床下環境測定
床下環境測定前の私

昨日の早朝、OMで無い建物の冬の床下環境測定の目的で2軒のお客様宅を訪問しました。

写真は、床下をほふく前進する為の作業着姿の私です。

朝から小雪がちらつき、外気は3度です。下着にはユニクロのヒートテックを着込み、その上に仕事着を着て、その上につなぎの作業着を着ています。

まずは、一軒目の戸島のU様邸。7時という早朝にも関わらずU様にはニコニコ笑顔でお迎えいただき、ご協力に感謝です。

次に訪れたのは、花立のI様邸。奥様が「おはようございま~す。」と元気にお出迎えを頂き、その後、ご両親やご主人や子供達が起きてきて、私が床を這いずり回っているころに「お母さん、誰かお客さん?」と子供さんが聞いていたので、思わず床下から「お邪魔してます」と挨拶しそうになりました。

それぞれ30分ずつ位床下を這いずり回ってあちこち測定したのですが、分かりやすようにキッチン周りの温熱環境を比較すると次の通りです。なお、2軒とも、壁の断熱材はセルロースファイバ120mmで、OMは未設置です。

外気温 3.0度

キッチン周辺の温熱環境                     
                <床断熱> <基礎断熱>             
床下基礎土間の表面温度 11.7度   18.6度
床下気温           11.4度   16.4度
床裏の表面温度       12.6度   18.4度
床材の表面温度       14.0度   16.2度
室内気温           12.0度   11.5度
壁の表面温度        16.9度   17.4度

いずれも特徴的なのは、高断熱仕様になっていることから、日中の室温の余熱が床材や壁材の表面に蓄熱されており、朝方になって室内気温は自然換気により冷えこんでも床壁材の表面温度はさほど冷え込んでいないということです。

もう一つ、注目すべきデータですが、基礎断熱の場合の床下の環境は、16~18度です。これは地熱のお陰で、床下にいても全く寒くありません。床下が寒くないので、床材も冷えにくく床材の表面温度も16.2度もありました。

測定データについては、春に開催される自立循環型住宅研究会で発表予定です。快適な住まいの温熱環境作りのためには、理論だけでなく、現場での測定による考察が大事と考え、引き続き、さらに実地検証を深めたいと考えています。












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