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学会看板
日本臨床環境医学会

先週末は、日本臨床環境医学会の学会聴講で岡山出張でした。

日本臨床環境医学会は所謂お医者さんを中心とした学会で、シックハウスなどの室内環境と健康被害の関係を中心に様々な研究発表がなされます。参加者の9割以上が医師で、残りの1割は建築関係や設備関係などの方です。

私はほぼ毎年参加しており、健康住宅の科学的知見を得る場となっています。

医療の予防原則の立場から、シックハウス対策法が施行されたのは平成15年7月ですが、その施行に向けての医学的な検討の中心となった方々は、石川哲先生を初めとする同学会のメンバーでした。

私どもはシックハウス法が施行するよりも随分と前から、同学会に足を運び石川先生に師事し、建材から揮発する化学物質と健康被害の臨床例を学び、当時はまだまだ社会問題化していませんでしたが、お客様のためにあるべき住まいづくりのあり方を追求し、法令の施行の7年前の平成8年頃から同法の基準を大きくクリアする住まいづくりに取り組んできました。

当初は世の中でシックハウス対策という概念がありませんでしたので、業界関係者から訝しがられることもありましたが、今は常識になっています。

室内環境と健康被害の問題は、法令が出来る前に学会で議論されることが多いので、私どもは常に学会での研究発表の事例を学びながら、住まいづくりのあり方を追求していきたいと考えています。

学会会場
学会の会場

今回もシックハウスの実際の被害者であられる方の発表がありその切実な報告に心が痛みました。偶然に同じ姓の小山さんという方だったのですが、シックハウスから発達障害につながる体験をもとに、NPOを立ち上げて広く啓蒙活動に取り組んでおられるとのことでした。(同NPOのHPはこちら

新産グループでは、少しでも化学物質の揮発の少ない建材を使用することを基本に住まいづくりに取り組んでいます。

合板、特にラワン合板や針葉樹合板は接着面積が大きく接着剤の使用量が多いことから長期間にわたって化学物質の揮発があります。その有害性については、ホルムアルデヒドを代表とするいくつかの化学物質について基準が定められ規制がなされていますが、法律はあくまでも最低ラインであってそれを守れば必ず健康かというと全くそうではありません。

そんなわけで、私どもでは、原則として床の下や壁の中の下地への合板試行をしないことを基本としています。(一部僅かですが例外がありますので正確には担当者へお尋ね下さい。)

「笑顔の未来へ」

これが今回の学会のテーマでした。

未来の子供たちの笑顔のために、エコワークスは取り組んでいます。

地球温暖化対策も目的は同じなのです。












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