国となっていることについて言及する記事が増えています。

再エネ、脱原発、電気自動車、炭素税(カーボンプライシング)、、、次々と押し寄せてくる大潮流。

住の分野も大きな関係がありますね。

住の基本を踏まえつつ、加速する時代の変化に備えたいと思います。

NIKKEI.COM
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お世話になっている公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)より案内がありましたので興味のある方にご紹介です。

気候変動の分野で世界の第一人者が来日されシンポジウム(同時通訳付)が開催されます。

パリ協定に基づく2度目標達成のための脱炭素社会の実現に向けて、日本の課題や方向性について議論されます。

詳しくはこちらです。^_^
https://www.iges.or.jp/jp/smo/kc/20171020.html
ここ数年間、弊社でも取り組んできたスマートウェルネス住宅等推進事業による断熱改修前後の血圧変動(健康影響)の考察がNHKの"ためしてガッテン"で取り上げられます。
慶応の伊香賀先生など出演されるようで楽しみです。^_^

WWW9.NHK.OR.JP