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安保法制にかかる話題で報道が埋め尽くされている最中の7月17日、ドサクサに紛れるが如く、日本が国連に提出する温暖化ガス削減目標が最終決定しました。

2030年に2013年比26%削減という目標です。

この目標の妥当性については年末のCOP21において国際的に議論されることになります。

欧米と比較して同等の数値に見えますが、原発事故後に火力発電がフル回転していた最も排出量の大きい年から比較するという姑息なテクニックです。

国際的に一般的な基準年の1990年から比較すると18%削減となり、先進国最低の目標となります。

これまでの日本の温暖化ガス削減キャンペーンは、チームマイナス6%もチャレンジ25も何れも1990年比でしたので、明らかに誤魔化しですね。

政府は国際的に遜色ない目標を作ったと胸をはって発表しましたが、小学生でも気づく基準年ずらしのトリックで笑止千万です。

残念ながらマスコミもこのことに対する批判は低調です。

温暖化ガス削減の国際的な公平性は最終的には累計総排出量の議論となります。

その観点から民間団体や研究者が政府目標より高い目標値(1990年比)を提言しています。

日本政府 18%

Japan-CLP 30%以上
http://japan-clp.jp/news/news_2015.html#150529
NPO気候ネットワーク 40〜50%
http://www.kikonet.org/…/public-comment-on-climate-target_2…
東北大明日香教授 54〜66%
http://m.huffpost.com/jp/entry/6796676
(お会いしたことがある先生です。とても純粋な研究者でいらっしゃいます)

子どもたちの世代にツケをまわすことになる政府目標を恥ずかしく思います。

とりかえしのつかないツケにならぬよう議論が拡がることを願います。












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