自宅太陽光発電
OMソーラーの自宅に設置した太陽光発電

※下記数値報告に付き安全側に若干修正しました。

先週、OMソーラーハウスの自宅に後付で太陽光発電(シャープ製4.16Kw)を設置しました。

ご承知のように民主党は太陽光発電による電気の買取を全量買取制度へ転換し、さらに太陽光発電の普及を進めるという方針です。現状の余剰分のみ買い取る制度でも、買取単価が48円/kwと約2倍になったことから実質的に投資を回収するのに、10年(政府試算)~15年(固めの弊社試算)と短期化され、経済的メリットが見込まれるようになりつつあります。

では、OMソーラーと太陽光発電のどちらを選ぶべきか?またOMソーラーハウスに太陽電池を後付したらどうなるか?OMの集熱効果が減じられるのでは無いか?という悩ましい問題が浮かび上がってきます。

そこで、我が家のOMソーラーの屋根面に太陽光発電を後付設置し、集熱温度の比較を試みることにしました。OM本部からパソコンでOMの温度を時系列的に記録するOMモニターソフトを購入し、太陽光発電の設置前後それぞれ数日間の比較をしてみました。具体的には、外気→棟温の上昇温度を、晴天時かつ正午頃の平均データで比較しました。

<OM集熱面による上昇温度の比較>
 太陽光発電設置“前” 1/27~1/28 約+45℃~50℃
 太陽光発電設置“後” 2/06~2/07 約+40℃前後

結果は、OMによる集熱空気の上昇温度は1割~2割程度しか下がっていないという事で、言い換えれば、その時点の集熱量は1割~2割程度しか減じられていないといえます。

上昇温度は、天候(日照)や屋根面積やガラス集熱面積などいくつかの要素が関係してきますので、あくまでも私の自宅での事例であり保証値ではありませんが、およその目安にはしていただけると思います。もともとOMの集熱のおよそ2/3はガラス集熱面によるといわれており、予備集熱面は1/3程度の働きをしています。その予備集熱がゼロになれば3割程度の上昇温度の低下を招くのではと心配しておりましたので、実際には1割~2割程度で減少幅は予想以上に低かったといえます。

これは、冬季でも太陽光発電パネルの裏側は相応に暖まっているがゆえに、パネル裏側からの輻射熱によりOMの予備集熱面が暖められているためと推測されます。このことは昨年4月1日のブログで報告した実験でも実は予見していました。ブログでは測定温度は公開しませんでしたが、実証データも確保出来たことからここに初公開いたします。

平成21年3月下旬の晴天時(最高気温13℃)

13:30<太陽光発電の裏側温度:ダンボールに寝かせて裏側に熱がこもる状態で測定>
       表面 裏面
 シャープ 48℃ 56℃
 京セラ  49℃ 59℃
 ホンダ  53℃ 62℃

15:30<宙に浮かした状態で裏側からの放熱を促進させた状態で測定>
       表面 裏面
 シャープ 33℃ 39℃
 京セラ  35℃ 40℃
 ホンダ  36℃ 42℃

これらの実験から推測しますと、冬季晴天時においては太陽光発電パネルの裏側は、外気温よりも約30~50℃も上昇するということです。

さらに面白いことに、表面温度よりも裏面温度の方が、6~10℃高い結果となっています。これは裏面側には発電時の発熱のエネルギーが影響していると推測されます。

これらの考察と実証実験の結果、エコワークスとしては、OMソーラー+太陽光発電(後付)のハイブリッドエコハウスについても積極的に推奨をして参りたいと思います。

太陽光発電のエネルギー効率は約15~20%、太陽熱利用システム(太陽熱温水器やOMなど)のエネルギー効率は約40%と言われ、熱利用の方がエネルギーの利用効率が高いことが専門家筋の間では知られています。OMソーラーと太陽光発電の併用により、エネルギー効率の最大化を図り、快適性と経済性を極大化するご提案を志向していきたいと考えています。

太陽光発電は後からでも設置可能ですが、OMソーラーは新築時にしか設置が出来ません。

まずは、OMソーラーをご選択いただき、初期投資可能額(ご予算)を考慮しながら新築時に太陽光発電を同時施工するか、又は、後日に後施工するかをご検討されてみてはいかがでしょうか?

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2016.07.06 07:00  | # [ 編集 ]












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