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東京都が全国に先駆けて国よりも早く新事業に乗り出しました。

リース、電力販売、屋根借り等により初期費用ゼロ円で設置する太陽光発電に対して、10万円/kWの補助を行うとのこと。

詳しくはこちら。
https://www.tokyo-co2down.jp/…/sub…/initial-cost0/index.html

ZEH推進の二極化が課題になる中、新しいプレーヤーとして実質ゼロ円モデルが注目されています。

国や他の自治体においても同様の支援がなされることを望みます。

※なお初期費用ゼロ円モデルは設置者の安心感を全面的に担保いたしますが、きちんと試算すると現金やローンで自ら投資した方がお得になる場合がありますのでご留意ください。
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一つ前の投稿にて「パリ協定に基づく日本の長期戦略」が決定したことをご紹介しましたが、それを受けて建築産業界のシンポジウムが開催されます。

未来を見据える建築関連産業の方々におススメの内容です。

日時:8月29日(木)13:30〜
主催:建築環境・省エネルギー機構(IBEC)
場所:建築会館
内容:チラシ
http://www.ibec.or.jp/GBF/doc/GBF10th.pdf
申込:
https://www.ibec.or.jp/cgi-…/…/greenbuild_forum10/entry.html

※本日より申込受付開始。満席が想定されますのでお申込みはお早めに。
※本フォーラムの裏方を務めている関係でお知らせいたします。
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「パリ協定に基づく日本の長期戦略」が閣議決定し、6/26に国連へ提出されました。

経済も社会も暮らしも大きく変わる予兆を感じます。

暮らしに関係する記述(31〜34頁)から抜粋して以下に紹介します。

関心と議論が広がれば幸いです。

「2050年までにカーボンニュートラルなくらしへの転換」

地域資源を持続可能な形で活用し、自立・分散型の社会を形成しつ つ広域的なネットワークにより、地域における脱炭素化と環境・経済・社会の統 合的向上による SDGs の達成を図る「地域循環共生圏」を創造し、そこにおいて は 2050 年までに、カーボンニュートラルで、かつレジリエントで快適な地域と くらしを実現することを目指す。

(a)住宅・建築物での取組

カーボンニュートラルなくらしへの転換のためには、住宅・建築物における取組が必要である。

住宅・建築物には、太陽光発電が導入されていることが 一般的となることを目指す。

住宅・建築物における太陽光発電は、需要と供給が一体となった利用を進め ることが重要である。

その際、太陽光発電は発電が可能な時間帯が集中 することを考慮し、電動車、ヒートポンプ式給湯器、燃料電池、コージェネレ ーション等の地域の特性に応じた普及とともに、住宅・ビルのエネルギー管理 システム(HEMS・BEMS)や ICT を用い、これらが、太陽光発電の発電量に合わ せて需給調整に活用されること(電気・熱・移動のセクターカップリング)が 一般的となることを目指す。

また、電動車の充電設備は、太陽光発電による発電時間と駐車時間を合致させることも考慮して配備を進める。これら住宅・建築物における取組により、電力システム全体の需給バランス確保に寄与する。

新築の住宅・建築物について、2030年度までに平均でエネルギー消費量が正 味でおおむねゼロ以下となる住宅・建築物(ZEH・ZEB)を実現することを目指すことを既に決定している。

さらに、新築住宅については、資材製造や建設段 階から解体・再利用までも含めたライフサイクル全体で、カーボン・マイナス となる住宅を普及させる。

既築住宅・建築物についても、地域の特性に応じ、 省エネルギーに資するリフォームや、住民自らが行う省エネルギー対策を促進 する。

そして、今世紀後半のできるだけ早期に住宅やオフィス等のストック平 均のエネルギー消費量を正味でおおむねゼロ以下(ZEH・ZEB相当)としていく ために必要となる建材、機器等の革新的な技術開発や普及を促す。

これらを推 進するため、賃貸住宅・建築物における、省エネルギー設備投資の出資者と受 益者の主体が異なること、いわゆるオーナー・テナント問題等を踏まえ、省エ ネルギー性能も含めた総合的な環境性能に関する評価・表示制度の充実・普及 等を促進する。

また、中小工務店の大工技能者を対象とする省エネルギー施工技術の習得に対する支援等により、各地域における中小工務店などの省エネル ギー住宅生産体制の整備・強化を推進する。

※長期戦略の原本はこちら。
https://www.env.go.jp/press/106869.html
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ZEHビルダーやSDGsに取り組む経営者への個人的なお勧め情報です。

何度かFBでご紹介しました環境省の中小企業向けSBT・再エネ100%目標設定支援事業の公募が始まりましたのでお知らせします。

http://www.env.go.jp/press/106932.html
これから取り組む企業が急速に増えていくと思われます。

関心が広がれば幸いです。

※もしご応募される方がいらっしゃいましたら、昨年度の採択事業者(写真はエコワークス目標値)としての感想などをお伝えしますのでお気軽にご連絡ください。
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いまHEAT20委員会による2019年報告会中ですが、断熱グレードG1、G2のさらに上位水準のG3が発表されました。

戸建住宅のUa値でなんと0.26(地域区分6)です。

G1が0.56、G2が0.46ですから相応に高い水準で設定されています。

目安としては、冬季の最低の体感温度が概ね15度を下回らないということです。(G1が10度、G2が13度。これらの試算は、6地域は部分間欠暖房が前提ですが、全館暖房であればより高い温度が推定されます)

エコワークスグループとしては現状でG3の比率が1割くらいですが、今後の実践について検討していきたいと思います。

※ちなみに2018年11月にWHO(世界保健機関)が発表した「住宅と健康に関するガイドライン」では、「住宅環境の改善は命を救い、病気を減らし、生活の質を高め、貧困を減らし、気候変動の影響を和らげ、SDGsの達成に貢献する」と明記され、健康へのリスクを回避するために「高気密・高断熱化」と「冬期の暖かい室内環境(18度)の実現」を強く勧告しています。WHOレポートはこちら。
https://apps.who.int/…/10…/277465/WHO-CED-PHE-18.10-eng.pdf…
近い将来、中小企業にも求められる動きになると思います。

温暖化ガス排出削減に圧力 企業、迫られる「1.5度」対策
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SDGsのゴール15「陸の豊かさも守ろう」の実践です。

エコワークスでは以前より森林認証木材の利用に取り組んで来ましたが、合わせて合法伐採木材の適正利用の体制も整えることとし、この度、事業者登録をいたしました。

クリーンウッド法への対応は義務では無いとはいえ、建築事業者は利用する木材の合法性を確認することに努めることが求められています。

このことは言わば未来の子どもたちからの要請ですね。^_^

クリーンウッド法の詳細はこちらです。
http://www.rinya.maff.go.jp/j/riyou/goho/index.html
国の未公表情報ですが、日経の報道によれば、メガソーラーなどの産業用の太陽光発電の固定価格買取制度は終了し、入札制度を取り入れた新制度へ2021年度から進化するようです。(何れにしても再エネ拡大の基本路線に変更はありません!)

なお住宅用の太陽光発電は、既存の制度を相応に踏襲する方針のようです。

2030年、ZEH標準化(新築住宅はほぼ全てZEH)のためには引き続き相当の支援が必要なのでホッとしました。

詳しくは国からの公表を待ちたいと思います。
NIKKEI.COM
欧州の主要三ヶ国が温暖化ガスの排出量削減に関するこれまでの目標を前倒しし、2050年までに実質ゼロにする目標(100%削減)を発表し始めています。

日本の目標は2050年80%削減ですが、国際世論を背景に国内での議論も始まっていくと思われます。

議論のスピードは私たち有権者の関心度に比例するのではないでしょうか?

2050年に目指すべき社会について関心と議論が広がれば幸いです。

ちなみにエコワークスとしては企業活動における排出量を2050年にゼロにすることを表明済みで実行計画の推進中です。

これはCSRではなく、持続可能な経営の必要条件の一つだと考えています。
NIKKEI.COM
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環境省の九州カンファレンスに登壇いたしました。

テーマは「脱炭素化の潮流と企業の取組事例」です。

エコワークスからの事例発表は昨年に目標設定した中小企業版2℃目標・RE100です。

関心のある方はこちら。
①カンファレンス概要
http://kyushu.env.go.jp/to_2019/6.html
②エコワークス発表資料
http://kyushu.env.go.jp/2_20190607_Oyama.pdf

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住宅用太陽光発電の卒FIT後における余剰電力に対する九電の買取価格が7円/kWhと公表されました。

今後、新電力が買取価格を少し高めに公表してくると思われますが、九電も仮想蓄電サービスを始める予定のようで、色々と選択肢が広がって良いですね。

お得な電気の使い方を知っている知らないで差がつく時代になりそうです。

詳しくはこちら。
http://www.kyuden.co.jp/press_h190606-1.html

添付の写真のユーザー向け説明資料はこちら。
http://www.kyuden.co.jp/var/rev0/0206/2061/145ngg36.pdf

※今からZEHを新築される方の卒FIT後の買取価格は10年後になってみないと分かりませんが今よりもさらに多様になると思います!^_^
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窓越しに中を覗くと、ヘッドカバーにもミッキーが描かれていて車両丸ごとミッキー仕様です。

JR九州では今年の5月から11月まで『Go! Waku Waku Trip with MICKEY』というキャンペーンを行っています。

中韓からのインバウンドも右肩上がりですが、国内各地からの観光客誘致にもつながるとハッピーですね。^_^

※ミッキー新幹線は毎日運行時刻が変わります。ご注意ください。
https://getraku.com/2681.html#20196