パリ協定を受けて地球温暖化対策計画の見直しが進んでいます。

先月の審議会でまとめられた地球温暖化対策計画の案が、内閣の地球温暖化対策推進本部にて承認され、いま公開意見募集がなされています。

案はパブコメを経て5月に閣議決定する予定です。

国民が意見を表明出来るのは、この公開意見募集(通称パブコメ)だけですので、日頃から意見のある方は出されると良いと思います。

この計画が国交省や経産省の省エネ施策の川上に位置しますので、未来を占う上でとても重要です。

案は全69頁ありますが、私たちの暮らしに近い家庭部門、住宅業界の関連のみ抜粋してみましたので参考になれば幸いです。

1)長期目標(6頁)

2050年までに80%の温暖化ガス排出削減を目指す。

2)中期目標(27頁)

家庭部門は、2030年度までに40%の温暖化ガス排出削減を目指す。(2013年度比)

3)国民運動の展開(1頁,47〜49頁)

地球温暖化問題は人類の生存基盤に関わる安全保障の問題であり、国民の危機意識の浸透と意識改革を図る。
国民運動「COOL CHOICE」や家庭エコ診断制度を普及する。

4)住宅の省エネ化(28頁)

①2020年までに新築住宅における省エネ基準適合の推進
②2020年までに既存住宅の断熱改修(省エネ改修)を倍増
③2020年までに新築戸建住宅の過半数のZEH化
④BELS等の普及

5)省エネ設備の普及(29頁)

①高効率照明、高効率給湯器等の普及
②HEMS、スマートメーターの普及

以上

地球温暖化対策計画(案)やパブコメ(3/15〜4/13)はこちら。
http://www.env.go.jp/press/102259.html
私は主に次の論点について意見を提出したいと思います。

「住宅業界の目標は殆どの項目において2020年までしか示されておらず、既に2030年や2050年の中長期目標が国全体として示される中で業界における議論が余りに不十分。住宅は一度建築してしまうと50〜100年と長期にわたり利用されるということから長期的なロードマップを示す必要があり、このままでは来るべきゼロ炭素社会に必要とされる省エネ性能を有しない負の資産を作り続けることになりかねず、国として国民としての損失につながることを強く懸念します。」

消費者の皆さんへ

住宅は子どもたちの世代に住み継ぐことになりますので、2050年のゼロ炭素社会に必要とされる省エネ性能(断熱性能等)を有する住宅を建てましょう!^_^












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