吉田先生勉強会
建築家吉田桂二の設計勉強会

一昨日は連合設計社市谷事務所代表で建築家の吉田桂二先生による設計勉強会でした。戸建住宅設計の世界では、私は日本一の実務家の先生だと思います。建築家にありがちなデザイン偏重の設計でなく、生活者重視の設計思想はその著書でも多くの主婦層のファンがいます。過去の先生の作品は2000軒以上もあるそうですが、その中から近作をスライドでご紹介いただき、その設計思想についてお話を頂きました。

吉田先生の印象的なメッセージをご紹介します。

「設計は建て主さんとの戦いでもある。建て主は、建築の経験が無いだけに矛盾した要望を沢山持っている。その要望の非合理性を整理し、その矛盾を説明し、正しく誘導してあげることが大事。」とのお話でした。

このことは非常に難しい話で、設計士はついついお客様の矛盾した要望に迎合してしまいたくなります。お客様の意見に反対するようなことは大変申し上げづらいのですが、時にはそのようなことを申し上げることが、最終的にお住まい頂いた後に本当にご満足いただけることにつながることを信じて今後も設計提案を行って行きたいと思っています。

吉田先生交流会
勉強会後の懇親会にて(小生のお隣が吉田先生)

さて、吉田先生は喜寿を迎えられてもまだまだ現役で仕事をしていらっしゃいます。懇親会のときにそのコツは何かとお尋ねしますと「明日にやるべきことを今日きちんと考えておくこと。この習慣をみにつけること。人は仕事の納期をお客様から明示されるとついついギリギリにならないとやらない人が多い。そうではなくて予定納期より早めに仕上げてお客様に報告することが大事」とのお言葉を頂きました。

これも中々出来ることではありません。私は納期が定まった仕事をギリギリになって着手しギリギリに完成するようなことが良くあります。先達の教えには学ぶことが多くあります。吉田先生の教えを今一度かみ締め実践していきたいと念じた勉強会でした。












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://ecoworks.blog60.fc2.com/tb.php/338-921720f2