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過日、東京ビッグサイトで開催されたリフォーム産業フェアで省エネ改修をテーマに講演させていただきました。

写真は開演前ですが、最終的に100人の席に30人ほどだったでしょうか?

省エネ改修に絞ったテーマのためかガラガラの不人気講師です。

改めて省エネ改修市場が立ち上がっていないことを実感します。

経産省の省エネ小委員会の最新資料によれば、住宅の省エネ基準適合率の目標は新築と既築を合わせたストックベースで、2012年に6%だったものを、2030年には30%にするとされています。

仮に空き家を除いて5,000万戸と仮定すると、300万戸→1,500万戸となりますね。

このうち新築の適合率を想定すると2030年までに約1000万戸の適合住宅が新築されますので、1500-1000-300=200万戸は既築住宅の省エネ改修が必要となります。

となると、今から2030年までに年間平均10万戸の既築住宅を平成25年基準に適合させるような省エネ改修が必要となる計算です。

日本政府はこの数字をベースに年末のCOP21に温暖化ガス削減目標を2013年比で2030年に26%削減という目標を届け出の予定で、これは国際公約となります。

日本が届け出る目標は国際社会からは低過ぎると指摘されていますので、何れ外圧によって目標を引き上げざるを得ないと私は考えています。

そうなると、10万戸どころか、もっと沢山の省エネ改修が必要となります。

震災前の中央環境審議会では、低位目標で年間10万戸、中位目標で年間30万戸、高位目標で年間50万戸の省エネ改修が必要と試算されていました。

日本もドイツ並みのペースで省エネ改修をしないと国際公約に追いつかない可能性があるわけです。

現時点で恐らく年間で1万戸も無いような市場を如何に創出するのか?

今のお客様と未来の子どもたちのWinWinになるような省エネ改修ニーズを国や業界は創出できるのでしょうか?

未来の子どもたちから私たちの世代への要請を真摯に受け止めたいと思います。。。

※原則、講演はお断りしているのですが、省エネ改修市場の創出に少しでもお役にたてばと願いお引き受けしました。m(_ _)m












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