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2℃の次に話題にする数字は1兆トンです。

2℃未満に抑えるために世界が排出可能なCO2はおよそ1兆トンしか残っていないということです。

初めて聞く人も多いと思いますが私も最近勉強しました。

いま世界の毎年のCO2排出量は約300億トンです。

このままペースが変わらなければ300億トン×30年で約1兆トンですから30年余で達してしまうということです。

年間300億トンを単純に毎年5億トンずつ減らしたとすると毎年の排出は60年先にゼロになり、世界の累計排出量の増分が1兆トンに収まる計算です。

というわけで、およそ60年後の2080年〜2100年に二酸化炭素を排出しない社会に転換する必要があるというわけですね。

ですから2100年にゼロにすれば、それまでは大量に排出して良いということではなく、世界の累積排出量に上限があるということなのです。

石油や石炭を採掘できてもこれ以上は燃やさないという時代の到来の可能性を示唆しています。

日本の家庭や住宅はどうなるでしょうか?

2020年に新築の過半数をZEH、2030年に全新築平均でZEH、2050年には既築を含めて平均でZEHにする施策を目標としてこれから住宅における省エネと再エネの議論が進化します。

住宅は2100年でなく50年前倒しで2050年にはストック平均でCO2排出ゼロが議論されています。

いま私たちが建築している住宅は2050年頃には子どもや孫の世代が住み継いでくれています。

これから住まいをつくる人はお客様も建築屋も、子どもや孫の世代のことを考えて取り組む必要があるのだと思います。^_^

※二酸化炭素の累積排出量に上限があるという考え方をカーボンバジェット(炭素予算)と言います。詳しく学びたい方は
地球環境戦略研究機関IGESのレポートを紹介します。
http://www.iges.or.jp/jp/climate-energy/20140925.html

※図は私が応援しているNHKのミツバチげんちゃんのブログから転載しました。^_^
http://www.nhk.or.jp/ecochan-blog/200/214911.html












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