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12/9午後にパリ協定の合意文書の議長案が配布され、各国の閣僚参加のもと議論が進んでいます。(写真の通り私は会場の外から応援です。^_^)

深夜遅くまで会議は続いたようですが、日本からは丸川珠代環境大臣が出席され頑張っておられます。(それを隣で支えるKさんを始め裏方の皆さん、本当にお疲れ様です。)

パリ協定議長案の骨子を自分なりに①〜③にまとめました。ともに私見を記します。

①産業革命前からの気温上昇を2度未満に抑える。(1.5度案も併記)

→すでに0.85度上がってますので残りは僅かです。1.5度目標併記の案は画期的で、島しょ国や貧困国では1.5度でも海面上昇や水不足や食糧難による被害が甚大とのことです。今の世界各国の目標を足しても2.7度上昇と予測されていて、ただでさえ対策の強化が来年以降に議論される予定の中で、1.5度目標が議論されるということは低炭素革命とも言えるくらいの取り組みが必要であることを意味します。

②世界各国及び全世界の温暖化ガス削減目標を設定し、5年ごとに検証する。

→日本でも、京都議定書を背景にした現在の地球温暖化対策法案を大幅に見直すことになると思います。その後、住宅の省エネ施策にも法的影響を及ぼし、省エネ施策がさらに加速すると思われます。私も関わるZEH普及施策は今は政府方針として閣議決定しただけで法制化予定はありませんが、私はいずれ法制化せざるを得ないと思います。

③各国は2050年までの長期的な削減目標を策定する。

→住宅業界にとって長期的視点はとても大事ですね。遅ればせながらようやく日本でも2050年目標の議論を深める根拠が出来ます。EUの殆どは既に2050年までのロードマップがありますが、日本は2030年までしかありませんので早く作って欲しいです。長期優良住宅は一度作ると70〜100年は持ちますので当然の如く2050年を見通した住まいづくりが必要です。住まいを住み継ぐ未来の子どもたちのために、国や社会やエネルギー事情がどう変わるのを前提に住まいづくりを考えたいと思います!

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私の視察旅(現地12/6〜9)はこれで終わりです。残念ながら10時間後にはパリを発ち、最終合意は日本で見守ります。

今回の視察の機会はJapan-CLPの皆様を始め多くの方のお導きとご指導とお支えにより実現しました。

このような機会をいただいたことに心から感謝し、その感謝をエコワークスの環境活動を通じて微力ながら社会や皆様に恩返しさせていただければ幸いです。m(_ _)m

※写真はCOP21本会議場前にて。同行のJapan-CLPの事務局さんに撮ってもらいました。事務局の皆さんの下準備に心から感謝です。^_^












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