201609132.jpg
昨日、国の熊本地震原因分析委員会の報告書(案)が国土技術政策総合研究所のHPで公開されました。

木造住宅への提言の骨子は次の一文です。原文のまま引用。

「大きな被害のあった益城町中心部においても、住宅性能表示制度に基づく耐震等級(構造躯体 の倒壊等防止)が3のものには大きな損傷が見られず、大部分が無被害であった。このため、 消費者により高い耐震性能の選択肢を示す際には、住宅性能表示制度の活用が有効と考えられ る。」

かなり回りくどい表現ですね。。。

率直に書くと次のような表現になるはずです。

「熊本地震のような大規模地震の被災を想定する場合、住宅性能表示制度における耐震等級2以下では一定の損傷・損壊が想定され、無被害・軽破程度の被害に抑えるには耐震等級3が推奨される。」

熊本地震からの学びにオブラートは不要だと思います。

行政所管の委員会報告書はどうしても行政の立場を尊重した表現にならざるを得ないので、その行間を読み取って情報発信することが全国から支援を受けた恩返しと考えています。

委員会メンバーではないある著名な先生は耐震等級4を新設すべきと主張されていましたし、日経ホームビルダーの9月号の論説でも震度7でも住める家とするためには等級3に加えてさらに工夫が必要とされています。

議論が広がることを願います。^_^

報告書概要(案)の5-6頁
http://www.nilim.go.jp/…/kumam…/20160912pdf/0912shiryou1.pdf

報告書(案)の88頁
http://www.nilim.go.jp/…/kumam…/20160912pdf/0912shiryou2.pdf

報告書HP
http://www.nilim.go.jp/…/kumamotozisinn…/20160912shiryou.htm

報告会は9/29開催、参加申込はこちら。
http://www.nilim.go.jp/…/bcg/kisya/journal/kisya20160909.pdf












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://ecoworks.blog60.fc2.com/tb.php/1690-f455e5b3